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資料2-1 地域における薬剤師サービスの提供について (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25300.html
出典情報 薬剤師の養成及び資質向上に関する検討会 薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ(第4回 4/19)《厚生労働省》
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現 場 の 薬 剤 師 と の 意 見 交 換 会 の 概 要 ( 地 域 に お け る 薬 剤 師 サ ー ビ ス の 提 供 ② )参考
 医療機関との連携




医師等の医療従事者との連携では顔の見える関係が重要。当該薬局での勤務が長いベテランの方が連携が取りやすい。
医療機関のがん専門薬剤師を講師とした勉強会で症例検討を行っている。普段から顔の見える関係性が構築されることにより、連携
が取りやすくなった。待っているのではなく、薬局発信で積極的な連携が必要。
病院に疑義照会の窓口とは別に薬局薬剤師からの質問等を病院薬剤師が受け付ける窓口(PCCP(pharmacist counseling
center for pharmaceutical care))が設置されている。患者情報を共有し、服薬指導等に役立てることができている。

 他の薬局との連携内容





研修会等で薬局間の連携。連携が構築されると、他の薬局を利用する患者に関する質問をしやすい。
自薬局で無菌調剤の研修会を実施することより、在宅医療で他薬局と連携強化が図ることができた。
夜間・休日の対応や薬局間小分け等医薬品供給に関する協力。
無菌調剤室の共同利用。

 セルフメディケーションの支援の取組み






地域包括支援センター等と連携し、地域のサロン等で体組織測定、講演会等を実施している。
薬局内で体組成測定会や薬・栄養相談会を定期的に実施している。
患者の相談内容に応じて対応できる一般用医薬品等があると、患者は何かがあればこの薬局に相談しようと思ってもらえる。
自薬局で取り扱っていない一般用医薬品等であっても、知識がある場合は他店での購入を勧めている。
主訴ごとに受診勧奨する症状をリスト化した症状チェックリストを作成し、活用している。

 一般用医薬品等の販売、セルフメディケーションの支援の普及のために必要な取組み







一般用医薬品等の販売については、他の店舗(特にドラッグストア)との差別化が必要。価格の面で近隣のドラッグストアにはかなわ
ない。どのように他店と差別化を図るかが重要。他店で扱っていない商品の取り扱い等、店舗としての特色を意識している。相談の質
の向上は必須。
薬局の健康サポート機能を患者に啓発する。例えば、近隣住民を対象に健康やセルフメディケーションの支援をテーマとして啓発を続
け、薬局に相談という意識を持ってもらう。住民との日々のかかわりが重要。
薬剤師が一般用医薬品等に対する知識が不足しており、一般用医薬品等の知識が必要。
スイッチOTC医薬品の増加。薬局で扱い慣れている成分であれば、患者に自信を持って説明できる。
規模の小さい店舗で多くの品目を取り揃えることは難しい。地域の薬剤師会等が主体となって仕入れることなどにより、ラインナップの充
実を図るのも一案。
12
セルフメディケーション税制の周知と簡素化。