よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


【資料1】マイナ保険証の利用促進等について (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_56697.html
出典情報 社会保障審議会 医療保険部会(第193回 4/3)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

円滑な移行に向けた対応について
昨年12月以降の後期高齢者の利用状況

○ 後期高齢者については、マイナ保険証への移行に一定期間要すると見込まれることや、75歳到達や転居に伴う後
期高齢者医療への加入に際し、本人が十分認識しないまま、現行の保険証が失効しマイナ保険証のみになるケー
スがあると考えられることから、令和7年7月末の年次更新までの間は、暫定的にマイナ保険証の有無に関わらず、
保険証が失効した被保険者に対して、申請を待たずに資格確認書を交付している。


昨年12月以降、高齢者のマイナ保険証の利用率は上昇しているものの、後期高齢者の利用率は相対的に低い状況。
後期高齢者の発行済み保険証は今年7月末に一斉に有効期限を迎えるため、そのタイミングで、資格確認書の交付
を求める方からの申請が、市町村の窓口に集中する恐れがある。
※昨年12月のマイナ保険証利用率

65~69歳:33.5%



85歳以上:17.2%

来年夏まで暫定的な運用の継続
○ 後期高齢者については、円滑に移行する観点から、デジタルとアナログの併用期間を確保するため、令和8年夏
までの1年間、マイナ保険証の保有状況に関わらず資格確認書を交付する暫定運用を継続する。
○ あわせて、高齢者も含めたマイナ保険証の利用環境の整備、利便性向上の観点から、以下の取組を行う。
(高齢者向けの周知広報)
・ マイナ保険証の利用促進のリーフレットの送付、高齢者向けのマイナ保険証の説明動画

(利用環境の整備)
・ 顔認証・暗証番号入力が難しい方でも対応できるよう、目視モードの利用改善に向けた改修
・ スマートフォンへのマイナ保険証機能の搭載を可能とする
(利用シーンの拡大)
・ 救急現場におけるマイナ保険証活用の全国展開を推進


15