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03【資料1】新型コロナワクチンの接種について (25 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27763.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第36回 9/2)《厚生労働省》 |
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2.本日の論点:【3】小児の新型コロナワクチンの接種について
(2)小児(5-11歳)の新型コロナワクチンに関する科学的知見等
第34回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会
(令和4年8月8日)提出資料・一部改変
小児(5~11歳)におけるオミクロン株に対する新型コロナワクチンの発症予防効果
オミクロン株流行下における、ファイザー社ワクチン初回接種による発症予防効果は、接種から2-4週経過後には5~
11歳において60.1%、12~15歳59.5%であったものが、接種から5-8週間経過後にはそれぞれ28.9%、16.6%ま
で逓減した。また、12~15歳における追加接種により、2-6.5週後の発症予防効果は71.1%であった。
Fleming-Dutra et al1(JAMA, 2022)
研究内容: 米国内の薬局チェーンにおける薬局併設ドライブスルー
型の新型コロナウイルス感染症検査会場6,897か所で、2021年12
月26日ー2022年2月21日に新型コロナウイルス様の症状があり核
酸増幅検査を受けた5-15歳の者が対象。検査時点でファイザー社
ワクチン2回目又は追加接種※1を接種後14日以上経過していた者
を接種群、新型コロナワクチン接種歴がない者を未接種群とした。
ファイザー社ワクチン接種の新型コロナウイルス感染症発症予防効
果を評価したテストネガティブデザインの症例対照研究。
5-11歳、12ー15歳におけるファイザー社ワクチン
初回シリーズ接種後の発症予防効果の推移
結果:5-11歳で検査陽性者30,999例、検査陰性者43,209例、
12ー15歳で検査陽性者22,273例、検査陰性者25,471例が解析さ
れた。ファイザー社ワクチン初回シリーズ接種による新型コロナウ
イルス感染症の発症予防効果は以下の通り報告されている。
5-11歳
‒ ワクチン接種から2-4週経過後:60.1% [95%CI:54.7ー
64.8]
‒ ワクチン接種から5-8週経過後:28.9% [24.5ー33.1]
12ー15歳
‒ ワクチン接種から2-4週経過後:59.5% [44.3ー70.6]
‒ ワクチン接種から5-8週経過後:16.6% [8.1ー24.3]
また、12ー15歳における追加接種から2-6.5週経過後の発症予防
効果は71.1% [65.5ー75.7]であった。
※1 5-11歳においては初回シリーズ2回目接種、12ー15歳においては初回シリーズ2回目接種及び追加接種それぞれについて解析。
1. Fleming-Dutra KE, Britton A, Shang N, et al. Association of Prior BNT162b2 COVID-19 Vaccination With Symptomatic SARS-CoV-2 Infection in Children and Adolescents During
Omicron Predominance. JAMA. 2022;327(22):2210–2219.
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(2)小児(5-11歳)の新型コロナワクチンに関する科学的知見等
第34回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会
(令和4年8月8日)提出資料・一部改変
小児(5~11歳)におけるオミクロン株に対する新型コロナワクチンの発症予防効果
オミクロン株流行下における、ファイザー社ワクチン初回接種による発症予防効果は、接種から2-4週経過後には5~
11歳において60.1%、12~15歳59.5%であったものが、接種から5-8週間経過後にはそれぞれ28.9%、16.6%ま
で逓減した。また、12~15歳における追加接種により、2-6.5週後の発症予防効果は71.1%であった。
Fleming-Dutra et al1(JAMA, 2022)
研究内容: 米国内の薬局チェーンにおける薬局併設ドライブスルー
型の新型コロナウイルス感染症検査会場6,897か所で、2021年12
月26日ー2022年2月21日に新型コロナウイルス様の症状があり核
酸増幅検査を受けた5-15歳の者が対象。検査時点でファイザー社
ワクチン2回目又は追加接種※1を接種後14日以上経過していた者
を接種群、新型コロナワクチン接種歴がない者を未接種群とした。
ファイザー社ワクチン接種の新型コロナウイルス感染症発症予防効
果を評価したテストネガティブデザインの症例対照研究。
5-11歳、12ー15歳におけるファイザー社ワクチン
初回シリーズ接種後の発症予防効果の推移
結果:5-11歳で検査陽性者30,999例、検査陰性者43,209例、
12ー15歳で検査陽性者22,273例、検査陰性者25,471例が解析さ
れた。ファイザー社ワクチン初回シリーズ接種による新型コロナウ
イルス感染症の発症予防効果は以下の通り報告されている。
5-11歳
‒ ワクチン接種から2-4週経過後:60.1% [95%CI:54.7ー
64.8]
‒ ワクチン接種から5-8週経過後:28.9% [24.5ー33.1]
12ー15歳
‒ ワクチン接種から2-4週経過後:59.5% [44.3ー70.6]
‒ ワクチン接種から5-8週経過後:16.6% [8.1ー24.3]
また、12ー15歳における追加接種から2-6.5週経過後の発症予防
効果は71.1% [65.5ー75.7]であった。
※1 5-11歳においては初回シリーズ2回目接種、12ー15歳においては初回シリーズ2回目接種及び追加接種それぞれについて解析。
1. Fleming-Dutra KE, Britton A, Shang N, et al. Association of Prior BNT162b2 COVID-19 Vaccination With Symptomatic SARS-CoV-2 Infection in Children and Adolescents During
Omicron Predominance. JAMA. 2022;327(22):2210–2219.
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