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資料1-2 ベポタスチンのリスク区分について[5.2MB] (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44308.html
出典情報 薬事審議会 医薬品等安全対策部会(令和6年度第2回 10/24)《厚生労働省》
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(3)
「効能・効果」について調査期間中に収集した 3,308 例については以下のとおり。
効能・効果

頻度

その他の内容

「花粉、ハウスダスト

91.6%

(室内塵)などによるア

(3,029/3,308)

レルギー症状」(添付文書
どおり)
「花粉、ハウスダスト

5.9%

全 272 例の内訳

(室内塵)などによるア

(196/3,308)

・アレルギー関連症状((「かゆみ」

レルギー症状」

150 例、「蕁麻疹」49 例、
「アレルギ



ー症状」15 例、
「皮膚炎」7 例、
「湿

その他(添付文書以外)

疹」5 例)


その他(添付文書以外)

2.3%

・他は、「鼻症状」「虫さされ」、「か

(76/3,308)

ぜ」、「耳づまり」「処方薬からの切
り替え」等

回答なし

0.2%(7/3,308)

・添付文書通りと回答した使用者は 91.6%で、その他(添付文書以外)と重複回答された
使用者を含めると 97.5%であった。一部においてその他(添付文書以外)の使用が見られ
た。
・「効能・効果」を逸脱した事例について副作用の発現状況は調査全体の発現と同様の傾
向であった。また、特に注目すべき副作用等はみられなかった。
(4)「してはいけないこと」「相談すること」「用法・用量(使用期間を含む。)」「効能・
効果」を逸脱して使用した事例について、社内の一般用医薬品医療情報担当者に対して本
剤の適正使用に関する研修を適宜実施している。
また、納入した薬局全店に対して、チェックシート、使用者向け説明書、説明文書などを
同梱した「適正使用セット」により適正使用に係る情報提供を行うとともに、併せて一部
の小売企業においては製造販売後安全性調査の手順動画を企業内で共有いただき、適正使
用並びに安全性に関する情報を提供している。
今後の対策として、製造販売後安全性調査において、腎臓病患者の服用、他のアレルギ
ー用薬や抗ヒスタミン薬を含む内服薬の併用、1 日量を超えた服用など適正使用の逸脱例
がみられた、また、比較的多くの高齢者も使用されたため、販売店向け情報提供資料の配
布などを通じて、更なる適正使用の推進を図っていく。

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