よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1 新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画 (38 ページ)

公開元URL https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2022/0607/agenda.html
出典情報 経済財政諮問会議(令和4年第8回 6/7)《内閣府》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

Ⅶ.新しい資本主義実現に向けた枠組み
1.工程表の策定とフォローアップ
本実行計画を具体的に推進するため、5年間を目途とする工程表を作成し、毎年
度、実行状況についてフォローアップを行い、PDCAサイクルを進める。
2.官と民の連携
新しい資本主義は、官と民がそれぞれ自らの役割を果たすことによって、初めて
実現する。個々の項目について、官と民の役割分担を明確にして、進めていく。
官はこれまで以上に、民の力を最大限引き出すべく行動し、これまで官の領域と
されてきた社会的課題の解決に、民の力を大いに発揮してもらう。
3.経済財政運営の枠組み
経済財政運営の枠組みについては、大胆な金融政策、機動的な財政政策、そして
民間投資を喚起する成長戦略の3本の矢の枠組みを堅持する。
厳しい財政状況の中で、財政の中長期的な持続可能性に留意しつつ、二つの意味
で、改革を行う。
第一は予算の単年度主義。単年度主義の予算だけでは、国の長期的方向性が見え
にくく、また予見可能性も少なく、国が将来の期待成長率を導き出すことも困難で
ある。事業の性質に応じて基金等を活用して、予算単年度主義の弊害を是正する。
第二に、税制改正において、その将来にわたる効果を見据えた動的思考を活用す
る。

35