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参考資料1 障害者の希望を踏まえた結婚、出産、子育てに係る支援の推進について (13 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44451.html
出典情報 社会保障審議会・こども家庭審議会 社会保障審議会障害者部会(第142回 10/22)こども家庭審議会障害児支援部会(第7回 10/22)(合同会議)《厚生労働省》
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グループホームにおける子育て中の利用者に対する

子育て支援機関と連携した支援の取組例
グループホーム

グループホームにおける支援事例
➢ グループホームの数十名の利用者のうち、2組の子育て中の利用者世帯がいる
➢ グループホームとして借り上げた賃貸アパート等で、知的障害を有する両親と、その子ど
もが同居生活
➢ これまで数組の子育て中の利用者世帯を支援し、うち複数の世帯が一般アパート等に転居
➢ 利用者から子育てについての希望があった場合には、グループホームの職員が子育てに伴
う困難な面も含めて情報提供し、本人たちの意思を丁寧に確認した上で、その意思を尊重
した支援を実施
グループホーム職員による
子育て中の利用者への支援内容

市町村の保健師や
家庭児童相談室等との連携

• グループホーム職員が、居室への巡回訪問等

• 乳幼児期は、市町村の保健師がグループホー

を行い、見守り、生活上の相談助言や金銭管

ムへ定期的に訪問することで、見守りや子育

理等の支援を実施。

てに関する助言などの継続的な支援が行われ

• 子どもに関する家事等は基本的には利用者が

ている。
• また、市町村の家庭児童相談室の職員による

行っているが、食事は子ども分も含め食材配

利用者の子育てに関する相談対応や見守り等

送サービス等により対応。
• また、グループホーム職員が子育て支援に係

が行われている。

る関係機関との調整や必要なつなぎを実施。

• 具体的には、グループホーム職員と必要な連

• なお、グループホームから一般のアパート等

携をしつつ、各機関の支援者により、利用者

に転居を希望した場合は、住居の確保などの

の居室への定期的な訪問、保育所等の利用手

支援を行っている。

続きの支援、学校での保護者面談同席などの

ほか、利用者への必要な助言が行われている。

個別事例の状況

【利用者本人談】
市町村の家庭児童相談室の職員に月1回定期的に訪問してもらっており、色々と相談している。
子どもの学校との面談にも同行してもらい、担任の先生に対して一緒に学校における生活状況等
についても相談してくれている。子どもの学力の問題など、学校生活のことで困ったときに心強
いと感じている。
不安はあり、すぐには難しいと思うが、将来的にはグループホームを退居して自立した生活を
送ってみたい。
子どもの養育に関する
相談

〔世帯の状況:グループホーム〕
父:知的障害(区分3)30代、就労あり
母:知的障害(区分4)30代、就労あり
子:小学生

子どもの養育に関する
見守りや定期的な訪問、
学校等の面談への同行

生活上の相談対応や
金銭管理、食事提供、
行政手続き等の支援

家庭児童
相談室
連絡調整、
つなぎの支援

グループホーム

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