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総-4-2○最適使用推進ガイドラインについて (21 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00160.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第528回 9/14)《厚生労働省》
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本品の投与歴のある患者


小児白血病・リンパ腫の診療ガイドライン(2016 年版)
(日本小児血液・がん学会

編)において、初発の患者で標準的な化学療法を 1 回施行した後に同種 HSCT の適応
を検討する対象として、1 歳以上の患者で、かつ hypodiploid(低二倍体)又は微小残
存病変(MRD)が持続している患者等、再発リスクが高い場合が示されている。この
場合、「同種 HSCT の適応とならない又は同種 HSCT 後に再発した場合」として、本
品の投与を考慮できる。
【安全性に関する事項】
① 下記に該当する場合は本品の投与が禁忌・禁止とされていることから、投与を行わ
ないこと。
一度解凍した本品を再凍結した場合
患者に本品の成分に対する過敏症の既往歴がある場合
原材料として用いた非動員末梢血単核球が、患者本人以外のものである場合
② 下記に該当する患者に対する本品の投与及び使用方法については、本品の安全性が
確立されておらず、本品の投与対象とならない。
カルノフスキースコア(16 歳以上の場合)又はランスキースコア(15 歳以下
の場合)で 50 未満の患者(注6)

(注6)

カルノフスキースコア及びランスキースコア
カルノフスキースコア
正常な活動及び作業を行うことができる。
100 正常で愁訴なし。疾患を認めない
正常な活動を行うことができる。疾患の軽微な徴候又
90
は症状
努力を伴う正常な活動。疾患の若干の徴候又は症状
80

ランスキースコア
正常な活動を行うことができる。
完全に活動的
身体的に激しい遊びがわずかに制限される

激しい遊びが制限される。疲れやすいが、そ
れ以外は活動的
作業できない。自宅で生活し,最も必要な自分自身のことの 軽度から中等度の制限
世話ができる。
自分の世話ができる。正常な活動又は活動的な作業を 活動的な遊びが大きく制限され,かつその時
70
行うことができない。
間が短い。
たまの補助を必要とするが、最も必要な自分自身の世 起きている時間が 50%以下で、補助/監視が付
60
話をすることができる。
いて活動的な遊びは限られる
かなりの補助及び頻回の医療的ケアを必要とする
すべての活動的な遊びにかなりの補助が必
50
要、おとなしい遊びは十分に行うことができ
る。
自身の世話ができない。施設や病院のケアと同等の世話が 中等度から重度の制限。
必要。
体が不自由である。特別な世話又は補助を必要とす おとなしい遊びを始めることができる。
40
る。
著しく体が不自由である。死は差し迫っていないが、 おとなしい遊びにかなりの補助が必要。
30
入院が指示される。
重症。入院が必要。活動的な支持療法が必要。
他者が始めた非常に受動的な活動に制限さ
20
れる(テレビなど)

瀕死。致命的な経過が急速に進行する。
完全に体が不自由である。受動的な遊びさえ
10
もできない。
0
死亡。
無反応。

20