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03【資料1】新型コロナワクチンの接種について (45 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27763.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第36回 9/2)《厚生労働省》 |
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2.本日の論点:【3】生後6ヶ月~4歳の小児に対する初回接種について
まとめ
⃝ わが国における現在の流行状況として、オミクロン株の流行下においては、感染者数の増加に伴い、小児の感染
者数も増加傾向にある。小児における重症例や死亡例の割合は低いものの、感染者数の増加に伴い重症者数は増加
傾向にある。
また、国内の学会からの報告では、2022年7月以降の小児の重症・中等症の年齢別割合では5歳未満が約6割を
占め、疾患としては急性脳症やけいれん等の神経合併症の割合が高かった。
⃝ 有効性については、米国における議論において、モデルナ社及びファイザー社は、臨床試験における、免疫原性
の評価に係る報告に加えて、臨床試験の結果に基づき、オミクロン株流行下での発症予防効果を確認したと報告し
ている。
⃝ 安全性については、米国における議論において、モデルナ社及びファイザー社は、臨床試験の結果に基づき、安
全性上の大きな問題はなかったと報告している。
⃝ わが国においては、生後6ヶ月~4歳の小児に対する初回接種のワクチンについて、現時点では薬事承認されて
いないため、引き続き、情報収集を進めていくこととする。
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まとめ
⃝ わが国における現在の流行状況として、オミクロン株の流行下においては、感染者数の増加に伴い、小児の感染
者数も増加傾向にある。小児における重症例や死亡例の割合は低いものの、感染者数の増加に伴い重症者数は増加
傾向にある。
また、国内の学会からの報告では、2022年7月以降の小児の重症・中等症の年齢別割合では5歳未満が約6割を
占め、疾患としては急性脳症やけいれん等の神経合併症の割合が高かった。
⃝ 有効性については、米国における議論において、モデルナ社及びファイザー社は、臨床試験における、免疫原性
の評価に係る報告に加えて、臨床試験の結果に基づき、オミクロン株流行下での発症予防効果を確認したと報告し
ている。
⃝ 安全性については、米国における議論において、モデルナ社及びファイザー社は、臨床試験の結果に基づき、安
全性上の大きな問題はなかったと報告している。
⃝ わが国においては、生後6ヶ月~4歳の小児に対する初回接種のワクチンについて、現時点では薬事承認されて
いないため、引き続き、情報収集を進めていくこととする。
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