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【参考資料6】検討を要する福祉用具について (10 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31947.html |
出典情報 | 社会保障審議会 介護給付費分科会(第215回 3/16)《厚生労働省》 |
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分類2
②口腔嚥下機能訓練
器具
福祉用具の検討内容
■
新規種目・種類
□
拡充・変更
□その他
大人用哺乳瓶の形状を有し、中に飲料を入れ吸い口のシリコンゴムより内容物を飲む。舌を絶え間なく前後に動
かすことにより、飲めるようになっており舌圧の向上をはかり嚥下力を高める。様式E84医療機器製造販売。一般
名称口腔嚥下機能訓練器具。第三種クラス1、特許証第6333487号
Ⅰ.介護保険制度における福祉用具の範囲
要件1.要介護者等の自立の促進又は介助者の負担の軽減を図るもの
検討の視点
提案の概要
【有効性】
〇利用対象者
○利用対象者が明確である。 ・要支援1~2、要介護1~5
・口腔嚥下機能が低下している者
・嚥下機能が低下している者
※「提案の概要」は提案者の記載を転記。
※利用安全性を含む
構成員の意見
○想定する利用者は要支援1から要介護5と広範囲で、当該
機器は、嚥下力を高めるための訓練用具ではないか。
○医療従事者の指導のもと、訓練・評価するものではないか。
○主たる使用場面が示され
ている。
○使用場面
・在宅
・嚥下機能の訓練
○「在宅」であり、なおかつ「購入」というサービス特性を
踏まえれば、利用者の自己責任に委ねるのは、難しい機器
ではないか。
○自立の促進又は介助者の
負担の軽減の効果が示され
ている。
○利用効果
・利用者自ら食事ができるという自立の促進
・食事介助等にかかる家族等の介護負担の軽減
○利用効果に示している自立促進又は介助者の負担軽減を目
的としたものとしての検証が不十分ではないか。
○実証データを示している。
・対象 ・方法
・指標 ・結果
・結果に基づいた提案と
なっている。
※機能訓練の効果について
は、心身機能に関する効果
のみではなく、活動や参加
に資するものを示している
こと。
○エビデンスデータ
・活動や参加に資するもの、定量的な実証によるエビデンス
は示されていない
■調査研究
【対象者】
・要介護1(1名)、要介護2(1名)、要介護3(3名)、
要介護4(3名)、計8名(要介護度の記載がある事例)
・疾患:脳梗塞、認知症、パーキンソン病
【調査方法】
・毎日200ccを何回かに分けて飲むことにより、舌圧がどの
ように上昇するか舌圧計を用いて定期的に測定
・期間:約4か月間
○実証実験の対象者数が不明確で、どこで、どのように検討
されているのか、情報からはわからない。
○本機器により口腔嚥下機能が改善することにより、生活動
作・生活関連動作、社会参加への効果を明らかにする必要
がある。
○機能訓練の効果だけでなく、活動・参加に関するエビデン
スが必要ではないか。
○8名中3名の改善は理解できるが、改善後に飲食などADL
や介護する上での変化が不明である。
【調査指標】
・舌圧:舌圧学会や国が指標としている30キロパスカル以上
を目指す
【調査結果】
・30キロパスカル以上に改善
3名
9
②口腔嚥下機能訓練
器具
福祉用具の検討内容
■
新規種目・種類
□
拡充・変更
□その他
大人用哺乳瓶の形状を有し、中に飲料を入れ吸い口のシリコンゴムより内容物を飲む。舌を絶え間なく前後に動
かすことにより、飲めるようになっており舌圧の向上をはかり嚥下力を高める。様式E84医療機器製造販売。一般
名称口腔嚥下機能訓練器具。第三種クラス1、特許証第6333487号
Ⅰ.介護保険制度における福祉用具の範囲
要件1.要介護者等の自立の促進又は介助者の負担の軽減を図るもの
検討の視点
提案の概要
【有効性】
〇利用対象者
○利用対象者が明確である。 ・要支援1~2、要介護1~5
・口腔嚥下機能が低下している者
・嚥下機能が低下している者
※「提案の概要」は提案者の記載を転記。
※利用安全性を含む
構成員の意見
○想定する利用者は要支援1から要介護5と広範囲で、当該
機器は、嚥下力を高めるための訓練用具ではないか。
○医療従事者の指導のもと、訓練・評価するものではないか。
○主たる使用場面が示され
ている。
○使用場面
・在宅
・嚥下機能の訓練
○「在宅」であり、なおかつ「購入」というサービス特性を
踏まえれば、利用者の自己責任に委ねるのは、難しい機器
ではないか。
○自立の促進又は介助者の
負担の軽減の効果が示され
ている。
○利用効果
・利用者自ら食事ができるという自立の促進
・食事介助等にかかる家族等の介護負担の軽減
○利用効果に示している自立促進又は介助者の負担軽減を目
的としたものとしての検証が不十分ではないか。
○実証データを示している。
・対象 ・方法
・指標 ・結果
・結果に基づいた提案と
なっている。
※機能訓練の効果について
は、心身機能に関する効果
のみではなく、活動や参加
に資するものを示している
こと。
○エビデンスデータ
・活動や参加に資するもの、定量的な実証によるエビデンス
は示されていない
■調査研究
【対象者】
・要介護1(1名)、要介護2(1名)、要介護3(3名)、
要介護4(3名)、計8名(要介護度の記載がある事例)
・疾患:脳梗塞、認知症、パーキンソン病
【調査方法】
・毎日200ccを何回かに分けて飲むことにより、舌圧がどの
ように上昇するか舌圧計を用いて定期的に測定
・期間:約4か月間
○実証実験の対象者数が不明確で、どこで、どのように検討
されているのか、情報からはわからない。
○本機器により口腔嚥下機能が改善することにより、生活動
作・生活関連動作、社会参加への効果を明らかにする必要
がある。
○機能訓練の効果だけでなく、活動・参加に関するエビデン
スが必要ではないか。
○8名中3名の改善は理解できるが、改善後に飲食などADL
や介護する上での変化が不明である。
【調査指標】
・舌圧:舌圧学会や国が指標としている30キロパスカル以上
を目指す
【調査結果】
・30キロパスカル以上に改善
3名
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