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資料2-1 地域における薬剤師サービスの提供について (51 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25300.html
出典情報 薬剤師の養成及び資質向上に関する検討会 薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ(第4回 4/19)《厚生労働省》
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モバイルファーマシー(災害対策医薬品供給車両)

○ 医薬品保管庫、冷蔵庫、調剤棚、分包機など調剤を行うための設備を有する特殊車両
○ バッテリーや発電機、給水タンクなども有し、災害被災地でも自立的に活動できる
○ 東日本大震災の際に、医薬品は確保できても、調剤設備が確保できなかった状況があったことを踏まえ、宮城
県薬剤師会とバンテック社(埼玉)が独自に開発。平成24年に全国で初めて導入された。
○ 現在、宮城を始め、大分、岡山、岐阜薬科大学など15箇所以上で導入されている。
○ 平成30年7月豪雨の際、広島県呉市でモバイルファーマシーでの調剤が行われ、被災者を支援した。

○ 僻地や離島などにおいて医薬品供給体制を確保する観点から、岐阜薬科大学などで僻地医療におけるモバイル
ファーマシーの活用に関する研究が行われている。
○ 薬剤師法では、調剤が、異物等の混入のおそれのない、必要な技術操作が可能な設備で行われることが必要
であることから、災害時などで不可能な場合や在宅医療での訪問調剤を除き、薬局以外の場所での調剤を禁止
しており、モバイルファーマシーの活用にあたっては、構造設備等の要件等を踏まえ、議論が必要。
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