よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1 新たな地域医療構想の現時点の検討状況について(報告) (100 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_45510.html
出典情報 社会保障審議会 医療部会(第112回 11/15)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

令和6年9月30日第9回新たな地域医療構想等に関する検討会

新たな地域医療構想において精神医療を位置付ける場合の課題等に関する
検討プロジェクトチームの開催について(案)

○ 精神保健医療福祉については、平成16年9月に精神保健福祉本部(本部長:厚生労働大臣)で策定された「精神保健医療福
祉の改革ビジョン」において「入院医療中心から地域生活中心へ」という理念が示されて以降、様々な施策が行われてきた。
○ 特に、精神入院医療のあり方については、「良質かつ適切な精神障害者に対する医療の提供を確保するための指針」(平成
26年3月告示)等により、精神障害者の退院促進及び地域移行・地域生活支援、精神科病院における病床の適正化及び機能
分化等を重要な方向性と位置づけ施策を進めてきている。
○ また、精神障害者の一層の地域移行を進めるための地域づくりを推進する観点から、精神障害者が地域の一員として安心し
て自分らしい暮らしができるよう、「精神障害にも対応した地域包括ケアシステム」を構築し重層的な支援体制を整備して
いくこととしている。
○ このような中、新たな地域医療構想については、2040年頃を見据え、医療・介護の複合ニーズを抱える85歳以上人口の増大
や現役世代の減少等に対応できるよう、病院のみならず、かかりつけ医機能や在宅医療、医療・介護連携等を含め、地域の医
療提供体制全体の地域医療構想として検討することを目的に、新たな地域医療構想等に関する検討会で検討を進めている。
○ 精神医療については現行の地域医療構想では精神病床の病床機能報告や将来の必要量の推計等は行われていないところ、こ
れまでの精神医療に関する施策等を踏まえ、精神医療の専門家をはじめとする有識者が参画して専門的な検討を行うプロ
ジェクトチームを開催して、新たな地域医療構想において精神医療を位置付ける場合の課題等に関する検討を行い、本検討
会に検討結果を報告いただくこととしてはどうか。
<新たな地域医療構想において精神医療を位置付ける場合の課題等に関する検討プロジェクトチーム>
○ 検討事項
・ 新たな地域医療構想において精神医療を位置付ける場合の課題等
○ 構成員
・ 精神医療の専門家、一般医療の専門家、自治体、当事者、学識者等
○ スケジュール
・ 10~11月に議論を行い、11~12月に本検討会に検討結果を報告
100