資料3 薬学教育モデル・コア・カリキュラム 令和4年度改訂版(素案)(令和4年5月30日時点) (46 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/117/siryo/mext_00002.html |
出典情報 | 薬学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会(第3回 5/30)《文部科学省》 |
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(3)錯体
<評価の指針
1、3、4
重点>
C-4 薬学の中の医薬品化学
C-4-1 官能基の性質
<ねらい>
化学物質を含む医薬品の性質の多くは官能基によってもたらされる。分子間に働く相互作用及
び有機化合物の基本的性質の学習内容をもとに、有機化合物に含まれる官能基の構造や性質と関
連付けて、分子の全体的あるいは部分的な化学的特徴を類推するための基本的能力を付与する。
「他領域・項目とのつながり」
この小項目を学ぶために関連の強い項目
「B-4 医薬品等の規制(B-4-2 医薬品等の品質、有効性、安全性の確保)」
、「C-1 化学物質
の物理化学的性質(C-1-1 化学結合と化学物質・タンパク質間相互作用)」、「C-3 薬学の中
の有機化学(C-3-1 物質の基本的性質、C-3-2 有機化合物の立体化学、C-3-3 有機化合物の
基本構造と反応性、C-3-4 有機化合物の特性に基づく構造解析)」
この小項目を学んだ後につなげる項目
「C-4 薬学の中の医薬品化学(C-4-2 生体分子とその反応、C-4-3 標的分子とその相互作用、
C-4-4 医薬品のコンポーネント、C-4-5 代表的疾患の治療薬とその作用機序)
」
、「C-5 薬学
の中の天然物化学、生薬学(C-5-2 天然由来医薬品各論)」、「D-3 医療における意思決定に
必要な医薬品情報(D-3-3 医薬品情報の評価と解析、D-3-4 医薬品情報の応用)」
、「D-4 薬
の生体内運命(D-4-1 薬物の体内動態)」、「D-5 製剤化のサイエンス(D-5-1 製剤設計)」、
「F-1 薬物治療の実践(F-1-1 薬物治療の個別最適化)」
<学習目標>
1)有機化合物に含まれる官能基の構造、性質、分子間相互作用等を理解する。
2)医薬品の構造、特に官能基から物理化学的性質を類推できる。
<学習事項> 例示
(1)電子的効果・立体的効果
(2)酸性・塩基性
(3)親油性・親水性
(4)医薬品と標的分子の相互作用
<評価の指針
1、4
重点>
C-4-2 生体分子とその反応
<ねらい>
生体で働く分子の多くは有機化合物であり、それらが相互作用をすることで生命活動が成り立
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