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資料1 新たな地域医療構想に関する論点について (33 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40882.html
出典情報 新たな地域医療構想等に関する検討会(第6回 6/21)《厚生労働省》
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新たな地域医療構想の論点(案)②
新たな地域医療構想の主な論点(案)②
(2)外来医療、在宅医療
○ 現行の地域医療構想では、将来の病床の必要量を踏まえ、各構想区域で病床の機能分化・連携が議論されているが、外来や在宅医
療等を含めた、地域の医療提供体制全体の議論が不十分。外来医療、在宅医療、看取り等について、地域ごとに現状や将来の需要推
計を踏まえ、将来の医療提供体制のあるべき姿を議論することについて、どのように考えるか。現状投影のほか、改革モデル等の複
数シナリオの推計をどう考えるか。
○ 2040年頃を見据えると、地域によって、外来需要は減少又は横ばい、在宅需要は増加が見込まれ、医師の高齢化や人材確保等が課
題となる中、身近な地域で日常的な診療の総合的・継続的実施や在宅医療の提供等を行う「かかりつけ医機能を担う医療機関」や「専
門外来中心の医療機関」の連携、地域の病床・介護施設等の資源量も踏まえた在宅医療の強化や後方支援病床の確保等を行い、地域
で必要な医療機能を確保していくことをどう考えるか。特に過疎地域では人口減少や医療従事者不足等が懸念される中で、地域に
よって、高齢者の集住やコンパクトシティ等の取組とあわせて、拠点となる医療機関からの医師の派遣、巡回診療、オンライン診療、
ヘルスケアモビリティの活用等により、必要な医療機能をどのように維持していくか。
○ 高齢者の増加に伴い、地域における初期救急体制をどのように確保するか。
○ 在宅医療の推進等における市町村の役割について、どのように考えるか。
○ 死亡数の増加に伴う看取りの体制強化やACPの推進について、どのように対応するか。
など
(3)医療・介護連携
○ 地域における介護医療院・老健・特養・高齢者住まい等の医療の提供(日常的な診療、急変時の対応、看取り等)の状況を把握し
て、医療と介護の連携の強化をどのように図っていくか。介護施設等における医療の提供(日常的な診療、急変時の対応、看取り
等)について、地域医療構想からどう考えるか。
○ 医療と介護の連携強化に向けて、情報連携、入退院支援の強化、急変時の対応の地域のルールづくりなど、どのような対応が考え
られるか。
○ 介護保険事業計画との整合性の確保をさらに推進すべきではないか。
○ 介護保険や在宅医療・介護連携推進事業等の運営・実施主体である市町村の役割について、どのように考えるか。
など
(4)人材確保
○ 2040年頃を見据え、人材確保が困難になると見込まれる中、医療従事者の需給を勘案して、地域の医療提供体制の検討を行うこと
について、どのように考えるか。
○ 医療従事者の不足に対応するため、医療機関の集約化やICT等の活用による医療従事者の効率的な配置、専門職間のタスクシフト
など、どのような対応が考えられるか。
○ 限られた医療資源の中で効率的な医療提供体制を確保するため、医療DX、遠隔医療、オンライン診療、地域医療連携推進法人制度
など、どのような対応が考えられるか。
など

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