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資料1 新たな地域医療構想の現時点の検討状況について(報告) (54 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_45510.html
出典情報 社会保障審議会 医療部会(第112回 11/15)《厚生労働省》
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令和6年9月30日第9回新たな地域医療構想等に関する検討会資料
令和6年8月26日第7回新たな地域医療構想等に関する検討会資料

病床機能報告制度


令和6年3月29日新たな地域医療構想等に関する検討会資料

各医療機関は、毎年、病棟単位( 有床診療所の場合は施設単位)で、医療機能の「現状」と「今後の
方向」を、自ら1つ選択して、都道府県に報告。病棟には様々な病期の患者が入院していることから、
当該病棟でいずれかのうち最も多い割合の患者を報告することを基本とする。

医療機能の名称

高度急性期機能

医療機能の内容
○急性期の患者に対し、状態の早期安定化に向けて、診療密度が特に高い医療を提供する機能

※高度急性期機能に該当すると考えられる病棟の例
救命救急病棟、集中治療室、ハイケアユニット、新生児集中治療室、新生児治療回復室、小児集中治療室、総合
周産期集中治療室であるなど、急性期の患者に対して診療密度が特に高い医療を提供する病棟

急性期機能

○急性期の患者に対し、状態の早期安定化に向けて、医療を提供する機能

回復期機能

○急性期を経過した患者への在宅復帰に向けた医療やリハビリテーションを提供する機能。
○特に、急性期を経過した脳血管疾患や大腿骨頚部骨折等の患者に対し、ADLの向上や在宅復帰
を目的としたリハビリテーションを集中的に提供する機能(回復期リハビリテーション機能)

慢性期機能

○長期にわたり療養が必要な患者を入院させる機能
○長期にわたり療養が必要な重度の障害者(重度の意識障害者を含む。)、筋ジストロフィー患者
又は難病患者等を入院させる機能



回復期機能については、「リハビリテーションを提供する機能」や「回復期リハビリテーション機能」のみではなく、リハビリテーションを提供していなくても「急性期を
経過した患者への在宅復帰に向けた医療」を提供している場合には、回復期機能を選択できる。
○ 地域包括ケア病棟については、当該病棟が主に回復期機能を提供している場合は、回復期機能を選択し、主に急性期機能を提供している場合は急性期機能を選択するなど、
個々の病棟の役割や入院患者の状態に照らして、医療機能を適切に選択する。
○ 特定機能病院においても、病棟の機能の選択に当たっては、一律に高度急性期機能を選択するのではなく、個々の病棟の役割や入院患者の状態に照らして、医療機能を適切
に選択する。

(病棟の患者構成イメージ)






「高度急性期機能」

高度急性期状態の患者
急性期状態の患者
回復期状態の患者
慢性期状態の患者

「急性期機能」
「回復期機能」
「慢性期機能」

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