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○歯科医療(その1)について-8 (59 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00100.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第485回  8/4)《厚生労働省》
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中 医 協

歯科口腔保健の推進に係るう蝕対策ワーキンググループ 報告書 抜粋
令和元年6月4日

総 - 7

元 . 1 1 . 1 3

〇 わが国のう蝕有病率は、乳幼児・学齢期は改善傾向にあるものの、いずれのライフステー
ジにおいても、依然として高い。
〇 う蝕は単一因子による疾患ではなく、食習慣や生活習慣、家庭環境等の社会的要因や個
人のリスク要因等が複合的に重積して生じているものであり、 地域間や社会経済的な要因
による健康格差も生じている。
〇 具体的なう蝕予防対策としては、フッ化物の応用 (フッ化物洗口、フッ化物塗布 、フッ化
物配合歯磨剤等)、シーラント、歯科保健指導等が効果的であるとされている。
〇 さらに、う蝕は、適切な対策により発症を予防し、進行を抑制することが可能であることか
ら、 全てのライフステージを通して、患者の状況に合わせた歯科医療機関におけるう蝕の
予防・重症化予防のための指導管理等が求められる。 このような対応を早期に行うため
に、 生涯を通じた歯科健診の充実等を検討し、必要な場合には、かかりつけ歯科医等へ円
滑につなげる体制の構築や保健指導の充実、う蝕の予防の指導管理等が必要な患者に十
分対応できるようかかりつけ歯科医等への支援等を検討すべきである。

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