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2020年07月17日(金)
[医薬品] コロナ治療薬候補に抗炎症薬デキサメタゾンを追加 厚労省
- 厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症の患者に対応する医療従事者向けの診療の手引きを改訂し、新型コロナの治療薬候補としてステロイド系抗炎症薬「デキサメタゾン」を追記した(p29参照)。英国の試験で同薬の投与によって重症患者の致死率の低下が確認されたことを踏まえた対応。 改訂後の手引きによると、英国での試験で、経口または静脈内注射によって同薬6mgを10日間(1日1回)投与した「デキサメタゾン治療群」(・・・
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2020年07月17日(金)
[医薬品] 薬価調査実施の政府方針、「納得できない」 日薬が見解
- 日本薬剤師会は、17日に閣議決定された骨太方針2020に関する見解を公表した。社会保障制度での医療関連の事項で、薬局の経営状況にも十分に配慮するとの方針が示されたことを評価するとした一方、20年度の薬価調査の実施を前提とする姿勢には「到底納得できるものではない」と主張している(p2~p3参照)。 見解ではまた、骨太方針2020に盛り込まれた、診察から薬剤の受け取りまでをオンラインで完結する仕組みの構築について・・・
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2020年07月17日(金)
[医療改革] 骨太方針2020を閣議決定、薬価調査実施を記載 政府
- 政府は17日の臨時閣議で「経済財政運営と改革の基本方針2020」(骨太方針2020)を決定した。8日に固めた原案では言及しなかった21年度から始まる薬価の毎年改定については「骨太方針2018等の内容に新型コロナウイルス感染症による影響も勘案して、十分に検討し、決定する」と記載(p36参照)。その前提となる20年度の薬価調査は実施する方針を示した。そのほかの医療分野や社会保障などに関する記載は、原案をほぼ踏襲した。・・・
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2020年07月17日(金)
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 7月20日-7月25日
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- 来週注目の審議会スケジュール(7月20日-7月25日)(7/17)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: その他
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2020年07月14日(火)
[医薬品] メマンチン塩酸塩の副作用の経過・処置記載 厚労省が安全性情報
- 厚生労働省は14日、医薬品・医療機器等安全性情報(No.374)を公表した。安全性情報では、添付文書(使用上の注意)の改訂を指導した、アルツハイマー型認知症治療剤の「メマンチン塩酸塩」(メマリー錠5mgなど)の副作用の経過と処置を取り上げ、医療関係者に注意を促している(p16参照)。 メマンチン塩酸塩を巡っては、6月の添付文書改訂で、「重大な副作用」の項に「完全房室ブロック、高度な洞徐脈等の徐脈性不整脈」・・・
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2020年07月14日(火)
[感染症] 2社の抗体検査での陽性検体、感染の阻害機能を確認 厚労省
- 厚生労働省は14日、海外2社の機器などを用いた新型コロナウイルスの抗体検査でいずれも陽性だった人の検体が、実際にウイルス感染を阻害する機能を持つ「中和抗体」であることを確認したとする試験結果を公表した(p1参照)。 厚労省によると、国立感染症研究所が新型コロナの抗体検査で用いられた検体を対象に中和試験を行い、ウイルス感染の阻害機能を持つ抗体量(中和抗体価)を測定した(p1参照)。 その結果、米・・・
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2020年07月10日(金)
[医薬品] レムデシビル、医療機関側に費用負担なし 厚労省がQ&Aに追記
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- 「新型コロナウイルス感染症におけるレムデシビル製剤の各医療機関への配分について(依頼)」に関する質疑応答集(Q&A)について(一部変更)(7/10)改定《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 カテゴリ: 新型コロナウイルス 医薬品・医療機器
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2020年07月10日(金)
[医薬品] アビガンの投与で効果に有意差出ず 藤田医科大が最終結果を発表
- 新型コロナウイルス感染症に対し、ファビピラビル(製品名アビガン、富士フイルム富山化学)によるウイルス量の低減効果に関する臨床試験を行っている藤田医科大は10日、最終結果の暫定的解析を発表。ファビピラビルの通常投与群(1日目から内服)と遅延投与群(6日目から内服)を比較した結果、通常投与群で6日目までにウイルスの消失、解熱に至りやすい傾向は見られたが、統計的有意差には達しなかったとした(p1参照)。・・・
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2020年07月10日(金)
[医療機器] スマホ電波で人工呼吸器の動作不良はメーカーに連絡を PMDA
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- PMDAからの医療機器適正使用のお願い(7/10)《医薬品医療機器総合機構》
- 発信元:公益財団法人日本医療機能評価機構 カテゴリ: 医薬品・医療機器
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2020年07月10日(金)
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 7月13日-7月18日
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- 来週注目の審議会スケジュール(7月13日-7月18日)(7/10)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: その他
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2020年07月08日(水)
[医療改革] 骨太方針2020の原案を了承 経済財政諮問会議
- 政府の経済財政諮問会議は8日、骨太方針2020の原案を了承した。医療関連では、21年度から始まる薬価の毎年改定に関する具体的な記載は見送ったが、西村康稔・経済財政政策担当相は会議後の記者会見で、「これまでの対応方針に変更はない」と述べた。政府は与党との調整を9日以降進め、骨太方針2020を来週にも閣議決定する。 骨太方針の原案では、薬価の毎年改定に関する具体的な記載を見送る一方、社会保障制度の改革を21年度ま・・・
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2020年07月07日(火)
[医療費] 19年度1月、2月の調剤医療費を公表 厚労省
- 厚生労働省はこのほど、2019年度1月および2月の「最近の調剤医療費(電算処理分)の動向」を公表した。 1月の調剤医療費は6,228億円となり、対前年度同期比で0.4%減少した。内訳は、技術料が1,605億円(対前年度同期比1.8%減)、薬剤料が4,611億円(0.1%増)。後発医薬品の薬剤料は857億円(1.6%減)だった。後発医薬品の割合は数量ベース(新指標)で、80.2%(2.7ポイント増)(p1参照)(p5参照)(p8参照)・・・
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2020年07月06日(月)
[医療機器] 19年度の医療機器相談、前年度比36人減の354人 PMDA
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- 医療機器相談の受付状況(平成31年4月-令和2年3月)(7/6)《医薬品医療機器総合機構》
- 発信元:医薬品医療機器総合機構 カテゴリ: 医薬品・医療機器
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2020年07月03日(金)
[医薬品] 医薬品6品目の一般的名称を決定 厚労省・通知
- 厚生労働省は3日、新たに6医薬品の一般的名称を定め、都道府県に通知した。対象品目は以下の通り。▽ゲーファピキサントクエン酸塩(p2参照)▽ファリシマブ(遺伝子組換え)(p3参照)▽アシミニブ塩酸塩(p6参照)▽アバルグルコシダーゼ アルファ(遺伝子組換え)(p7参照)▽パドセボニル(p8参照)▽コンシズマブ(遺伝子組換え)(p9参照)・・・
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2020年07月03日(金)
[医療改革] オンライン診療料、時限的措置の検証踏まえ次回改定で評価を
- 政府は3日、未来投資会議を開催し、成長戦略実行計画案と成長戦略フォローアップ案、また革新的事業活動に関する実行計画案について議論した。フォローアップ案と革新的事業活動の実行計画案では、「オンライン診療料」について、時限的措置の検証により、2022年度診療報酬改定で「エビデンスを踏まえた診療報酬評価の検討」を行うものとした。また、時限的措置の検証を踏まえ、ガイドラインの定期的見直しを25年度まで継続して・・・
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2020年07月02日(木)
[介護] 介護職員が可能な医行為でないケアを整理へ 規制改革推進会議答申
- 政府の規制改革推進会議が2日に取りまとめた答申では、介護職員が可能なケア行為について2020年度中に検討を始め、必要な措置を取る方針が示された。持続可能なサービス提供体制を確保するための、医療・介護関係職のタスクシフト推進策の一環。医療ニーズを持つ高齢者などに対して介護職員が安心してケアに当たれるよう、過去の厚生労働省通知に記載のない行為について再整理する(p59参照)。 05年の厚労省の通知「医師法・・・
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2020年06月30日(火)
[診療報酬] 医療機関・薬局でのレジ袋の費用徴収、規則に抵触せず 厚労省
- 厚生労働省は6月30日、2020年度の診療報酬改定に伴う事務連絡「疑義解釈資料(Q&A)その20」を都道府県などに出した。医薬品・化粧品小売業などでのプラスチック製買物袋(いわゆるレジ袋)の有料化が7月1日からスタートするのに合わせ、薬局が薬剤などを患者に支給する際、一部負担金とは別にプラスチック製買物袋の費用を徴収することは、保険調剤を行う上での基本的事項を定めた「保険薬局及び保険薬剤師療養担当規則」(・・・
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2020年06月29日(月)
[経営] 商業動態統計速報 20年5月分 経済産業省
- 経済産業省は6月29日、2020年5月分の「商業動態統計速報」を公表した。ドラッグストアに関するデータの詳細は、以下の通り(p48参照)。●販売額:▽総額/6,069億円(前年同月比6.4%増)▽調剤医薬品/449億円(2.9%増)▽OTC医薬品/709億円(5.2%減)▽ヘルスケア(衛生)・介護・ベビー用品/445億円(28.5%増)▽健康食品/174億円(6.3%減)●店舗数:1万6,609店(3.7%増)・・・
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2020年06月26日(金)
[医薬品] 造影剤の評価中のリスクに「造影剤脳症」 PMDAが公表
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- 医薬品に関する評価中のリスク等の情報について(6/26)《医薬品医療機器総合機構》
- 発信元:医薬品医療機器総合機構 カテゴリ: 医薬品・医療機器
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2020年06月26日(金)
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 6月29日-7月4日
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- 来週注目の審議会スケジュール(6月29日-7月4日)(6/26)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: その他
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2020年06月25日(木)
[医薬品] オキシトシン添付文書に連続的なモニタリング追記 改訂を指示
- 厚生労働省は25日、医療用医薬品の添付文書(使用上の注意)改訂の指示を出した。改訂の対象となった医薬品は以下の通り(p1参照)。〔オキシトシン〕商品名はアトニン−O注1単位など。子宮収縮の誘発、促進並びに子宮出血の治療の目的で、分娩誘発、微弱陣痛、弛緩出血、胎盤娩出前後、子宮復古不全、帝王切開術(胎児の娩出後)、流産、人工妊娠中の場合に使用する。「警告」の項に、「分娩監視装置を用いて母体およ・・・
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2020年06月22日(月)
[医薬品] 新たに6医薬品を希少疾病用医薬品に指定 厚労省
- 厚生労働省は6月22日付で、新たに6医薬品を希少疾病用医薬品に指定したと、都道府県に通知した。詳細は以下の通り(p1~p2参照)。●カボテグラビル/HIV-1感染症/ヴィーブヘルスケア●カボテグラビルナトリウム/HIV-1感染症/ヴィーブヘルスケア●リルピビリン/HIV-1感染症/ヤンセンファーマ●Lenabasum/全身性強皮症/科研製薬●セルメチニブ硫酸塩/神経線維腫症1型/アストラゼネカ●ベネトクラクス/急性骨髄性白血病/・・・
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2020年06月17日(水)
[医薬品] 20年5月分貿易統計(速報) 財務省
- 財務省は17日、2020年5月分の「貿易統計(速報)」を公表した。医薬品の輸出額・輸入額の詳細は以下の通り。●輸出額:▽総額/798億円(前年同月比32.2%増)▽米国/373億円(65.3%増)▽EU/76億円(24.8%増)▽アジア/254億円(8.6%増)▽中国/160億円(16.7%増)(p3参照)(p5~p8参照)●輸入額:▽総額/2,503億円(2.0%増)▽米国/272億円(24.7%減)▽EU/1,230億円(3.3%減)▽アジア/362億円(48.9%増)▽中国・・・
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2020年06月17日(水)
[医薬品] 中間年薬価調査の実施計画案で議論 中医協・薬価専門部会
- 中央社会保険医療協議会・薬価専門部会は17日、中間年薬価調査について厚生労働省が提案した実施計画案について議論した。医薬品卸業の専門委員、診療側委員が実施できる環境にないと訴える一方、支払側委員は厚労省案による実施の可否についての議論を進めるべきと主張し、平行線のまま終わった。支払側は、調査をした結果が使えないものであれば改定しないという選択肢もあるとの考えを示した(p2~p14参照)。 前回の業界・・・
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2020年06月16日(火)
[医薬品] アーリーダ錠副作用、TENの経過・処置を記載 厚労省が安全性情報
- 厚生労働省は16日、医薬品・医療機器等安全性情報(No.373)を公表した。安全性情報では、添付文書(使用上の注意)の改訂を指導した、前立腺癌治療剤「アパルタミド」(アーリーダ錠60mg)の副作用の経過と処置を取り上げ、医療関係者に注意を促している(p8参照)。 アーリーダ錠を巡っては、5月の添付文書改訂で、「重大な副作用」の項の「重度の皮膚障害」に「中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)・・・
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