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2016年10月07日(金)
[医療改革] 論点に対して職能団体から要望 医療計画検討会2
- 10月7日の「医療計画の見直し等に関する検討会」では、(1)医療計画における5疾病の現状と課題、(2)ワーキンググループ(WG)における検討結果―を議論している。 (1)では、厚労省から示された論点に関して、今村知明構成員(奈良県立医科大学教授)は「人口構成が変わり、慢性疾患が増えた。地域医療構想はこの対策を示すもの。循環器疾患における慢性期をどう対応するかが医療計画の議論の根幹だと思う。そこに力を入れて・・・
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2016年10月06日(木)
[医療改革] 専門医研修後の勤務地、別途議論を提案 医師需給分科会
- 厚生労働省は10月6日、医療従事者の需給に関する検討会の「医師需給分科会」を開催し、(1)医師偏在対策についてのヒアリング、(2)医師偏在対策―などを議論した。 (1)で、吉村博邦参考人(一般社団法人日本専門医機構理事長)は、専門研修は2018年度の開始を目指すと報告。また、2017年度は、基本領域は各学会が責任を持って運用し、総合診療専門医の正式な実施は差し控えるとした(p8~p10参照)。さらに、基本領域学会・・・
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2016年10月05日(水)
[医療改革] 療養病床、新類型や経過措置に関する論点提示 特別部会
- 厚生労働省は10月5日、社会保障審議会の「療養病床の在り方等に関する特別部会」を開催した。療養病床は、「介護療養病床」と「医療療養病床(看護人員配置が診療報酬上の基準で25対1)」の設置期限を2017年度末に迎えるため、これらの病床の医療・介護ニーズを持つ人々への対応策が求められている。 今回、厚労省は、療養病床に関する基礎資料(p4~p55参照)を提示。その上で、(1)介護療養病床の存続や廃止期限の再延長&l・・・
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2016年10月05日(水)
[診療報酬] 最適使用GLは投薬と管理の要件を分けるよう要望 薬価専門部会1
- 厚生労働省は10月5日、中央社会保険医療協議会の「薬価専門部会」を開催し、(1)最適使用推進ガイドライン(GL)の医療保険制度上の取り扱い、(2)最適使用推進GL、(3)高額な薬剤への対応―について議論した。 (1)に関し、今年度はオプジーボ点滴静注とレパーサ皮下注(これらの類薬を含む)のGLを試行的に作成する(p10参照)。 厚労省は今回、「GLの医療保険制度上の取り扱い案」を提示。最適使用GLが作成される医・・・
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2016年10月05日(水)
[診療報酬] 緊急的薬価の見直しは、企業の自主公表額で算定 薬価専門部会2
- 10月5日の中央社会保険医療協議会の「薬価専門部会」ではこのほか、「高額な薬剤への対応」を議論した。 厚労省は高額な薬剤に対する「今後の検討の方向性」を提案。具体的な論点として、(1)緊急的な対応を講ずる薬剤の対象範囲、(2)緊急的な対応を講じる場合―の算定方法と示した。 (1)に関し、今回の緊急的な対応は薬価改定のルール外の対応を講ずるものであり、従来の仕組みの考え方を踏まえた一定の範囲で対応するこ・・・
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2016年10月04日(火)
[病院] 6月の1日平均入院患者数は前年同月比5,366人減 厚労省
- 厚生労働省は10月4日、2016年6月分の病院報告(概数)を発表した。「1日平均入院患者数」で、一般病床を含む病院全体は、前月比1万6,521人増にあたる124万6,019人(前年同月比5,366人減)、一般病床は、前月比1万4,860人増の66万5,512人(同307人増)だった。「1日平均外来患者数」は、前月比14万5,321人増の141万5,092人(同2万1,736人減)。「月末病床利用率」は、病院全体で、前月比0.6ポイント増の79.4%(同0.3ポイント増)・・・
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2016年10月04日(火)
[白書] 地域包括ケアシステムの推進は医療・介護と住民の連携が鍵 厚労省
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- 平成28年版 厚生労働白書(平成27年度厚生労働行政年次報告)(10/4)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 政策統括官付政策評価官室 カテゴリ: 医療制度改革 高齢者 調査・統計
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2016年10月03日(月)
[医療従事者] 機能分化やICT化等を踏まえた働き方の議論開始 働き方検討会
- 厚生労働省は10月3日、「新たな医療の在り方を踏まえた医師・看護師等の働き方ビジョン検討会」を開催し、「新たな医療のあり方」について自由討論を行った。この検討会では、日本の医療を取り巻く環境の変化を踏まえた医師・看護職員などの確保という観点から、望ましい医療従事者の働き方などのあり方について検討する(p22参照)。 厚労省は日本の医療の現状として、(1)多死社会の到来、(2)入院(病床機能分化・連携・・・
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2016年09月30日(金)
[がん対策] 正確で比較可能な受診率の検討を勧告 総務省
- 総務省は9月30日、「がん対策に関する行政評価・監視」の結果を取りまとめた。がん患者とその家族の立場に立ったがん対策を推進する観点から、「がん対策推進基本計画」などに基づく各種対策の実施状況を調査し、必要な改善措置について厚生労働省へ勧告した(p2参照)。勧告を行った項目は、(1)がんの早期発見のための取り組みの推進、(2)拠点病院の診療体制の適切な整備および更なる充実、(3)緩和ケアの推進、(4)・・・
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2016年09月30日(金)
[精神医療] 各分科会の論点を報告 精神保健検討会
- 厚生労働省は9月30日、「これからの精神保健医療福祉のあり方に関する検討会」を開催し、(1)「相模原市の障害者施設における事件の検証及び再発防止検討チーム」の中間とりまとめ(p5~p48参照)、(2)新たな地域精神保健医療体制のあり方分科会における論点整理(p58~p79参照)、(3)医療保護入院のあり方分科会における論点整理(p140~p212参照)―などを議題とした。 (1)では、神奈川県相模原市で7月26日に発生・・・
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2016年09月30日(金)
[難病対策] 2017年度指定難病として13疾病の追加を了承 指定難病検討委
- 厚生労働省は9月30日、厚生科学審議会・疾病対策部会の「指定難病検討委員会」を開催。「個別疾病の検討」を行い、13疾病に関して指定難病に追加することを了承した。 厚労省では、2017年度に追加する指定難病の選定を行っており、個別疾患の検討/指定難病に関する一定の整理/パブリックコメント/学会に意見聴取―の実施を経て、2017年4月より、当年度実施分の医療費助成を開始する予定となっている。検討対象は、2014年度・2・・・
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2016年09月30日(金)
[医療改革] 重複受診等のKPI、NDB活用は都道府県別に対応可 社会保障WG
- 政府は9月30日、経済・財政一体改革推進委員会の「社会保障ワーキンググループ」を開催し、(1)医療費適正化基本方針の改正、(2)KPI定義の明確化―などを議論した。 (1)に関して、医療費適正化基本方針は、国民の高齢期における適切な医療の確保を図るために国が定めるもの。また、都道府県は基本方針に則して、医療費適正化計画を定める。2018年度から第3期適正化計画が開始される予定で、2016年3月に医療費適正化基本方針・・・
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2016年09月30日(金)
[がん対策] 若年層がん患者を支える「AYA診療拠点」を提案 がん対策協議会
- 厚生労働省は9月30日、「がん対策推進協議会」を開催。前回に引き続き、「がん対策推進基本計画の見直し」を検討し、(1)ライフステージやがんの特性に応じたがん対策、(2)がん患者、家族が安心して暮らせる社会の構築―などを議題とした。 がん対策推進基本計画は、5年を1期としており、現在は第2期にあたる。第3期がん対策推進基本計画は、2017年6月の閣議決定へ向けて議論しており、2016年末に骨子案を提示し、2017年3月に・・・
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2016年09月30日(金)
[診療情報] NDBオープンデータの集計対象と公表形式を提示 有識者会議
- 厚生労働省は9月30日、「レセプト情報等の提供に関する有識者会議」を開催し、(1)NDBオープンデータ(p4~p11参照)、(2)オンサイトリサーチセンター(p12~p23参照)―について議論した。 (1)に関し、レセプト情報・特定健診等情報データベース(NDB)は、悉皆性が高いレセプト情報、および検査値などの詳細な情報を有する特定健診等情報が含まれており、国民の医療動向を評価するうえで有用なデータだと考えられてい・・・
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2016年09月29日(木)
[医療改革] 2016年度市町村国保支援金を年度内に交付 医療保険部会
- 厚生労働省は9月29日、社会保障審議会「医療保険部会」を開催し、(1)医療費適正化基本方針の見直し、(2)保険者インセンティブ―などを議論した。 (1)について、医療費適正化基本方針は、国民の高齢期における適切な医療の確保を図るために国が定めるもの。また、都道府県は基本方針に則して、医療費適正化計画を定める(p104参照)(p87参照)。 厚労省は今回、2018年度開始の第3期適正化計画から導入される「医・・・
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2016年09月29日(木)
[医療改革] 高額療養費などの見直しの論点を提示 医療保険部会
- 厚生労働省は9月29日、社会保障審議会の「医療保険部会」を開催し、(1)高額療養費の見直し、(2)後期高齢者の保険料軽減特例の見直し、(3)医療費適正化基本方針の見直し、(4)保険者インセンティブ―などを議論した。(1)と(2)は骨太の方針2016の「経済・財政再生計画改革工程表」の指摘事項としてあがっていたもの。 (1)に関して、高額療養費は被保険者の所得などに応じて自己負担限度額を設定する制度。70歳未満は2・・・
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2016年09月29日(木)
[医療改革] 健康サポート薬局の届出・表示など10月から開始 厚労省
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- 平成28年10月に行われる厚労省関係の主な制度変更について(9/29)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 政策統括官 社会保障担当参事官室 カテゴリ: 医療制度改革 医療提供体制
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2016年09月28日(水)
[医療費]2014年度国民医療費40.8兆円で8年連続過去最高 厚労省
- 厚生労働省は9月28日、2014年度の「国民医療費の概況」(p1~p30参照)(統計表(p13~p27参照)も添付されている)を公表した。「国民医療費」は、40兆8,071億円(前年度比7,461億円、1.9%増)(p1参照)(p6参照)(p14参照)。「人口1人あたり」では、32万1,100円(同6,400円、2.0%増)(p6参照)(p14参照)。GDP(国内総生産)に対する比率は8.33%(同0.03ポイント増)、NI(国民所得)に対する・・・
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2016年09月28日(水)
[診療報酬] 先進医療の臨床検査を新たに保険適用 中医協・総会1
- 厚生労働省は9月28日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催し、(1)医療機器及び臨床検査の保険適応、(2)先進医療会議の検討結果の報告、(3)診療報酬改定結果検証部会からの報告、(4)2016年度DPCに係る定例報告、(5)新たに向精神薬に指定される内服薬の投薬期間、(6)医療経済実態調査、(7)最近の医療費の動向―を議論した。 (1)で、新たに保険収載(2016年12月収載予定)される医療機器(区分C1:1製品)は次・・・
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2016年09月28日(水)
[診療報酬] 2015年度医療費の伸びはC型肝炎治療薬が影響 中医協・総会2
- 厚生労働省は9月28日、中央社会保険医療協議会の「総会」で、(1)2016年度DPCに係る定例報告(p194~p195参照)、(2)新たに向精神薬に指定される内服薬の投薬期間(p196~p206参照)、(3)医療経済実態調査(p207~p208参照)、(4)最近の医療費の動向(p209~p278参照)―についても議論している。 (1)では、毎年10月1日に実施する地域医療指数(体制評価指数)などの確認(定例報告)に関して、2016年度診療報・・・
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2016年09月23日(金)
[がん対策] 次期基本計画策定に向け、議論を整理 がん検診検討会
- 厚生労働省は9月23日、「がん検診のあり方に関する検討会」を開催し、(1)がん検診受診率等に関するワーキンググループ報告書(p3~p16参照)、(2)がん検診の費用対効果(p17~p24参照)、(3)がん検診における過剰診断(p25~p36参照)、(4)第3期がん対策推進基本計画策定に向けた議論の整理(案)(p37~p50参照)―などを議論した。 (4)は、(i)がん検診の現状と課題、(ii)がん検診の今後のあり方―の2本柱・・・
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2016年09月23日(金)
[医療改革] 一般病床の基準病床数、医療資源投入量で議論紛糾 医療構想WG
- 厚生労働省は9月23日、医療計画の見直し等に関する検討会の下部組織「地域医療構想に関するワーキンググループ」を開催。「ワーキンググループにおける意見の整理」を提案し、「基準病床数と病床の必要量(必要病床数)の関係性の整理」などをまとめている。 整理案では、(i)用いる人口の時点について(一般病床・療養病床共通)、(ii)退院率、平均在院日数および入院受療率(一般病床)、(iii)患者の流出入(一般病床)・・・
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2016年09月23日(金)
[医療改革] WG意見整理案、一部を除き概ね了承 地域医療構想WG
- 厚生労働省は9月23日、医療計画の見直し等に関する検討会の下部組織「地域医療構想に関するワーキンググループ(WG)」を開催し、(1)ワーキンググループにおける意見の整理、(2)基準病床数制度における既存病床数など―を議論した。 (1)に関して、厚労省は「ワーキンググループにおける意見の整理」を提案。「基準病床数と病床の必要量(必要病床数)の関係性の整理」と「協議の場(地域医療構想調整会議)での議論の進め・・・
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2016年09月23日(金)
[キーワード] 2016年度診療報酬改定における地域包括ケア病棟の主な見直しポイント
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- キーワードでみる厚生行政「地域包括ケア病床(病棟)」(9月第3回 9/23)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: 医療制度改革 医療提供体制 キーワード
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2016年09月21日(水)
[医療改革] 患者申出療養に係る新規技術、1例目を「条件付き適」と判断
- 厚生労働省は9月21日、「患者申出療養評価会議」を開催。(1)患者相談窓口の設置状況、(2)国内未承認または適応外の医薬品のリスト、(3)患者申出療養に係る新規技術の科学的評価―などを議論した。 (1)に関し、患者申出療養では、患者は申出を行うにあたり、必要に応じてかかりつけ医などの保険医療機関の支援を受け、特定機能病院または臨床研究中核病院に相談することができる。厚労省は、窓口の設置状況についてホーム・・・
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