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2017年09月09日(土)
[診療報酬]人件費確保目指し、診療報酬本体の引き上げ要求 横倉日医会長
- 日本医師会の横倉義武会長は9月9日に開催された、「第59回全日本病院学会」で講演し、薬剤費や医療材料費の上昇により、医療機関の費用に占める人件費比率が低下傾向にあることを問題視。2018年度診療報酬改定では、医療従事者の人件費確保を目標に、政府に対して診療報酬本体の引き上げを強く求めていく考えを表明した。 横倉会長は、国民皆保険制度を維持し、国民が安心して暮らせる社会を構築することこそが、政府が目標とす・・・
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2017年09月08日(金)
[医療改革] 被保険者の大幅増で3年連続経常黒字 健保組合2016年度決算
- 健康保険組合連合会が9月8日に公表した「平成28年度(2016年度)健保組合決算見込の概要」によると、健保連加入1,399組合の2016年度決算は2,373億円の経常黒字となる見通しであることがわかった。短時間労働者の適用拡大による被保険者の大幅増加で保険料収入が伸びたことなどが影響した。健保連は今回の経常黒字を一時的な要因によるものと分析。2025年には義務的経費に占める拠出金負担割合が平均で50.7%に達するとの試算を示・・・
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2017年09月08日(金)
[医療保険] 高額レセプト、1カ月2,000万円以上が69件で過去最多 健保連
- 健康保険組合連合会(健保連)が9月8日に公表した2016年度の「高額レセプト上位の概要」によると、高額医療交付金交付事業に申請された医療費のうち、1カ月あたり2,000万円を超えたのは69件で、過去最多を更新したことがわかった。 高額医療交付金交付事業では、高額な医療費が発生した健保組合の負担を緩和するため、高額療養費の一部を全ての健保組合からの拠出金から賄う(p9参照)。2016年度に申請された医療費のうち、・・・
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2017年09月01日(金)
[診療報酬] I・II群病院の重み付けなどを議論 DPC評価分科会
- 診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会は9月1日、2018年度診療報酬改定に向けたDPC制度(医療費包括支払制度)の見直しで、機能評価係数IIでの重み付けと、救急医療係数について議論した。機能評価係数IIの重み付けは、同係数の構成要素である効率性係数、複雑性係数、カバー率係数への財源配分をI・II群それぞれの特性に応じて変えるというもの。厚生労働省は同日の評価分科会にI群は効率性係数で、II群はカバー率係数でそれぞれ・・・
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2017年08月25日(金)
[医薬品] 薬剤費抑制と開発インセンティブの両立策を検討 内閣府・報告書
- 内閣府はこのほど、薬剤費の増加要因や医薬品開発における課題を分析した報告書を公表した。薬剤費抑制と医薬品の開発インセンティブという2つの命題を両立させるには、薬価算定時の補正加算制度などの運用にメリハリをつける一方、制度整備などの非金銭的な方法での医薬品産業への支援も重要との考えを示した。 この報告書は、「調剤・薬剤費の費用構造や動向等に関する分析-薬剤費と医薬品開発-」。厚生労働省の「国民医療・・・
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2017年08月25日(金)
[医療費] 1人当たり医療費は西高東低 地域差分析で厚労省
- 厚生労働省がこのほど公表した「平成27年度(2015年度)医療費の地域差分析」によると、年齢調整後の1人当たり医療費は西高東低。最大最小比は過去5年間、ほぼ横ばいで推移していることがわかった。 2015年度の市町村国民健康保険・後期高齢者医療制度合算の1人当たり実績医療費は、全国平均で57.3万円、1人当たり年齢調整後医療費は57.3万円(p28参照)。1人当たり年齢調整後医療費の上位5都道府県は、▽福岡県64.1万円▽高・・・
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2017年08月25日(金)
[医療改革] 調剤関連報酬の費用構造などを分析 内閣府報告書
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- 政策課題分析シリーズ14 調剤・薬剤費の費用構造や動向等に関する分析-調剤技術料の形成過程と薬局機能-(8/25)《内閣府》
- 発信元:内閣府 政策統括官 経済財政分析担当 カテゴリ: 医療制度改革 診療報酬
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2017年08月25日(金)
[予算]がん対策に386億円、難病対策に1,198億円を要求 健康局
- 厚生労働省が8月25日に公表した2018年度予算概算要求によると、健康局の一般会計総額は3,765億円で、前年度当初予算に比べ73億円(2.0%)増加したことが明らかになった(p4~p5参照)。がん対策や難病対策では、新たな医療提供体制の構築を推進。最も要求額が大きい感染症対策では286億円を確保し、新型インフルエンザ等の感染症対策を強化する。 がん対策には386億円(2017年度当初予算額:314億円)を計上した。がんゲノム・・・
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2017年08月25日(金)
[経営]小規模公立病院の経営悪化、原因と課題などを分析 内閣府
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- 政策課題分析シリーズ12 公立病院経営の状況と小規模公立病院の経営課題-持続可能な地域の医療提供体制の確立へ向けて-(8/25)《内閣府》
- 発信元:内閣府 政策統括官 経済財政分析担当 カテゴリ: 医療提供体制 診療報酬
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2017年08月23日(水)
[診療報酬] 7成分11品目をDPC包括対象外とすることを了承 中医協・総会1
- 中央社会保険医療協議会・総会は8月23日、DPC(包括医療費支払制度)の包括対象から除外する医薬品や、類似薬効比較方式による薬価算定時の類似薬と同様にDPCの包括対象とする新規収載医薬品を了承した。 DPCの包括対象から除外し、次期診療報酬改定まで出来高算定するのは、▽ゾシン静注用2.25など▽カイプロリス点滴静注用10mgなど▽スチバーガ錠40mg▽ソマチュリン皮下注120mg▽プラリア皮下注60mgシリンジ▽スピンラザ髄注12mg▽ケ・・・
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2017年08月18日(金)
[診療報酬] 11月にも2018年度診療報酬改定・要望書を厚労省に提出 日病協
- 日本病院団体協議会は8月18日、代表者会議を開き、2018年度診療報酬改定について、今年5月に公表した要望書に次ぐ、第2回目の要望書の骨子を固めた。今後、所属病院団体の意見を踏まえて議論を重ね、11月頃をめどに厚生労働省に要望書を提出したい考えだ。 要望書の骨子は、(1)7対1、10対1などの急性期、(2)地域包括ケア病棟、(3)精神科医療、(4)リハビリテーションを含む慢性期医療、(5)2025年を見据えた医療と介護・・・
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2017年08月18日(金)
[特集] 病院団体・会長就任インタビュー(1)全日本病院協会・猪口雄二会長
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- 特集 病院団体・会長就任インタビュー(1) (8/18)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: 医療制度改革 診療報酬 特集
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2017年08月04日(金)
[診療報酬] 激変緩和措置の適用期間を2年から1年に変更 DPC分科会で厚労省
- 厚生労働省は8月4日、DPC(医療費包括支払制度)の見直しを検討している診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会に、「調整係数」の「機能評価係数II」への置き換えに伴う激変緩和措置の適用期間をこれまでの2年間から1年間に改めることなどを提案した。 DPCの包括部分の報酬は、診断群分類ごとの1日当たり点数に入院日数と医療機関別係数(基礎係数+調整係数+機能評価係数I+機能評価係数II)を乗じて求める。「調整係数」は201・・・
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2017年08月01日(火)
[医療費] 2015年度の社会保障給付費114兆8,596億円、2.4%増 社人研
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- 平成27年度社会保障費用統計(8/1)《国立社会保障・人口問題研究所》
- 発信元:国立社会保障・人口問題研究所 カテゴリ: 調査・統計 医療保険 介護保険
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2017年07月27日(木)
[国保] 2016年11月の国保医療給付費は7,916億円 厚労省
- 厚生労働省は7月27日、事業状況を把握する基礎資料となる、「国民健康保険事業月報(2016年11月)」を発表した(p1~p2参照)。 加入世帯数は2,047万1,321世帯(前年同月比2.8%減)、被保険者は3,362万8,948人(4.6%減)。また、全国の医療費国保分は、総額9,578億23百万円、このうち入院は3,604億35百万円、入院外が5,106億61百万円。医療給付費は7,916億19百万円で、給付率は82.6%だった(p1参照)。・・・
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2017年07月25日(火)
[診療報酬] 入院1件当たり5万965.6点、1.4%増 社会医療診療行為別統計
- 2016年6月審査分の医科入院1件当たり点数は5万965.6点となり、前年よりも1.4%増加したことが、厚生労働省が7月25日に公表した「平成28年(2016)社会医療診療行為別統計の概況」で明らかになった。1日当たり点数の伸びが、平均在院日数の短縮による1件当たり日数の減少の影響を打ち消した格好となっている。 社会医療診療行為別統計は、医療保険から被保険者に給付される診療行為や調剤行為の内容、薬剤の使用状況を把握し、医・・・
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2017年07月19日(水)
[診療報酬] 医療機関群の選択制導入、2018年度導入は見送りへ DPC分科会
- 診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会は7月19日、DPC制度(医療費包括支払制度)見直しに向けた、本格的議論をスタートした。これまで段階的に実施されてきた「調整係数」の「機能評価係数II」への置き換えは次回2018年度診療報酬改定で完了するが、厚生労働省は推計診療報酬変動率が一定幅以上の医療機関については期限付きの激変緩和措置を講じることを提案した。また、5月の中間報告に盛り込んだ医療機関群の選択制については・・・
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2017年07月14日(金)
[予算] 2018年度予算に関する提案を公表 指定都市市長会・議長会
- 指定都市市長会と指定都市議長会は7月14日、共同で「平成30年度(2018年度)国の施策及び予算に関する提案」を取りまとめた。市町村国保の財政状況が危機的であることを受けて医療保険制度を一本化するよう要求。介護予防・日常生活支援総合事業(総合事業)を全市町村が円滑に運営できるよう必要な財政措置を講じるよう求めた。 提案事項は、(1)医療保険制度の抜本的改革および国民健康保険財政の確立、(2)介護保険制度の・・・
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2017年07月14日(金)
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 7月18日~7月22日
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- 来週注目の審議会スケジュール(7月18日~7月22日)(7/14)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: その他
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2017年07月12日(水)
[医療改革] 病院の将来ビジョンとミッションの明確化を 相澤日病会長
- 日本病院会の相澤孝夫会長は7月12日、東京ビッグサイト(東京・有明)で開催された「国際モダンホスピタルショウ2017」で講演し、総人口の減少と急速な高齢化が同時進行するなど、医療を取り巻く環境が大きな変革を迎えるなか、「病院もこれまで通りというわけにいかず、病院経営も変化に適切に対応して組織を継続発展させていかねばならない」との認識を表明。個々の病院が将来を見据えたミッションとビジョンを定め、それを達・・・
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2017年07月12日(水)
[診療報酬] 秋から請求事務効率化とレセデータの活用法検討 中医協・総会
- 中央社会保険医療協議会・総会は7月12日開かれ、診療報酬に関係する事務の効率化・合理化と診療報酬明細書(レセプト)データなどの利活用をテーマに議論した。診療報酬の審査・支払が本来の使用目的であったレセプトや診療実績のデータは、医療の標準化や質の向上を目的とした様々な施策への活用が期待されているが、その半面、診療報酬は改定を重ねるたびに複雑化し、医療機関の事務負担は増している。こうした実態を踏まえ、・・・
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2017年07月07日(金)
[医療費助成] 全都道府県、市区町村で乳幼児の医療費助成を実施 厚労省
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- 平成28年度「乳幼児等に係る医療費の援助についての調査」結果の送付について(7/7)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 雇用均等・児童家庭局 母子保健課 カテゴリ: 医療保険
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2017年07月05日(水)
[診療報酬] 医療機関群の名称変更に賛否 中医協・診療報酬基本小委
- 中央社会保険医療協議会・診療報酬基本問題小委員会は7月5日、2018年度診療報酬改定に向けたDPC制度(医療費包括支払制度)の見直しで、診療報酬調査専門組織DPC分科会から検討状況の中間報告を受けた。 中間報告は、現在のI群(大学本院)、II群(高機能病院)、III群(I、II以外の病院)の医療機関群の名称を見直すことや、II群の基準を満たす病院が自らの意向でIII群を選択することを認める仕組みの導入などを盛り込んだ・・・
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2017年06月30日(金)
[医療費] 薬価改定の影響などで前年同月比5.5%減 2016年9月薬剤料総額
- 厚生労働省がこのほど公表した「薬効分類別にみた調剤医療費の動向」によると、2016年9月調剤分の薬剤料総額は対前年同月比で5.5%減少したことがわかった。同省は、2016年度の薬価改定による薬価引き下げや、C型肝炎治療薬の使用量が落ち着いたことがなどが要因と分析している(p3参照)。 薬効分類別薬剤料の構成割合を年齢階級別にみると、10歳未満では呼吸器官用薬や抗生物質製剤、20~40歳では中枢神経系用薬、60歳以・・・
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2017年06月30日(金)
[医療費] 2016年4月~2017年2月の医療保険医療費、75歳以上で前年比1.2%増
- 厚生労働省は6月30日、「最近の医療費の動向(医療保険医療費)2017年1~2月号」を公表した。「医療保険医療費」とは、医療保険適用分の明細書のデータを集計したもの。 2016年度の2月までの医療費総額の伸び率は、医療保険適用75歳未満が前年同期比1.2%減、75歳以上は1.2%増だった(p2参照)。診療種類別医療費は、医科入院の75歳未満は0.6%減、75歳以上は2.9%増(p3参照)。医科入院外で75歳未満は0.4%減、75歳・・・
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