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参考資料4 「ヒト胚の取扱いに関する基本的考え方」見直し等に係る報告(第三次)~研究用新規胚の作成を伴うゲノム編集技術等の利用等について~(令和4年2月1日 総合科学技術・イノベーション会議) (45 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/2019/12/mext_00048.html
出典情報 ヒト受精胚等へのゲノム編集技術等を用いる研究に関する合同会議(第1回 3/30)《文部科学省》
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物の個体発生は有性生殖によるもので、この場合、受精卵が卵割をくり返して胚を形成
し(初期発生:early development)、さらに成体へと変化・成長する過程のみならず、
配偶子形成すなわち卵の成熟と精子形成の過程や受精過程も発生の重要な段階と考えら
れる。(南山堂医学大辞典 18 版、1,678 頁)
【パブリックコメント】
行政機関が政策の立案等を行おうとする際にその案を公表し、この案に対して広く国
民・事業者等から意見や情報を提出してもらう機会を設け、行政機関は、提出された意
見等を考慮して最終的な意思決定を行うという手続き。
特に、国の行政機関が新たな規制を設けようとしたり、それまで行っていた規制の内
容を改めたり、規制を廃止しようとする場合には、そのような機会を設けなければなら
ないことを閣議決定(平成 11 年3月 23 日)し、平成 11 年4月から実施している。
本手続は、国民・事業者等の多様な意見・情報・専門知識を行政機関が把握するとと
もに、行政の意思決定過程における公正の確保と透明性の向上を図ることを目的として
いる。
(総務省 規制の設定又は改廃に係る意見提出手続(いわゆるパブリックコメント手続))
【不妊】
正常な性生活を営んで 2 年以上経過しても妊娠しない状態のこと。不妊とよく似た言
葉に不育症があるが、これは、妊娠はするが、流産、早産、死産などを繰り返し、生児
が得られない状態をいい、広義の不妊といえる。
(日経BP社、日経バイオ最新用語辞典
第5版、721 頁)
【分化】
受精卵が分割し個体になる過程(発生)や、植物の不定胚などが植物体に再生する過
程で、細胞が組織ごとに特殊化していくこと。
1 個の受精卵や植物細胞から、その個体のすべての組織を形成する細胞が分化してく
る。これらの細胞は、あらゆる組織の細胞に分化できる能力と同時に、分化を自ら制御
して正常個体に発生するプログラムの両者を備えている。このような能力を全能性とい
う。(日経BP社、日経バイオ最新用語辞典第5版、748 頁)
【平滑筋】
消化器(食道、胃、腸など)、呼吸器(気管、気管支など)、生殖器(子宮、卵管、精
管など)の壁と血管壁にみられ、緊張の保持と収縮にあずかる不随意筋。
(南山堂医学大
辞典 18 版、1,895 頁)
【母体保護法】
不妊手術及び人工妊娠中絶に関する事項を定め、母体保護を目的とする法律。1996 年、
優生保護法を改正。(広辞苑第5版、2,460 頁)
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