資料3 薬学教育モデル・コア・カリキュラム 令和4年度改訂版(素案)(令和4年5月30日時点) (21 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/117/siryo/mext_00002.html |
出典情報 | 薬学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会(第3回 5/30)《文部科学省》 |
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B-2-1 対人援助職としての薬剤師
<ねらい>
患者や患者家族はもとより、多様な職種、地域・社会の人々との対話を通じて相手の心理・社
会的背景を理解し、信頼関係を構築するためのコミュニケーション能力を醸成する。
「他領域・項目とのつながり」
この小項目を学ぶ前後を通じて関連する項目
「C 基礎薬学」、「D 医療薬学」、「E 衛生薬学・公衆衛生薬学」「F 臨床薬学」
<学習目標>
1)患者の話を傾聴する適切な態度について、自らの言葉で説明する。
2)患者の情報を聴取する適切な質問法について、自らの言葉で説明する。
3)患者の行動変容につながる適切な対応について、自らの言葉で説明する。
4)対人関係に影響を及ぼす心理的要因について、自らの言葉で説明する。
5)自身の対人交流やコミュニケーションの特徴について、自らの言葉で説明する。
6)バッドニュースを患者や家族に伝える方法について、自らの言葉で説明する。
7)医療事故や重篤な副作用で苦痛を抱える患者・患者家族の心情に寄り添い、支援するための
対応について討議し、自らの考えを述べる。
8)対人援助職として多角的な視点を持つ重要性について討議し、自らの考えを述べる。
9)コミュニケーション能力を醸成するための学習方法について、自らの言葉で説明する。
<学習事項> 例示
(1)コミュニケーションの基本(構成要素、一方向的・双方向的コミュニケーション、言語・
非言語コミュニケーション等)
(2)傾聴、受容、共感等
(3)開放型質問・閉鎖型質問等
(4)動機づけ、行動変容アプローチ等
(5)対人認知、印象形成、バランス理論等
(6)自己概念、自己理解・他者理解、交流分析理論等
(7)わかりやすい説明、情報の伝え方
(8)バッドニュースの伝え方(SPIKES 等)
(9)ナラティブコミュニケーション、メタ認知
(10)模擬患者参加型学習、アクティブラーニング、スモールグループディスカッション、ファ
シリテーション、フィードバック等
<評価の指針 重点>
4、5、6、7
B-2-2 多職種連携・協働とチーム医療
<ねらい>
21