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2014年06月11日(水)
[介護保険] 訪問介護等と有老ホーム等が一体型の減算、拡大には慎重意見
- 厚生労働省は6月11日に、社会保障審議会の「介護給付費分科会」を開催した。 この日は、平成27年度介護報酬改定に向けて(1)認知症への対応(2)高齢者向け住まい―の2点を議題とした。◆認知症高齢者グループホーム、重度者への医療連携推進方策など論点に (1)の認知症対応は、高齢化が進行しつづける我が国ではきわめて重要な課題だ。 厚労省当局は、平成24年9月に「平成32年末に認知症高齢者数(「認知症高齢者の日常生活・・・
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2014年06月10日(火)
[医療改革] 健康寿命延伸戦略策定に向け、健康・医療戦略推進本部スタート
- 政府は6月10日に、健康・医療戦略推進本部の初会合を開催した。 新成長戦略(日本再興戦略等)では、「健康・医療」分野を成長分野の1つに定め、健康寿命延伸施策を強力に推進することとしている。 その一環として今通常国会では、健康・医療戦略推進法が成立した。 この法律には、(1)医療分野の研究開発とその環境整備(2)健康長寿社会形成に資する新たな産業活動の創出とその環境整備―を進めるために、内閣に健康・医療・・・
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2014年06月05日(木)
[先進医療] FDG-PETによるアルツハイマーと前頭側頭葉変性の鑑別は条件付適
- 厚生労働省は6月5日に、先進医療会議を開催した。 この日も、新規技術の「先進医療AまたはB」への振分けや、科学的評価などを行っている。 新規に届出のあった技術(平成26年5月受理分)は、次の3件(p5参照)。(1)大腸がんの化学療法における血中5-FU濃度モニタリング情報を用いた5-FU投与量の決定(2)敗血症患者のうち、血液培養が陽性となった患者のVerigeneシステムを用いた迅速診断(3)内科的治療に抵抗性で、血・・・
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2014年06月04日(水)
[緩和ケア] がん連携推進拠点病院以外の医療機関における緩和ケア等を検討
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- 緩和ケア推進検討会(第14回 6/4)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 健康局 総務課 がん対策・健康増進課 カテゴリ: 医療提供体制
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2014年06月04日(水)
[人口動態] 25年は出生数過去最低だが、合計特殊出生率は0.02ポイント改善
- 厚生労働省は6月4日に、平成25年の「人口動態統計月報年計(概数)の結果」を発表した。 平成25年の出生数は102万9800人で、前年より7431人減少している。人口1000人当たりの出生率は8.2で、前年と同率であった(p4~p5参照)(p6参照)(p22参照)(p26参照)。 一方、平成25年の死亡数は126万8432人で、前年より1万2073人増加。人口1000人当たりの死亡率は10.1で、前年より0.1ポイント増加している・・・
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2014年06月03日(火)
[医薬品] 血圧降下剤・アジルサルタンなど11品目の「使用上の注意」を改訂
- 厚生労働省は6月3日に、医薬品の「使用上の注意」の改訂について通知を発出した。 医薬品の品質、有効性・安全性に関する情報の収集、調査・検討等を踏まえ、「使用上の注意」の改訂が必要な品目について、日本製薬団体連合会より各メーカーに周知徹底し、速やかに添付文書を改訂するよう依頼している(p1参照)。 今回改訂が必要とされたのは次の11品目。(1)血圧降下剤の【アジルサルタン】など(p2参照)(2)血圧・・・
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2014年05月29日(木)
[医薬品] 発がん性有する抗がん剤使用、医療機関はばく露対策の徹底を
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- 発がん性等を有する化学物質を含有する抗がん剤等に対するばく露防止対策について(5/29付 通知)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 労働基準局 安全衛生部 化学物質対策課 カテゴリ: 医薬品・医療機器
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2014年05月28日(水)
[医療提供体制] 地域医療守るため、消費税制の抜本見直し等を全自病が要望
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- 要望書(5/28)《全国自治体病院開設者協議会、全国自治体病院協議会》
- 発信元:全国自治体病院開設者協議会、全国自治体病院協議会 カテゴリ: 医療提供体制
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2014年05月28日(水)
[緩和ケア] がん拠点病院、全医療従事者による緩和ケア体制の整備が必須
- 厚生労働省は5月28日に、リーフレット「がんと診断された時からの緩和ケア」を公表した。 がん診療連携拠点病院でがん診療に携わる『すべての医療従事者』に対して、緩和ケア提供の必要性等を説明している。 平成24年6月に閣議決定された新たな『がん対策推進基本計画』では、緩和ケアの推進を柱の1つに据えている(p2参照)。 緩和ケアというと「末期がん」を想像しがちだが、欧米では、がんと診断されたときから医療用・・・
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2014年05月28日(水)
[診療報酬] 5医薬品・3機器のデータに基づき、費用対効果評価手法を検討
- 厚生労働省は5月28日に、中医協の「費用対効果評価専門部会」を開催した。 専門部会では、前回(4月23日)会合において「具体的な医薬品・医療機器について製薬・医療機器メーカーにデータを提出してもらい、これをもとに費用対効果評価の試行的導入に向けた検討を進めていく」方針を固めた。 この日は、メーカーに提出してもらう「具体例」について議論し、その枠組みを決定している。 はじめに概観を整理すると、次のように・・・
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2014年05月26日(月)
[医学] 高血糖が急性心筋梗塞に伴う急性腎障害の合併症予測する指標と解明
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- 入院時の高血糖が、急性心筋梗塞に伴う急性腎障害の合併を予測する簡便なバイオマーカーとなり得ることを示唆(5/26)《国立循環器病研究センター》
- 発信元:国立循環器病研究センター カテゴリ: 医学・薬学
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2014年05月23日(金)
[DPC] ゴセレリン酢酸塩用いた閉経前乳がん治療等、DPC病棟でも出来高算定
- 厚生労働省は5月23日に、「厚生労働大臣が指定する病院の病棟における療養に要する費用の額の算定方法第一項第五号の規定に基づき厚生労働大臣が別に定める患者について」の一部改正に関する通知を発出した。 これは、一部の高額な薬剤を使用する傷病治療についてDPCの包括対象から除外するものだ。 DPCは、傷病ごとに、標準的な治療内容に応じて、入院基本料、薬剤料・検査費用などを包括して評価(1日あたり包括点数を設定)・・・
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2014年05月22日(木)
[先進医療] C11標識メチオニンPET診断による脳腫瘍再発検出など条件付き適
- 厚生労働省は5月22日に、先進医療技術審査部会を開催した。 この日も、申請されている先進医療技術(そのうち先進医療Bに振分けられたもの)の安全性・有効性について学術的視点からの審査を行った。 新規に申請された医療技術の中で、薬事承認されていない医薬品・医療材料などを用いる、あるいはリスクが比較的高いために、専門家による科学的視点で安全性・有効性を審査する必要のある「先進医療B」に振分けられているのは・・・
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2014年05月21日(水)
[意見募集] がん登録情報の匿名化にあたり、厚生科学審議会の意見きく方針
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- 「がん登録等の推進に関する法律第15条第2項の審議会等を定める政令案」に関する意見募集について(5/21)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 健康局 がん対策・健康増進課 カテゴリ: 保健・健康
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2014年05月20日(火)
[医学研究] 聞こえ・難聴のメカニズムと先端医療を紹介 都医学研
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- 平成26年度 都医学研都民講座(第3回) 聞こえと遺伝子~難聴のメカニズムと先端医療~(5/20)《東京都》
- 発信元:東京都 福祉保健局、東京都医学総合研究所 カテゴリ: 保健・健康 医学・薬学
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2014年05月16日(金)
[先進医療] 不明熱診断へのFDG-PETの応用等、先進医療に導入
- 厚生労働省は5月16日に、先進医療会議を開催した。 この日も、新規技術の「先進医療AまたはB」への振分けや、科学的評価などを行った。 新規に届出のあった技術(平成26年4月受理分)を見てみると、今回は次の3件で、いずれも先進医療Bに振分けられた(先進医療技術審査部会での審査に付される)(p6参照)。(1)炭素11標識メチオニンPET診断による放射線治療後の再発脳腫瘍の検出(p7~p10参照)(2)II-IIIA期非小細・・・
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2014年05月14日(水)
[DPC] 28年度DPC改革に向け、医療機関群のあり方など基本部分をまず検討
- 厚生労働省は5月14日に、診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会を開催した。 この日は、今後の検討課題とスケジュールを確認したほか、「病院指標の作成・公開」に関する特別調査の結果について厚労省当局から報告を受けた。◆ICD-10改訂への対応や、医療機関群の設定などが当面の検討テーマに まず今後の検討課題とスケジュールについて見てみよう(p118~p124参照)。 前回(4月18日)会合では、平成28年度のDPC制度改革に・・・
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2014年05月14日(水)
[規制改革] 医療関係40団体が「選択療養(仮称)」に断固反対する旨の決議
- 国民医療推進協議会は5月14日に総会を開催し、規制改革会議が提言している「選択療養制度(仮称)」に断固反対する決議を行った。 国民医療推進協議会は日本医師会、日本歯科医師会、日本薬剤師会、日本看護協会、日本病院会など医療関係40団体で構成される団体。 総会では、日医から規制改革会議が提唱する「選択療養制度(仮称)」について、次のような問題があることが指摘された(p2~p17参照)。(1)安全性・有効性の・・・
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2014年05月14日(水)
[薬価] 新薬加算、有識者の経験に加え定量評価を参考に設定すること再確認
- 厚生労働省は5月14日に、中医協総会を開催した。 この日は、新たな医療機器の保険適用や新薬の薬価収載などを了承したほか、新薬の薬価算定における「加算の定量化」について運用方法を再確認している。 平成26年度の薬価制度改革において「加算の定量化」を行うことが宿題とされ、薬価専門部会(4月23日開催)に研究結果が報告された。 そこでは、加算の根拠となる下記4指標を細分化し、各項目にポイントを振ったうえでその・・・
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2014年05月14日(水)
[診療報酬] 同一建物同一日の訪問診療、早期に実態把握に向けた調査実施
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- 中央社会保険医療協議会 診療報酬改定結果検証部会(第39回 5/14)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 医療課 カテゴリ: 診療報酬 診療報酬改定結果検証部会
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2014年05月12日(月)
[がん対策] 小児がんでは晩期合併症等踏まえた、成人と別個の就労支援必要
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- がん患者・経験者の就労支援のあり方に関する検討回(第4回 5/12)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 健康局 がん対策・健康増進課 カテゴリ: 保健・健康 医療提供体制
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2014年05月08日(木)
[27年度予算] 機能強化型訪看ST、27年度介護報酬改定でも同等の評価を要望
- 日本看護協会は5月8日に、厚生労働省の佐藤健康局長、原老健局長に宛てて「平成27年度予算等に関する要望書」を提出した。 まず佐藤健康局長に宛てては、次の5点について施策実施に必要な費用を確保するよう求めている(p1~p5参照)。(1)行政保健師の人材確保と配置の推進(p2参照)(2)地域包括ケアシステム構築に向けた都道府県の役割の強化(p2~p3参照)(3)保健師の系統的な現任教育体制の整備および充実・・・
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2014年05月07日(水)
[改定速報] 訪問診療における患者等の同意書、26年9月診療分までは省略可
- 厚生労働省は5月7日に、疑義解釈資料の送付(その6)に関する事務連絡を行った。 今回は【在宅患者訪問診療料】に関するQ&Aを掲載している。 在宅医療については、一部に不適切な利用実態があることが判明したため、平成26年度改定で、次のような見直しが行われた。(1)同一建物居住者に対するC001【在宅患者訪問診療料】を従前の約2分の1に減額する(2)訪問診療の実施にあたって、「訪問診療が必要な理由などをカルテ、レ・・・
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2014年05月01日(木)
[規制改革] 再生医療推進や社会福祉法人の情報公表などの進捗状況を確認
- 内閣府は5月1日に、「健康・医療ワーキンググループ」を開催した。 今回は、(1)重点的フォローアップ事項(2)ホットライン再検討案件―について状況報告を受けるなどした。 (1)の重点的フォローアップ事項は、平成25年9月19日の規制改革会議(親会議)で決定された「今後、集中的に規制改革に向けた検討を進める項目」。医療・介護分野としては(i)すべての社会福祉法人の経営情報の公表(p5参照)(ii)再生医療の推・・・
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2014年04月25日(金)
[国庫補助] 精神科病院や精神科デイ・ケア施設等整備に9億円規模の国庫補助
- 厚生労働省は4月25日に、平成26年度保健衛生施設等施設整備費実施計画(第1回目)を公表した。 保健衛生施設等施設整備費は、農村健診センター、特定感染症指定医療機関施設等の施設および設備を整備し、地域住民の健康増進や疾病の予防および治療を行い、公衆衛生の向上に寄与することを目的とした補助金である。 平成26年度第1回は計41件、総額9億2512万7000円。内訳は、原爆被爆者保健福祉施設6件(6475万円)、小児がん拠・・・
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