よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


総-5-4○最適使用推進ガイドラインについて (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00173.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第536回 1/18)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

本品投与前の前処置としてリンパ球数が 100/μL 以上であることを確認して以下の化学療
法剤が用いられた。また、リンパ球数が 100/μL 未満の場合は、臨床試験のメディカルモニ
ターに実施可否を確認の上、LD 化学療法を実施することとされた。なお、LD 化学療法完
了から本品投与までの間隔は 2 日間とされ、本品の投与が延期された場合は延期が 2 週間
以内であれば化学療法の再実施は不要とされた。
シクロホスファミド(無水物として)(500 mg/m2 を 1 日 1 回、計 3 日点滴静注)、及
びフルダラビンリン酸エステル(30 mg/m2 を 1 日 1 回、計 3 日点滴静注)
(2) ZUMA-1 試験の臨床成績
コホート 1(DLBCL 患者)及びコホート 2(PMBCL 及び tFL 患者)について、主要評価
項目とされた International Working Group 2007 基準(J Clin Oncol 2007; 25: 579-86)に基づく
治験責任医師評価による奏効率(完全奏効(以下、「CR」という)又は部分奏効(以下、
「PR」という)が達成された患者の割合)の 2 回目の中間解析時点1)の結果は表 2 のとお
りであった。
表 2 奏効率の 2 回目の中間解析の結果(治験責任医師判定、2016 年 8 月 24 日データカットオフ)
例数(%)
コホート 1
コホート 2
51 例
11 例
24(47.1)
8(72.7)
CR
15(29.4)
2(18.2)
PR
0
SD
8(15.7)
0
PD
3(5.9)
評価されず
1(2.0)
1(9.1)
奏効(CR+PR)
39
10
(76.5[62.5, 87.2])
(奏効率[95%CI*1](%))
(90.9[58.7,
99.8])
<0.0001
p 値(片側)*2
*1:Clopper-Pearson 法、*2:二項分布に基づく正確検定、閾値奏効率 20%、有意水準(片側)
0.017

また、主解析の結果は表 3 のとおりであった。

1)

早期有効中止を目的として、コホート 1(DLBCL 患者)51 例が本品の投与 3 カ月後の効果判定を受け
た時点で実施することとされた。ただし、コホート 1 及び 2 への患者の組入れがほぼ完了していたこ
とを考慮し、治験は継続された。

6