障害者の出会いや結婚、子育て等の支援について

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自主事業によりサポートする取組例
自主事業、グループホーム、自立生活援助

自主事業、グループホーム、自立生活援助における支援の取組
➢ 障害者を対象とした会員制の独自の自主事業に取り組んでおり、障害者の出会いや交際、
結婚、夫婦・パートナー生活、子育てについてサポート
➢ 交際中カップル数十組、結婚・パートナー生活数十世帯、子どものいる家族数世帯がいる
➢ 自主事業が障害者の結婚や子育て等に対する支援を実施し、グループホームや自立生活援
助の職員が当該自主事業の職員と連携を図ることにより、利用者の結婚や出産、子育てに
おける支援を行っている
障害者の出会いや結婚、子育て等の支援に
特化した自主事業

交際や結婚生活の見守り、子育て支援など
自主事業による幅広い支援

• 以下のような独自の自主事業により、障害者

• 自主事業の職員は、家族とも連携を図り、交

の出会いや交際、結婚、夫婦・パートナー生

際や結婚後の生活を訪問や相談に乗るなどを

活、子育てについて、サポートを実施。

しながら温かく見守るということや、結婚の

＜概要＞

際の後押し・両家顔合わせなどの幅広い支援

➢ 会員制の事業であり、他の法人の利用者

を実施。

も登録可能

➢ 障害がある方が対象。会員のほとんどが
障害支援区分１以上の方

• 子育て世帯における子どもへの支援も自主事
業による職員等が中心となり、利用者の学校
との面談やPTA関係、子どもの病院受診、成

➢ 会員約数百名のうち、交際中カップルは

長見守り、服薬管理などにおけるサポートの

数十組、結婚・パートナー生活は数十世

ほか、市町村の母子保健部署や子育て支援機

帯、子どものいる家族は数世帯

関との連携なども実施。

➢ 職員数十人（専任職員数名。残りは各グ
ループホームなどの職員が兼務）

子どもの状況に応じて、グループホームの毎
週の会議に自主事業の職員が参加。

➢ お付合いマナーや性に関する講座開催、
恋活や子育て家族交流などの各種イベン
ト開催、悩み相談や面談、手続きやライ
フイベント等の様々な支援を実施。イベ

ントは年間約30回開催

個別事例の状況
〔世帯の状況：賃貸住宅にて同棲〕
【利用者本人談：出会いに関して】
男性：知的障害（区分なし）30代
出会い後にボーリングや食事会、映画な
女性：知的障害（区分なし）20代
ど３回ほどの自主事業のイベントに参加し
【同棲に当たっての支援状況】
て、仲が深まった。
男性は元々グループホームにいたが、両親の理解
最初の出会いから付き合うまでの過程を
を得て、同棲するためにグループホームから退居し
考えると自主事業からの支援は大事だと思
た。同棲を開始したタイミングで男性への自立生活
う。やはり自分たちだけで動くとなると出
援助による支援を開始し、現在は自立生活援助の職
会いなどは難しいと思う。
員が週に１回程度の訪問をしながら、見守りや相談
見守りや相談支援
等の支援がされている。
自立生活援助事業所
自主事業の職員もパートナー間でのすれ違いにつ
自主事業
03 いて、摺合わせの支援を実施してきた。
（現在の支援状況）
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