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【資料1】マイナ保険証の利用促進等について (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_56697.html
出典情報 社会保障審議会 医療保険部会(第193回 4/3)《厚生労働省》
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次期顔認証付きカードリーダーについて


現行の顔認証付きカードリーダーは、医療DXの基盤となるオンライン資格確認を行うための重要なインフラとして普及を
推進し、概ねすべての医療機関等へ導入が完了。



マイナ保険証を基本とする仕組みへの移行も踏まえ、更なるカードリーダーの利便性向上のため、保守期限の到来(令和8
年3月末から順次)に向けて次の規格の顔認証付きカードリーダーの仕様を令和7年2月17日に公表し、メーカーを公募。
令和8年夏頃から販売開始見込み。
次期顔認証付きカードリーダーの仕様に係る検討方針
マイナ保険証での資格確認に当たっては、顔認証が医療機関・薬局に浸透しつつある中、現状では引き続き顔認証付きカード
リーダーが必要であり、これまでの運用での課題や今後のニーズを踏まえ、患者・医療機関双方の利便性が向上されるよう、
カードリーダーの製造に当たっての要件を追加しつつ、性能改善を図る。

現行のカードリーダーの運用上の課題・ニーズ
• 今後搭載予定のスマホ用電子証明書の読み取りには一部機種
しか対応していない(外付けの汎用カードリーダーが必要)
• 視覚障害者が一人でカードリーダー上の操作(顔認証、暗証
番号の入力等)を行うことが困難

次期顔認証付きカードリーダーでの対応
• 顔認証付きカードリーダー単体でのスマホ用電子証明書の読
み取りに対応
• 認証状況やエラーの発生に関する音声案内機能
• 操作手順に関する音声案内機能、テンキー搭載( ※ )

• 端末によって画面(特に同意ボタン)がバラバラで操作しづ
らい、高齢者にとっては文字が判読しづらい

• 画面レイアウトの統一や、視認性、操作性の改善等による
ユーザビリティの向上

• 顔認証やその他の場面でエラーが起きて受付に時間がかかる

• 顔認証精度の向上による顔認証エラーの低減、エラー時の自
動再接続による復旧時間の短縮 等

このほか、接続エラー低減のための端末接続部の耐久性強化や、複数台の顔認証付きCRを1台の資格確認端末(PC)に対して接続する等の性能改善も実施。

※販売価格の増加が想定されるため、要件として強く推奨しつつも、最終的な搭載有無はメーカー判断

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