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03【資料1】新型コロナワクチンの接種について (34 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27303.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第34回 8/8)《厚生労働省》 |
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2.本日の論点:【2】4回目接種の対象者について
まとめ
⃝ 4回目接種の対象者については、ワクチンの有効性等に関する科学的知見を踏まえ、重症化予防を目的として実
施することとされた。具体的には、①60歳以上の方と、②18歳以上で基礎疾患を有する方その他重症化リスクが
高いと認める方としている。
その他の年代等、対象とならなかった方の4回目接種については、更に科学的知見等の収集に努める中で検討す
ることとした。
⃝ 前回(7月22日)の分科会において、新規感染者が急速な増加傾向にあることから、4回目接種の感染予防効果
は限定的とのエビデンスに特段変わりはないものの、重症化リスクが高い多くの方々に対してサービスを提供する
医療機関や高齢者施設・障害者施設等の従事者を4回目接種対象とすることについて、了承された。
この際、4回目接種の対象者について、さらに議論が必要とされた。
⃝ 新たに得られた知見を踏まえると、50歳以上を対象とした、ワクチン未接種者と4回目接種者との比較におい
て、一定の入院予防効果が認められるとの結果が報告されている。ただし、この報告においては、4回目接種の比
較対象がワクチン未接種者であり、3回目接種と4回目接種との直接的な比較ではないことに留意。
⃝ また、3回目接種のタイミングを踏まえると、多くの者が次のワクチン接種時期を迎える(3回目接種から5ヶ
月が経過する)のは、60歳以上は7~8月、60歳未満は8~9月となる。4回目接種の対象者を拡大する場合、
オミクロン株対応ワクチンの接種との間隔に留意が必要。
事務局案
⃝ 4回目接種については、新たに得られた知見と、10月半ば以降に見込まれる「オミクロン株対応ワクチン」の接
種との間隔も踏まえつつ、対象者の拡充について、どう考えるか。
34
まとめ
⃝ 4回目接種の対象者については、ワクチンの有効性等に関する科学的知見を踏まえ、重症化予防を目的として実
施することとされた。具体的には、①60歳以上の方と、②18歳以上で基礎疾患を有する方その他重症化リスクが
高いと認める方としている。
その他の年代等、対象とならなかった方の4回目接種については、更に科学的知見等の収集に努める中で検討す
ることとした。
⃝ 前回(7月22日)の分科会において、新規感染者が急速な増加傾向にあることから、4回目接種の感染予防効果
は限定的とのエビデンスに特段変わりはないものの、重症化リスクが高い多くの方々に対してサービスを提供する
医療機関や高齢者施設・障害者施設等の従事者を4回目接種対象とすることについて、了承された。
この際、4回目接種の対象者について、さらに議論が必要とされた。
⃝ 新たに得られた知見を踏まえると、50歳以上を対象とした、ワクチン未接種者と4回目接種者との比較におい
て、一定の入院予防効果が認められるとの結果が報告されている。ただし、この報告においては、4回目接種の比
較対象がワクチン未接種者であり、3回目接種と4回目接種との直接的な比較ではないことに留意。
⃝ また、3回目接種のタイミングを踏まえると、多くの者が次のワクチン接種時期を迎える(3回目接種から5ヶ
月が経過する)のは、60歳以上は7~8月、60歳未満は8~9月となる。4回目接種の対象者を拡大する場合、
オミクロン株対応ワクチンの接種との間隔に留意が必要。
事務局案
⃝ 4回目接種については、新たに得られた知見と、10月半ば以降に見込まれる「オミクロン株対応ワクチン」の接
種との間隔も踏まえつつ、対象者の拡充について、どう考えるか。
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