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資料1 新たな地域医療構想に関する論点について (56 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40882.html
出典情報 新たな地域医療構想等に関する検討会(第6回 6/21)《厚生労働省》
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令和6年5月8日
認知症施策推進関係者会議
(第2回)二宮氏提出資料

資料


2022-2023年の調査におけるMCIまたは認知症の有病率は27.8%(MCI 15.5%+認知症12.3%)であり、
2012年の厚生労働省の報告の28.0%(MCI 13.0%+認知症15.0%)と比べ大きな変化を認めなかった。
MCIから認知症へ進展した者の割合が低下した可能性
喫煙率の全体的な低下、中年期~高齢早期の高血圧や糖尿病、脂質異常などの生活習慣病管理の改善、
健康に関する情報や教育の普及による健康意識の変化などにより、認知機能低下の進行が抑制され、認
知症の有病率が低下した可能性
(参考情報)
成人の喫煙率は全体的には減少している。
減塩の推進や降圧薬の普及により平均血圧も1970年代以降低下傾向にある。
1990年代よりHMG-CoA還元酵素阻害薬等の高脂血症薬による治療が徐々に普及している。
糖尿病が強く疑われる者の頻度は、50歳以上の男性および70歳以上の女性では上昇傾向にあるが、
50歳代および60歳代の女性では、2010年以降徐々に低下傾向を認めている。
糖尿病の治療・管理方法は2000年代以降低血糖をきたしにくい糖尿病治療が望まれるようになり、
DPP4-阻害薬やメトホルミンの処方数が増加した
2017年の内閣府による高齢者の健康に関する調査によると、調査対象者の9割以上が栄養や身体活
動、自身の健康などの健康活動に「特に心がけていることがある」と回答している。

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