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03【資料1】新型コロナワクチンの接種について (23 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27303.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第34回 8/8)《厚生労働省》
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2.本日の論点:【1】「オミクロン株対応ワクチン」の接種について
(1)「オミクロン株対応ワクチン」に関する論点について
まとめ
【論点① 接種対象者について】


第33回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会(令和4年7月22日開催、以下「分科会」という。)において、以下了承。
・初回接種を終了した者を対象に「オミクロン株対応ワクチン」による追加接種を実施する準備を行うこと
・少なくとも重症化予防効果を期待できることから、少なくとも重症化しやすい高齢者等を対象者にすること

【論点② ワクチンの種類について】


我が国におけるオミクロン株対応ワクチンの構成については、第33回分科会における議論を踏まえ、新型コロナワクチンの製造
株に関する検討会において検討し、利用可能なオミクロン株対応ワクチンによる接種になるべく早く切り替えることが妥当である
と考えられ、まずは、いち早く利用可能となる「BA.1対応型」を選択すべきとされた。



また、BA.2.75といった新たな株も国内外で確認されるなど、ウイルスの変異は今後も継続して起こるものと予想されるため、
さらに新たなワクチン株を用いたワクチンの利用可能性についても継続して検討する必要があるとされた。

【論点③ 接種の開始時期について】


ワクチンの製造販売業者に確認したところ、BA.1対応型のワクチンについては、薬事承認がされれば9月中には輸入開始される
見込み。また、BA.4/5対応型のワクチンについては、現時点では未定であるものの、BA.1対応型よりは輸入開始時期は遅れる見
込み。なお、輸入後、接種開始までには一定の配送期間を要する。



オミクロン株対応ワクチンの接種間隔については現時点では明らかになっていないが、前の接種との間隔についても留意が必
要。

事務局案


接種対象者については、初回接種を完了した全ての者を対象に実施することを想定して引き続き準備を進めつつ、今後得られるデー
タや、諸外国の動向等をもとに検討してはどうか。



ワクチンの種類については、検討会における検討を踏まえ、まずは「BA.1対応型」を導入することとしてはどうか。



接種の開始時期については、令和4年10月半ば以降を見込んで、「BA.1対応型」のワクチンを導入することとしてはどうか。

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