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参考資料4 「ヒト胚の取扱いに関する基本的考え方」見直し等に係る報告(第三次)~研究用新規胚の作成を伴うゲノム編集技術等の利用等について~(令和4年2月1日 総合科学技術・イノベーション会議) (89 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/2019/12/mext_00048.html
出典情報 ヒト受精胚等へのゲノム編集技術等を用いる研究に関する合同会議(第1回 3/30)《文部科学省》
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後の生殖細胞の作成に関する基礎的な研究の蓄積を踏まえることが必要との
認識等から容認していない。「ヒトの幹細胞から作成される生殖細胞を用い
るヒト胚の作成について(中間まとめ)」(平成 27 年 9 月 9 日生命倫理専門
調査会)※7においては、関係研究の進捗状況を踏まえ、検討を再開すべき時
期に達した場合、中間まとめを起点に議論を開始し、速やかに最終的な結論
を導いていくこととしており、幹細胞由来の生殖細胞を用いるヒト胚作成に
ついて、特に疾患研究における有用性に鑑み、その扱いについて今後検討す
べきである。
※7

ヒトの幹細胞から作成される生殖細胞を用いるヒト胚の作成について(中間まとめ)(平

成 27 年 9 月 9 日)
○今回、生命倫理専門調査会としては、正常性、安全性の確認を研究目的とするヒト胚(擬似
胚)の作成を検討対象とし、当該ヒト胚の作成の許容要件については、
「平成16年の基本
的考え方」の“ヒト受精胚の取扱いの基本原則”の考え方を踏襲し整理することとした。
○結論として、生殖細胞の作成研究は着実に進展しているが、現時点では、特定の生命科学や
医学上の知見を得るためにヒト胚の作成が必要と言える研究段階には達しておらず、また、
研究の進む方向を見極める必要がある段階と考えられることから、その許容条件等を新た
に提示すべき状況にはないものと整理する。
○一方で、当該ヒト胚の作成が容認され、関係研究がさらに進展した場合には、当該ヒト胚の
動物の胎内への移植、生殖補助医療への応用などの倫理的課題が生じてくると想定される。
しかし、これらは、
「平成16年の基本的考え方」の枠を超えるものであり、ヒト胚利用の
限界を画する必要性が生じる事項であると考えられる。また、動物の研究利用の在り方、生
殖補助医療規制の在り方等との関連における、総合的な議論は要請されるものであると考
えられる。将来、生命倫理専門調査会において、これらに対し何らかの方向性を示す場合に
は、その基盤として、広く国民一般、研究者コミュニティにおける議論の蓄積が必要な事項
であることは疑いないことと考えられる。
○関係研究は、何かを契機に急速に進展する可能性又は何かの障害で頓挫する可能性は、いず
れも否定できないと考えられる。検討を再開すべき時期に達した場合、ここを起点に議論を
開始し、速やかに最終的な結論を導いていくため、今回の現時点迄の議論を、
「中間まとめ」
として整理しておくこととする。検討を再開すべき時期に達した場合とは、例えば、関係研
究のなかで作成される細胞が、減数分裂の段階に至った場合と考えられる。
○なお、関係研究に想定外の流れが生じた場合は、これを起点として議論を開始すべきかどう
かから議論を開始するものであるとも認識するものである。
○さらに、生命倫理専門調査会は、今回の議論を「中間まとめ」として公表することにより、
国民一般、研究コミュニティの関心を喚起することを期待している。とりわけ関係学会等に
おいては、広く科学的・倫理的・社会的観点から、開かれた形での議論を積極的に主導する
ことを期待している。

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