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資料1 新たな地域医療構想の現時点の検討状況について(報告) (51 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_45510.html
出典情報 社会保障審議会 医療部会(第112回 11/15)《厚生労働省》
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令和6年10月17日第10回新たな地域医療構想等に関する検討会資料

広域的な観点に係る医療機関機能について(案)②



医療提供体制を維持するための医師派遣機能については、より広域な観点から、都道府県が関与して医師を派
遣する場合のほか、大学医局やその他の病院から医師を派遣する場合がある。医育機能については、大学病院
本院では、卒前教育に加えて、多くの専門医研修プログラム、その他の医療従事者への教育等を通じて、地域
において幅広く質の高い人材の育成を担っている。



広域な観点で診療を行う機能のうち、移植医療や難病に係る医療は大学病院本院が中心的な役割を担っている
が、救命救急センターや総合周産期母子医療センターはその他の病院が一定の役割を担うケースも多い。



広域な観点から求められる医療機関機能としては、広域な観点で担う常勤医師や代診医の派遣、医師の卒前・
卒後教育や看護師の育成及び広域な観点が求められる診療を総合的に行う機能について、大学病院本院が担う
【医育及び広域診療機能】として位置づけることとしてはどうか。その際、こうした機能を確保するため、大
学病院本院と都道府県が必要な連携を行うことを求めてはどうか。



その他の病院についても、医師の派遣、救命救急センターや総合周産期母子医療センター等の二次医療圏等の
範囲を超えた総合的な機能を有する医療機関については、【救急医療等の急性期の医療を広く提供する機能】
等を発揮する中で、広域な観点での診療、人材の育成、医師の確保等についての議論や国民・患者への共有に
資するよう、こうした機能を有することやその実績について報告することとしてはどうか。

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