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資料2-1 地域における薬剤師サービスの提供について (22 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25300.html
出典情報 薬剤師の養成及び資質向上に関する検討会 薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ(第4回 4/19)《厚生労働省》
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(2)③ 地域における医薬品提供体制を確保するための薬局の体制整備

平成30年5月9日 第5回
医薬品医療機器制度部会 資料1

退院時における患者の薬剤管理情報の共有
医療機関
医師・薬剤師

患者が退院した後、引き続き地域の薬局におい
て安心して調剤や訪問薬剤管理等を受けられ
るよう、必要となる情報を提供する。

退院時に
「薬剤管理情報提供書」
を薬局に提供

薬剤管理情報提供書※における項目
※事前に医療機関と薬局等の関係者で作成
① 入院病名や治療経過
② 退院時処方
③ 検査値
④ 服薬管理についての情報

地域包括ケア
職種間の相談等
に活用
クリニック医師

薬局・薬剤師

適切な薬学的
管理・指導に活用

訪問看護師等

事業効果

 薬は誰が管理しているか
 薬物治療への理解や不安をお持ちでないか
 剤型は、PTPシートのままで良いか、一包化や
粉砕が必要か
 過去の薬でのアレルギーはないか
 服用や使用にあたっての介助の必要性
 薬局の薬剤師への依頼事項 ・・・など

⑤ 日常生活面のこと、他職種の連絡先など
ケアマネジャー等

入院時の具体的な服薬管理の情報が把握でき、より効果的な服薬指導の継続的な実施につながったほか、関係職種と連携する上
で、相談等に応じる際にこれらの情報を活用できた。
(参考:事業報告書のアンケートより抜粋)
・継続した投薬管理指導が受けられるので安心できる。(患者)
・来局時の患者からの自己申告ではなく、服薬の理解度の実態などが分かる。(薬局)
・退院後、服薬管理をする際に必要な情報や入院以前からの薬物アレルギーについて詳しく伝達できることができる。(医療機関(薬剤部))

※平成29年度患者のための薬局ビジョン推進事業(大阪府) 22