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2015年12月24日(木)
[臨床研修] 2017年度の募集定員の上限案が提示される 医師臨床研修部会
- 厚生労働省は12月24日、医道審議会・医師分科会の「医師臨床研修部会」を開き、2017年度における「都道府県別募集定員の上限」(p9~p11参照)などについて討議した。 「全体の募集定員上限の設定」に関しては、次の事項などが示されている(p9参照)。●前年度の2016年度は、全体の募集定員が研修希望者の1.18倍となるように上限を設定していたが、実績では1.17倍となった(全体の募集定員1万1,272人に対し、研修希望者数・・・
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2015年12月24日(木)
[予算] 総額30兆円を超える2016年度「予算案」を発表 厚労省予算案1
- 厚生労働省は12月24日、閣議決定を受けて、2016年度における「予算案(一般会計)の概要」(p1~p53参照)を発表した(主要事項(p54~p180参照)に関しては、別記事「厚労省予算案2」をご参照ください)。 予算案の総額は、前年度の2015年度当初予算額から3,963億円増となる30兆3,110億円(前年度比1.3%増)。このうち、社会保障関係費は、同4,126億円増の29兆8,631億円(同1.4%増)(p2参照)。 この29兆円あまり・・・
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2015年12月24日(木)
[予算] 2025年およびその先を見すえた「予算案の主要事項」 厚労省予算案2
- 厚生労働省は12月24日、2016年度「予算案の概要」(p1~p53参照)(別記事「厚労省予算案1」をご参照ください)とともに、2016年度の「予算案の主要事項」(p54~p180参照)を発表した。 主要事項(p87~p156参照)は、(1)安心で質の高い医療・介護サービスの提供(p88~p108参照)/(2)子どもを産み育てやすい環境づくり(人口減少社会への対応)(p109~p115参照)/(3)「全員参加の社会」の実現加速・・・
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2015年12月22日(火)
[救急医療] 2014年の救急出動件数は598万件、過去最多 消防庁
- 総務省消防庁は12月22日、「2015年版 救急・救助の現況」を公表した。 2014年中の救急自動車による救急出動件数は598万4,921件で、前年に比べ6万9,238件・1.2%増加。搬送人員は540万5,917人で、前年に比べ5万9,830人・1.1%の増加となり、救急出動件数・搬送人員ともに過去最多を更新した(p2参照)。 年齢区分別では、高齢者が300万1,957人(全搬送人員の55.5%)ともっとも多く、次いで成人193万3,276人(同35.8%)、・・・
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2015年12月22日(火)
[がん対策] 短期的具体策を示す「がん対策加速化プラン」を公表 厚労省
- 厚生労働省は12月22日、「がん対策加速化プラン」(p6~p27参照)(概要(p1~p5参照)も添付されている)を発表した。 同プランは、2015年6月に開催されたがんサミットで提唱された、がん克服のための取り組みを強化する施策で、短期集中的に実行すべき具体策が示されている(p1参照)。2015年内の策定を目指して、がん対策推進協議会などで討議が続けられてきた。 プランの内容は、予防(p3参照)・・・
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2015年12月21日(月)
[改定速報] 厳しい財政事情下、必要な本体改定率を確保できた 塩崎厚労相
- 塩崎恭久厚生労働大臣は12月21日の会見で、麻生太郎財務大臣との大臣折衝により決定した診療報酬の改定率などについて説明した。 塩崎厚労相は「診療報酬の改定率は厳しい財政事情ではあるが、医療機関の経営状況や医療従事者の方々の賃金動向などを考慮した結果、診療報酬本体の改定率はプラス0.49%、薬価の改定率はマイナス1.22%、医療材料の改定率はマイナス0.11%となった」と説明した(p1参照)。 さらに、「本体の・・・
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2015年12月21日(月)
[地域包括ケア] 「総合戦略2016」に盛り込む課題を検討 内閣府WG
- 内閣府は12月21日、「地域における人とくらしのワーキンググループ(WG)」の初会合を開催し、運営規則案、座長の選出、地域における人とくらしのあり方などについて議論した。WGは、総合科学技術・イノベーション会議重要課題専門調査会の下に設置され、地域包括ケアシステムの推進に関して検討する。 初会合では、検討方針として、地域での日常生活の中で、高齢者や子どもを含む住民が健康を維持するための「予防、医療、介護・・・
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2015年12月21日(月)
[改定速報] 2016年度診療報酬改定率、診療報酬本体はプラス0.49% 厚労省
- 厚生労働省は12月21日、2016年度の診療報酬改定率を公表した。塩崎恭久厚生労働大臣と麻生太郎財務大臣の大臣折衝により、改定率は、(1)診療報酬本体はプラス0.49%(国費約500億円)、(2)薬価マイナス1.22%(国費約マイナス1,200億円)、(3)材料価格マイナス0.11%(国費約マイナス100億円)―に決定した。なお、いわゆるネット改定率はマイナス0.84%だった(p1参照)。 (1)に関して、各科改定率は、医科プラス0.・・・
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2015年12月21日(月)
[医療安全] 制度対応の手順「院内事故調査の手引き」発刊 日本病院会
- 2015年10月より新たな医療事故調査制度が施行されている。しかし、まだ制度が施行されたばかりということもあり、実際に医療事故が発生した場合の具体的対応策など、まだ不明な点が多くある。 このほど、日本病院会では医療事故調査制度に対応した「院内事故調査の手引き」がまとめられ、発刊された。医療事故調査制度の概要もさることながら、制度の流れに沿った委員会の設置、報告書作成の流れなどが解説され、実際に使われる・・・
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2015年12月18日(金)
[事務連絡] 子どもの医薬品誤飲事故防止対策に関する事務連絡 厚労省
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- 子どもによる医薬品誤飲事故の防止対策について(12/18付 事務連絡)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 医政局 総務課 医薬・生活衛生局 総務課 安全対策課 カテゴリ: 医薬品・医療機器 医療提供体制
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2015年12月18日(金)
[補正予算] 総額6,874億円の2015年度「補正予算案」 厚労省
- 厚生労働省は12月18日、閣議決定を受けて、2015年度「補正予算案」の概要(p1~p3参照)(p4~p11参照)を発表した。総額は6,874億円(p1参照)。主な内訳は、(1)1億総活躍社会の実現に向けて緊急に実施すべき対策:6,557億円(p4~p8参照)、(2)災害復旧・防災減災事業:293億円(p9参照)、(3)国民生活の安全・安心の確保:164億円(p9~p10参照)。 (1)では、(i)介護離職ゼロに直結する緊急対策:・・・
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2015年12月18日(金)
[看護] 看護職員需給検討会を看護職員需給分科会に引き継ぎ 厚労省検討会
- 厚生労働省は12月18日、「看護職員需給見通しに関する検討会」を開催し、「看護職員需給見通しの今後の進め方」、「看護職員確保対策」などについて議論した。 偏在などを背景とした「看護職員不足」の現状は、厳しい勤務環境とワークライフバランス確保の必要性、社会保障・税一体改革による看護職員の必要数、少子化が進む中での抜本的な看護職員確保対策が不可欠といった課題を抱えている(p5参照)。 厚労省は、2016年・・・
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2015年12月18日(金)
[臓器移植] 医学的検証方法が変更される3条件を示す 臓器提供検証会議
- 厚生労働省は12月18日、「脳死下での臓器提供事例に係る検証会議」を開催し、7月30日の臓器移植委員会で了承された事項として、「医学的検証に関する今後の手順」(p4参照)を示した。「今後も基本的に従来通りの方法で医学的検証を行う」と同時に、検証の方法が変更される例外的な取り扱いについて明示している。 この変更は、次の3条件の「いずれにも該当する事例」の場合に限られる(p4参照)。 (1)当該臓器提供・・・
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2015年12月18日(金)
[医療情報] 全医療保険者に対するセキュリティ対策の調査結果 厚労省
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- 医療保険者等のセキュリティ対策の調査結果について(12/18)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 医療介護連携政策課 保険システム高度化推進室 カテゴリ: 医療制度改革 医療提供体制 医療保険
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2015年12月18日(金)
[特定機能病院] 特定機能病院の承認要件見直し案を提示 厚労省検討会
- 厚生労働省は12月18日、「特定機能病院及び地域医療支援病院のあり方に関する検討会」を開催した。今回は、大学附属病院等の医療安全確保に関するタスクフォースをふまえた「特定機能病院の承認要件等の見直し」案(p29~p39参照)が提示された。 厚労省は、大学附属病院等で医療安全に関する重大な事案が相次いで発生していることをふまえ、「大学附属病院等の医療安全確保に関するタスクフォース」を4月に設置して、特定機・・・
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2015年12月18日(金)
[病院] 病院全体の病床数は9月末比231床増 厚労省
- 厚生労働省は12月18日、医療施設動態調査(2015年10月末概数)を公表した。病院全体の施設数は、9月末比2施設増の8,482施設(前年同月比13施設減)、病院全体の病床数は、同231床増の156万6,199床(同3,818床減)だった(p1~p2参照)。 一般診療所は、同123施設増の10万1,118施設(同168施設増)、一般診療所の病床数は、同416床減の同10万7,210床(同5,950床減)。歯科診療所の施設数は、同19施設増の6万8,756施設(同115施・・・
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2015年12月17日(木)
[通知] ニボルマブ製剤、非小細胞肺癌治療時の留意点を明示 厚労省
- 厚生労働省は12月17日付で、「ニボルマブ(遺伝子組換え)製剤の使用に当たっての留意事項」に関する通知を発出した。 「ニボルマブ(遺伝子組換え)製剤(販売名:オプジーボ点滴静注20mg、同100mg)」は同日、「切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌」を効能・効果として承認された。しかし、間質性肺疾患、過度の免疫反応による副作用などの重篤な副作用があらわれることなどから、「適正使用」や「医療機関における適正使用・・・
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2015年12月17日(木)
[予防接種] PCV13の高齢者定期接種に関する検討方針案 ワクチン評価小委
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- 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会 ワクチン評価に関する小委員会(第2回 12/17)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 健康局 健康課 予防接種室 カテゴリ: 医療提供体制 医学・薬学 医薬品・医療機器
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2015年12月17日(木)
[意見募集] 11月に寄せられた8,382件の「国民の声」、回答を掲載 厚労省
- 厚生労働省は12月17日、同省に寄せられた「国民の皆様の声」の集計報告(p2~p22参照)を公表した。寄せられた意見・質問などを、厚生労働行政の政策改善につなげる契機とするもの。今回の集計期間は11月1日~11月30日で、総数は8,382件。内訳は、政策・制度立案への提言506件、制度の実施に関する提案1,158件、法令遵守違反0件、その他6,718件(p2参照)。 主な国民の声の一例として、健康局に寄せられた、「既に打った・・・
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2015年12月17日(木)
[医療従事者] 2014年医師数は2012年より2.6%増の31万1,205人 厚労省
- 厚生労働省は12月17日、2014年の「医師・歯科医師・薬剤師調査の概況」を発表した。 この調査は、医師・歯科医師・薬剤師の性、年齢、業務の種別、従事場所、診療科名などによる分布を明らかにするため、2年に1度実施されている(p1参照)。 医師・歯科医師・薬剤師の届出数(2014年12月31日現在)は、いずれも前回調査(2012年)に比べ増加。医師数は31万1,205人(2012年比7,937人、2.6%増)、歯科医師数は10万3,972人(・・・
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2015年12月17日(木)
[患者] 65歳以上の受療率、年次推移で低下傾向 厚労省
- 厚生労働省は12月17日、2014年の「患者調査の概況」を発表した。 この調査は、医療施設を利用する患者の傷病の状況などを把握するもので、3年ごとに実施している。今回は全国の医療施設のうち、病院6,402施設、一般診療所5,893施設、歯科診療所1,278施設を抽出し、施設を利用した入院・外来患者約230万人、退院患者約106万人が対象となっている(p1参照)(p3参照)。 推計患者数を入院・外来別にみると、入院131万8.8・・・
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2015年12月16日(水)
[医療費] 7月実績の医療費、前年同期比2.8%増 厚労省
- 厚生労働省は12月16日、2015年度の7月までの「最近の医療費の動向(概算医療費)」を発表し、医療費総額の伸び率は前年同期比で2.8%増だった。年齢別では、75歳未満は同2.0%増、75歳以上は同4.0%増(p1参照)(p4参照)。診療種類別は、医科入院同1.7%増、医科入院外同1.9%増、歯科同1.5%増、調剤同6.9%増だった(p1参照)(p6参照)。同時期の1人あたり医療費の伸び率は総額同2.9%増、うち75歳未満は同・・・
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2015年12月16日(水)
[医療費] 7月の調剤医療費は6,383億円、後発品割合は数量で58.2% 厚労省
- 厚生労働省は12月16日、最近の調剤医療費(電算処理分)の動向(2015年7月)を発表した。2015年7月の調剤医療費は6,383億円(前年度同期比7.1%増)で、うち技術料が1,524億円(同3.4%増)、薬剤料が4,848億円(同8.3%増)、うち後発医薬品が691億円(同17.6%増)(p1参照)。後発品割合は数量ベース(新指標)で58.2%(同3.1ポイント増)だった(p1参照)。・・・
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2015年12月16日(水)
[医学研究] 遺伝子治療等臨床研究の実施施設から報告 再生医療等評価部会
- 厚生労働省は12月16日、厚生科学審議会の「再生医療等評価部会」を開催した。 再生医療とは、自身の幹細胞を使って元通りの形や機能を再生する最先端の医療技術。これを迅速かつ安全に提供するために、2014年に再生医療等安全性確保法(p74~p256参照)(法律の概要に関する解説(p14~p73参照)も添付されている)が施行された。この評価部会は、同法が規定する再生医療の技術の範囲やリスク分類、提供基準などを検討する・・・
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2015年12月16日(水)
[チーム医療] 法律改正を伴わない各要望事項の方向性案を提示 厚労省WG
- 厚生労働省は12月16日、「チーム医療推進方策検討ワーキンググループ(WG)」を開催し、「各要望事項(法律改正に関わらない事項)に係る方向性」案を提示した。同WGは、チーム医療の取り組みの指針となるガイドライン(GL)の策定、GLを活用したチーム医療の普及・推進のための方策などを検討課題としている(p3参照)。 「各要望事項(法律改正に関わらない事項)に係る方向性」案(p5~p8参照)では、(1)現行法上も・・・
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