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2011年06月08日(水)
[医療提供体制] 社会保障改革案の検討内容、報告受ける 医療部会
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厚生労働省が6月8日に開催した、社会保障審議会の医療部会で配付された資料。この日は、医療提供体制のあり方について、「社会保障改革に関する集中検討会議」に提示された資料をもとに、経過報告が行われた。
集中検討会議に提示された、医療・介護分野における社会保障改革案には、(1)病院・病床機能の分化・強化と連携(2)外来受診の適正化(3)介護予防・重度化予防(4)国保財政の都道府県化(5)高額療養費の見直しに・・・
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2011年06月02日(木)
[社会保障] 病床機能強化等に伴い社会保障費増、2015年度に消費税率10%に
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政府が6月2日に開催した、社会保障改革に関する集中検討会議で配付された資料。この日は、社会保障改革案が提示された。首相指示や厚労省案、民主党報告などを総合的に勘案したもの。
医療・介護分野では、(1)病院・病床機能の分化・強化と連携(2)外来受診の適正化(3)介護予防・重度化予防(4)国保財政の都道府県化(5)高額療養費の見直しによる負担軽減と、その規模に応じた受診時定額負担の検討(6)高齢者医療費支・・・
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2011年05月13日(金)
[介護保険] 訪問看護事業者の使用医薬品、褥瘡処置等に必要なものに限る
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厚生労働省は5月13日に、介護保険最新情報vol.204を公表した。今回は、「指定訪問看護事業者が卸売販売業者から購入できる医薬品等の取扱い」に関する事務連絡を掲載している。
平成21年5月8日付の通知「薬事法の一部を改正する法律の施行等について」が一部改正(p2参照)されたことに伴い、指定訪問看護事業者ならびに指定居宅サービス事業者、指定介護予防サービス事業者が卸売販売業者から購入できる医薬品等の取扱い・・・
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2011年05月12日(木)
[社会保障] 在宅医療体制の強化、チーム医療の推進など盛り込む改革案提示
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厚生労働省は5月12日に、社会保障制度改革の方向性と具体策を公表した。これは、政府が検討している社会保障・税の一体改革案の原案に位置づけられるもの。
厚労省案は、このたびの震災により、社会保障改革にあたっては、「これまで以上に、給付の重点化、選択と集中、優先順位の明確化が求められている」と指摘。そのうえで、改革の基本的方向性として「全世代対応型・未来への投資」「参加保障・包括的支援」「普遍主義、分・・・
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2011年05月01日(日)
[保健衛生] 宮城県内のシステム復興目指し、支援センター設置 東北大
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東北大学大学院医学系研究科は先ごろ、地域保健支援センターを設置したことを公表した。これは、東日本大震災で被害を受けた宮城県内の各地域における保健衛生システムの復興に向けた支援を行うことを目的としたもの。
主な業務内容は、(1)調査とアセスメント(住民の保健ニーズや地域における保健衛生ニーズに関する調査の実施)(2)調査結果に基づく保健衛生システム復興への提言作成(3)保健指導や栄養指導、介護予防な・・・
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2011年04月28日(木)
[介護保険] 震災により介護予防通所介護が休業、休業期間は日割り計算
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厚生労働省は4月28日に、介護保険最新情報vol.200を公表した。今回は、「東日本大震災に伴う介護報酬上の取り扱い(第3版)」に関する事務連絡を掲載している。
今回の事務連絡では、4月8日付の事務連絡で示されたQ&Aを一部修正している。具体的には、「今回の震災または東電等の計画停電の影響により、介護予防通所介護事業所等が休業を行った場合、月額報酬となっている介護予防通所介護費等について、休業期間分を日割りす・・・
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2011年03月29日(火)
[健康] 避難所での「生活不活発病」を危惧、予防マニュアルを公表
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厚生労働省は3月29日に、介護保険最新情報vol.185を公表した。今回は、「東北地方太平洋沖地震による避難生活に伴う心身の機能の低下の予防」に関する事務連絡を掲載している。
今般の東北地方の震災により、避難生活を余儀なくされている高齢者等については、生活の不活発化を原因とする心身の機能低下、いわゆる「生活不活発病」の発症が危惧されている。生活不活発病を予防するためには、避難生活においても生活を活発にす・・・
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2011年03月22日(火)
[介護保険] 被災地での要援護者への適切な支援と、報酬上の取扱等を整理
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厚生労働省が3月22日に行った、東北地方太平洋沖地震等に伴う要援護者等への適切な支援及びケアマネジメント等の取扱いについての事務連絡。
このたびの震災以降、被災地では居宅介護支援事業や介護予防支援業務が困難となっている。また計画停電に伴う弾力的なサービス提供の必要性、原発事故による広域的な避難者の受入等に対し柔軟な対応が必要とされる。これらを踏まえ、厚労省は各都道府県に対し、要援護者への安否確認、・・・
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2011年03月11日(金)
[介護保険] 介護予防事業の実施方法、基準および把握方法の例を整理
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厚生労働省は3月11日に、介護保険最新情報vol.181を公表した。今回は、「二次予防事業の実施方法」について掲載している。
厚労省は平成22年8月6日に、地域支援事業実施要綱を改正し、介護予防事業の実施方法の見直しを行った。その後、見直しに伴って自治体からの問い合わせが多かったことから、基準および把握方法の例を整理したという。資料には、(1)プログラム参加について医師の判断を求める場合の基準(p3~p5参照)・・・
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2011年02月16日(水)
[介護保険] 平成22年11月末の保険給付総額は6043億円
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厚生労働省は2月16日に、介護保険事業状況報告の概要(平成22年11月暫定版)を公表した。
資料によると、平成22年11月末現在、第1号被保険者数は2907万人で、このうち要介護(要支援)認定者は501万8000人となっている。また、居宅(介護予防)サービス受給者は302万7000人、地域密着型(介護予防)サービス受給者は26万5000人、施設サービス受給者は84万2000人となっている。
さらに、保険給付決定状況では、特定入所者介護・・・
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2011年02月02日(水)
[診療報酬] 訪問看護師との退院時共同指導でも指導料算定可へ 中医協
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厚生労働省が2月2日に開催した、中医協総会で配付された資料。この日は、医療と介護の連携のうち、リハビリテーションや退院調整について議論したほか、有識者からのヒアリングを行った。
リハビリテーションについては、大きく(1)医療保険と介護保険の連携(2)外来リハビリにおける再診料併算定の是非―などが厚労省保険局の鈴木医療課長より論点として示された(p75~p141参照)。
リハビリテーションについては、平・・・
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2011年01月26日(水)
[行政改革] 事業仕分けに倣い、国際基準と不整合等な規制を仕分け俎上に
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内閣府が1月20日に開催した、行政刷新会議で配付された資料。この日は、「規制仕分け」について議論したほか、事業仕分け結果の23年度予算案への反映状況報告などを受けた。
「規制仕分け」とは、規制の現状や考え方について、「事業仕分け」と同様に公開の場で明らかにし、国民的議論を踏まえた規制改革の方向性を示すもの。仕分け対象となる規制としては、(1)時代の変化に即していない(2)国際基準と整合していない(3)・・・
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2010年12月27日(月)
[介護保険] 平成22年10月、要介護(要支援)認定者は500万人を突破
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厚生労働省は平成22年12月27日に、介護保険事業状況報告の概要(平成22年10月暫定版)を公表した。
資料によると、平成22年10月末現在、第1号被保険者数は2907万人で、このうち要介護(要支援)認定者は500万3000人となっている。また、居宅(介護予防)サービス受給者は300万9000人、地域密着型(介護予防)サービス受給者は26万3000人、施設サービス受給者は84万3000人となっている。
さらに、保険給付決定状況では、特定・・・
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2010年12月27日(月)
[社会保障] 社会保障の安定強化、具体的な制度改革に向けたチーム設置
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- 厚生労働省社会保障検討本部(第1回 12/27)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 政策統括官付社会保障担当参事官室 カテゴリ: 医療制度改革
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2010年12月08日(水)
[介護費] 平成22年8月の介護費総額は6693億円 国保中央会
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国民健康保険中央会はこのほど、平成22年8月サービス分の介護費等の動向を公表した。
8月分の介護費は、介護サービスと介護予防サービスを合わせて6693億円。前年同月に比べて5.0%の伸びとなっている。このうち、居宅サービスは3258億円(対前年同月費7.7%増)、地域密着型介護サービスは592億円(同9.5%増)、施設サービスは2843億円(同1.2%増)となっており、地域密着型介護サービスの増加が目立つ。サービス種類別に見・・・
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2010年11月24日(水)
[介護保険] 平成22年8月末の保険給付総額は5980億円
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厚生労働省は11月24日に、介護保険事業状況報告の概要(平成22年8月暫定版)を公表した。
資料によると、平成22年8月末現在、第1号被保険者数は2903万人で、このうち要介護(要支援)認定者は495万8000人となっている。また、居宅(介護予防)サービス受給者は299万人、地域密着型(介護予防)サービス受給者は25万9000人、施設サービス受給者は84万2000人となっている。
さらに、保険給付決定状況では、特定入所者介護サー・・・
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2010年11月15日(月)
[行政改革] 特定高齢者に対する介護予防事業、効果検証不十分 刷新会議
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内閣府が11月15日に開催した、行政刷新会議ワーキングループ「事業仕分け第3弾」で配付された資料。今回は、事業仕分けの判定が十分反映されていないものなどについて、再仕分けを行うもの。再仕分けの初日となったこの日は、(1)総務省:地域ICT利活用広域連携事業 (2)厚生労働省:介護予防事業(地域支援事業の一部)―などを対象に議論した。
(2)の介護予防事業(地域支援事業の一部)は、「被保険者が要介護状態等とな・・・
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2010年11月15日(月)
[介護保険] 市区町村における、介護予防事業の効果的な取組事例を紹介
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厚生労働省は11月15日に、介護保険最新情報vol.173を公表した。今回は、介護予防事業の効果的な取組事例に関する事務連絡を掲載している。
資料では、全国の市区町村から収集した介護予防事業の効果的な取組事例がまとめられている(p3~p5参照)。たとえば、東京都の新宿区では、特定高齢者候補者に電話による介護予防教室への参加勧奨を行っている。また、荒川区では、基本チェックリストの事前実施による効率的な二次予防・・・
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2010年11月12日(金)
[介護保険] 介護の二次予防事業の一般認知度、81.6%
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厚生労働省は11月12日に、介護保険最新情報vol.172を公表した。今回は、「介護予防事業に関する国民の皆さまからのご意見募集の結果」について掲載している。
厚労省は、介護予防事業のうちでも今回は特に、要介護・要支援状態となる可能性のある65歳以上を対象として、運動・栄養・口腔等のプログラムを実施する事業である「二次予防事業(旧:特定高齢者施策)」について、意見募集を行った。回答総数1088件で、内訳をみると・・・
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2010年10月29日(金)
[介護保険] 介護予防事業、基本チェックリストの実施率は高齢者人口の約3割
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厚生労働省は10月29日に、平成21年度の介護予防事業(地域支援事業)の実施状況に関する調査結果を公表した。この調査は、介護予防事業の実施状況を把握し、介護予防事業の円滑な運営および改善に向けて必要な基礎資料を得ることを目的としたもの。
全国の1607介護保険者(特別区、一部事務組合および広域連合等を含む)を対象に、(1)介護予防特定高齢者施策(2)介護予防一般高齢者施策(3)介護予防特定高齢者・一般高齢者・・・
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2010年10月27日(水)
[介護保険] 処遇改善交付金等の効果勘案し、精緻な第5期の事業量見込みを
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厚生労働省が10月27日に開催した、第5期介護保険事業(支援)計画の策定準備及び地域支援事業の見直しに係る会議で配付された資料。介護保険法では、市町村および都道府県に対し3年を1期とする介護保険事業計画を定めるよう求めている(第117条、第118条)。この会議は、第5期(2012~2014年度)計画策定にあたっての留意事項などについて、自治体の担当者に説明するもの。
厚労省は、第5期計画策定にあたり(1)介護従事者処・・・
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2010年10月26日(火)
[介護保険] 平成22年7月末の保険給付総額は5989億円に増加
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厚生労働省は10月26日に、介護保険事業状況報告の概要(平成22年7月暫定版)を公表した。
資料によると、平成22年7月末現在、第1号被保険者数は2900万人で、このうち要介護(要支援)認定者は494万5000人となっている。また、居宅(介護予防)サービス受給者は296万1000人、地域密着型(介護予防)サービス受給者は25万6000人、施設サービス受給者は84万人となっている。
さらに、保険給付決定状況では、特定入所者介護サー・・・
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2010年10月25日(月)
[福祉用具] 末期がんの方への「特殊寝台」等、市町村判断で貸与費算定可能
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厚生労働省は10月25日に、介護保険最新情報vol.170を公表した。今回は、末期がん等の方への福祉用具貸与の取扱等に関する事務連絡を掲載している。
要支援者および要介護1の者については、「特殊寝台」「特殊寝台付属品」「床ずれ防止用具」等の利用に際し、指定福祉用具貸与費および指定介護予防福祉用具貸与費が原則として算定できないこととなっている。しかし、このうち、末期がん等の心身の状態が急速に悪化することが確・・・
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2010年10月15日(金)
[介護保険] 平成22年6月末の保険給付総額は5860億円
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厚生労働省は10月15日に、介護保険事業状況報告の概要(平成22年6月暫定版)を公表した。
資料によると、平成22年6月末現在、第1号被保険者数は2898万人で、このうち要介護(要支援)認定者は491万7000人となっている。また、居宅(介護予防)サービス受給者は294万1000人、地域密着型(介護予防)サービス受給者は25万4000人、施設サービス受給者は83万8000人となっている。
さらに、保険給付決定状況では、特定入所者介護・・・
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2010年09月29日(水)
[介護] 275平米未満の認知症高齢者GHでも、スプリンクラー設置を努力義務化
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厚生労働省は9月29日に、介護保険最新情報vol.165を公表した。今回は、「指定地域密着型サービス及び指定地域密着型介護予防サービスに関する基準について」の一部改正に関する通知を掲載している。
資料には、当該基準の改正に関する新旧対照表が掲載されている(p3~p7参照)。それによると、小規模多機能型居宅介護の運営に関する基準に、「非常災害対策」の項目が加わっている(p4~p5参照)。
また、認知症対応型共・・・
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