予防接種基本計画に おけ る 予防 接種に 関す る 施 策の 基本的 理念等に つ い て
○ 基本計画における予防接種に関する施策の基本的理念は「予防接種・ワクチンで防げる疾患は予防すること」であり、
新たなワクチン開発の目標として、「感染症の発生及びまん延の予防のため、医療ニーズ及び疾病負荷等を踏まえ、疫学
情報を基に感染症対策に必要な新たなワクチンの研究開発の推進を図る」ことが掲げられている。
予防接種法
（予防接種基本計画）
第三条 厚生労働大臣は、予防接種に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るため、予防接種に関する基本的な計画
（以下この章及び第二十四条第二号において「予防接種基本計画」という。）を定めなければならない。
２～５ （略）
予防接種に関する基本的な計画
第１ 予防接種に関する施策の総合的かつ計画的な推進に関する基本的な方向
１ 予防接種に関する施策の基本的理念
（前略）我が国の予防接種施策の基本的な理念は「予防接種・ワクチンで防げる疾病は予防すること」とし、また、国は、予防
接種施策の推進に当たっては、感染症の発生及びまん延の予防の効果並びに副反応による健康被害のリスクについて、利用可能
な疫学情報を含めた科学的根拠を基に比較衡量することとする。
第３ 予防接種に関する施策の総合的かつ計画的な推進に係る目標に関する事項
１～３ （略）
４ 新たなワクチンの開発
国は、国民の健康保持並びに感染症の発生及びまん延の予防のため、医療ニーズ及び疾病負荷等を踏まえ、疫学情報を基に
感染症対策に必要な新たなワクチンの研究開発の推進を図る。（後略）
第５ 予防接種の研究開発の推進及びワクチンの供給の確保に関する施策を推進するための基本的事項
１ 基本的考え方
（前略）「予防接種・ワクチンで防げる疾病は予防すること」という基本的な理念の下、ワクチンの研究開発を推進する。（後略）
２～４ （略）

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