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資料3 薬学教育モデル・コア・カリキュラム 令和4年度改訂版(素案)(令和4年5月30日時点) (85 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/117/siryo/mext_00002.html
出典情報 薬学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会(第3回 5/30)《文部科学省》
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て、比較・評価する。
<学習事項> 例示
(1)医薬品情報の加工・提供・管理・発信
(2)情報を取り扱う上での注意点(知的所有権、守秘義務など)
(3)医薬品の比較評価(同種同効薬比較、先発後発比較など)
<評価の指針
4

重点>

D-3-5 患者情報
<ねらい>
患者からの基本となる情報を収集、評価、記録することで、個々の患者に提供される医療にお
ける意思決定を行い、最適な薬物治療を提供する。
「他領域・項目とのつながり」
この小項目を学ぶために関連の強い項目
「B-1 薬剤師の責務」、
「B-5 情報・科学技術の活用」
この小項目を学んだ後につなげる項目
「F-1 薬物治療の実践」
、「F-2 医療マネジメント・医療安全の実践」

「F-3 地域医療・公衆
衛生への貢献」
<学習目標>
1) 患者情報(一般的な情報と個別最適化に必要な情報)を挙げ、薬物治療を検討する上での意
味を説明する。
2) 患者基本情報の情報源と媒体を挙げ、その管理と取り扱いを説明する。
3)問題志向型システム(POS)の意義を理解し、SOAP 形式などで患者情報の記録をする。
4)患者情報を評価し、薬物療法を検討する際に考慮すべき内容を抽出する。
5)患者情報の取扱いにおける守秘義務と個人情報保護に配慮した管理の重要性を説明する。
<学習事項> 例示
(1)一般的な患者情報(現病歴、既往歴、受診歴、アレルギー歴、副作用歴から病識や薬識な
ど)
(2)薬物療法の個別最適化に必要な患者情報(遺伝的素因、臓器障害、年齢的要因:高齢者、
小児、乳児、生理的要因:妊婦、授乳婦、体質、体格、生活環境要因:出産、育児、介護、
など)
(3) 患者情報の媒体と管理(ICT(Information and Communication Technology)化を含む)、
取扱いと管理
<評価の指針
4

重点>

D-4 薬の生体内運命
D-4-1 薬物の体内動態
85