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【小林委員提出資料】 (19 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43447.html
出典情報 社会保障審議会介護給付費分科会(第242回 9/12)《厚生労働省》
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環境の変化・被害の有無
17

2

①で
「受けた」
と答えた方へ それはどのようなことですか(複数回答)
月給制組合員

時給制組合員

(n=987)

(n=402)

74. 2 %

61. 9 %

精神的暴力

36. 1 %

32. 1 %

身体的暴力

31. 1 %

36. 8 %

セクシャルハラスメント

0. 9 %

1. 5 %

その他

ハラスメントの具体的内容
●排泄介助中に男性利用者(認知症などない方)から恋人

がいるのか聞かれたり、必要以上に陰部を触るように言
われたり、胸を触られたことがありました。また、夜勤に

1 人で対応中、必要以上にナースコールを押し続けられ、
希望通りに対応したものの、立腹して大声を出され、家族

様に
「扱いが悪い」
など苦情の電話をされたことがあります。

〈入所系介護員〉

●杖を振り回す。過剰なナースコール。物を投げつける。噛

みつく。無理やりキスを要求する。胸を触られる。利用者
の希望で商品を購入したにもかかわらず、家族がそれを

認めず、スタッフに買い取りを求めるなど、家族からの理
不尽な苦情を受けた。

〈入所系介護員〉

●あからさまに性的な話をする。また、介護保険上でできな
いこと(買い物代行のついでに宝くじを買う、使用してい

ないベランダのそうじ)をお伝えしたが、正座を強要され、

15 分間怒鳴られた。

〈訪問系介護員〉

●移乗介助時、体に指を立てて強くつかまれたり、血が出る
ほど噛みつかれる、足を強く踏まれる。キャリーバッグで

殴られる。蹴られる。

〈看護職〉

●蹴られたり、腕を強くつかまれる、爪を立てられ傷がつく

など。また、排泄時や入浴介助時に大騒ぎをされると、業
務として接してはいるが、まるでこちらが虐待をしている

かのような気持ちになる。いくらひどい状態でも家族が

認めないと精神科等の受診が進まず、結局現場の介護職

は日々我慢の連続。ケアマネジャー、看護職は関わらない

ため、
ハラスメントがあっても他人事になっている場面が多い。

〈入所系介護員〉

●介護の職は賃金が安いと思われており、他の職に就けな
かったのかと言われた。学がないと思われている。他の職
員さんとの比較もつらい。

〈訪問系介護員〉

●利用者から殴られた。利用者から暴言を吐かれた。
〈デイサービス送迎〉

回答者の約 2 割が直近 2 年以内でハラスメントを受けています
16 -① 2018 年以降の職場や法人の環境の変化


17 -① 直近 2 年以内でご利用者・ご家族から何らかの


「変わった」は月給 制 組合員 39.2%、時 給 制 組合員

ハラスメントを受けたか

38.5% でした。一方、「変わらない」は月給制組合員

時給制組合員の 20.8% が受けていました。そのハラ

月給制組合員の 26.8%、

56.0%、時給制組合員 53.0% となっています。

スメントの内容(

16 -② どのように変わったか について最も多く挙げ


する・怒鳴る

られたのは、月給制組合員は「相談窓口ができた」、

員ともに最も多いものの、身体的暴力とセクシャルハ

時給制組合員は「ハラスメント研修が行われるように

ラスメントもそれぞれ 30% 以上となっており、決して

なった・回数が増えた」となっています。

少なくありません。

- ②)は「精神的暴力(大声を発

など)」が月給制組合員・時給制組合

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