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【資料4】特区制度を利用した救急救命処置の先行的な実証に向けた調査・検討会業務報告 (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41901.html
出典情報 救急医療の現場における医療関係職種の在り方 に関する検討会ワーキンググループ(第6回 7/29)《厚生労働省》
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<各論④>
アドレナリン筋肉内注射の器具(エピペン使用法、シリンジ法)の検討2
エピペン
使用
資器材

① エピペン
(酒精綿)

新規
搭載資器材
有効期限
使用頻度

エピペン2本or4本
(0.3mg、0.15mg)×2
10か月~1年程度
1000搬送に1回程度か?



経費
(配備に要する
もののみ)

20,406円/救急車1台・年
(=0.3mg:10,203円×2本)
※予備を含め各2本常備した場合



薬剤管理

勤務開始前の薬剤点検など
1種類分の管理の負担が増す



投与準備



準備時間
技術難易度








薬剤量調整

10

筋肉注射の
技術難易度

11

針刺し事故

12

訓練

13

小児への
対応




薬剤の使用期限等を確認
安全キャップを外す
数秒程度で簡易
調整不可であり高体重の傷病者には薬剤が足り
ない場合もあり得る
投与量の間違いは生じにくい
簡易

アドレナリンプレフィルドシリンジ
「アドレナリン注0.1%シリンジ「テルモ」」®



備考

アドレナリンシリンジ
注射針(23G)
(酒精綿)

注射針(23G)2本
3年程度
100搬送に1回程度か?
230円/救急車1台・年
(=アドレナリンシリンジ314円×2本÷3年+注射針10
円×2本/年)
※予備を含め計2本配備した場合
心肺停止に対する薬剤と共通のため
管理の負担は増えない
① 薬剤の使用期限等を確認
② シリンジのキャップを外し、注射針を取り付ける
③ 余剰の薬液を廃棄する
20秒程度で簡易
エピペンに比べればやや手間
0.1mg単位で調整可能
(下限は0.2mg)
投与量の間違いが生じ得る
揺れる車内では注意が必要

粗な計算

薬剤の確認時
間を除く

簡易

事故は起きにくいが、起きた場合は薬剤が誤注入される
針刺し事故リスクがエピペンに比べるとやや高い
危険がある
不要(すでに実施している)
新たに必要(1時間程度)
小学生以上は0.3mg製剤で対応
小学生、中学生以上などと投与量を調整が可能
未就学児を対象とする場合は
未就学児(20kg以下)は対応できない
エピペン(0.15mg製剤)を用いる

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