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03【資料1】新型コロナワクチンの接種について (63 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27303.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第34回 8/8)《厚生労働省》
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2.本日の論点:【3】 小児の新型コロナワクチンの接種について
(3)小児(5-11歳)に対する公的関与の規定の適用について
まとめ


新型コロナウイルス感染症のまん延の状況(公衆衛生の見地)については、我が国における現在の感染症流行状況として、
オミクロン株の流行に伴い感染者数が増加しており、小児の感染者数も増加する傾向にある。小児における重症例や死亡例
の割合は低く、状況は大きく変わっていない。一方、感染者数の増加に伴って、重症者数は増加傾向にある。



オミクロン株に対するエビデンスとして、発症予防効果については中等度の有効性を、また、入院予防効果については接
種後2ヶ月間で約80%の有効性を有するとの報告があった。



小児に対する新型コロナワクチンの安全性については、米国における大規模データベースによる解析、安全性上の懸念は
なく、我が国におけるワクチン接種後の報告状況から、現時点においては、ワクチンの接種体制に影響を与える程の重大な
懸念はないとされている。

事務局案




2022年2月当時はオミクロン株流行下での感染動向が明らかでなく、また、オミクロン株についての小児におけるワクチ
ンの発症予防効果・重症化予防効果に関するエビデンスが必ずしも十分でなかったが、それ以降のオミクロン株流行下での
感染動向や、オミクロン株についての小児におけるワクチンの有効性及び安全性に関する新たな知見を踏まえ、小児の努力
義務の適用の取扱いについて、どのように考えるか。
また、現行の努力義務の適用除外の取扱いを変更し、努力義務の適用とする場合は、どのように国民に対して伝えるべきか。

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