よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1 新たな地域医療構想の現時点の検討状況について(報告) (47 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_45510.html
出典情報 社会保障審議会 医療部会(第112回 11/15)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

令和6年9月30日第9回新たな地域医療構想等に関する検討会資料

回復期医療について(案)②

• 現行の病床機能報告の【回復期】は、急性期を経過した患者への在宅復帰に向けた医療やリハビリテーションを
提供する機能、特に、急性期を経過した脳血管疾患や大腿骨頸部骨折等の患者に対し、ADLの向上や在宅復帰
を目的としたリハビリテーションを集中的に提供する機能と定義してきた。回復期を担う主な病床として、回復
期リハビリテーション病棟と地域包括ケア病棟があるが、回復期リハビリテーション病棟は急性期後の集中的な
リハビリを担っており、地域包括ケア病棟は、急性期後のリハビリだけでなく、高齢者の急性期疾患にも対応し
ている。在宅医療や外来医療を含め「治し、支える」医療を目指す中、急性期の治療後の速やかな在宅復帰が重
要であり、2040年に向けて増加する高齢者救急の受け皿として、これまでの【急性期】と【回復期】の機能をあ
わせもつことが重要となること等を踏まえ、病床機能報告の【回復期】については、急性期の機能の一部も担う
こととして位置付け、名称や定義を変更することについて、どのように考えるか。<詳細は後述>
• リハビリテーションに係る医療のあり方については、地域において「治し、支える」医療を実現できるよう、入
院での早期のリハビリや集中的なリハビリが効果的な場合は入院でのリハビリを提供しつつ、その他の場合は、
他施設とも連携しながら外来・在宅等での提供も含め、患者の身体機能等に応じて適切な場でリハビリを提供す
ることが必要ではないか。

47