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04【資料2】新型コロナワクチンの接種について (49 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000192554_00021.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第31回 3/24)《厚生労働省》
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2.本日の論点:【3】新型コロナワクチンの4回目接種について(1)3回目接種の有効性の持続期間等

新型コロナワクチン4回目接種の有効性(感染予防効果、重症化予防効果)
3回目接種から4か月以上経過した60歳以上の者において、オミクロン株流行下におけるファイザー社ワクチン4回目
接種により1.9倍の感染予防効果及び4.0倍の重症化予防効果が得られたとの査読前の研究報告がある。

3回目接種から4か月以上経過した場合と比較した4回目接種の
感染予防効果及び重症化予防効果

Bar-On et al1(preprint, 2022)
研究デザイン:オミクロン株流行下の2022年1月15日から2022年1月
27日(感染予防効果)または2022年1月21日(重症化予防効果)の期
間で4か月以上前にファイザー社ワクチン3回接種を完了した60歳以上
1,138,681人において、4回目接種から12日以上経過した者(治療群)
と4回目接種後3-7日経過した者(対照群)※でイスラエル保健省データ
ベースを使用し、感染予防効果及び発症予防効果の後ろ向きコホート
研究を行った。
※4回目接種後ではあるが、ワクチンの効果が十分でない群。4回目接種を受ける者と受けない

者の間のバイアスに対処するために、4回目接種を受ける者を対照群と設定。

研究結果:4回目接種群vs 対照群において、
・感染例の発生率1.9 分の1 [95%CI 1.8-2.0]
・重症例の発生率4.0 分の1 [2.2-7.5]

* Study Period:オミクロン株流行下の以下の時期。
* 感染例:2022年1月15日-2022年1月27日
*

1.

* 重症例:2022年1月15日-2022年1月21日

* データ抽出:2022年1月29日(イスラエル保健省データベースを使用)

重症化は、NIHの定義である、安静時呼吸数>30回/分、室内気でSpO2<94%、P/F<300のいずれか

Bar-On YM, Goldberg Y, Mandel M, et al. Protection by 4th dose of BNT162b2 against Omicron in Israel. medRxiv. Published online January 1, 2022:2022.02.01.22270232.doi:10.1101/2022.02.01.22270232

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