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2017年03月22日(水)
[診療報酬] 中医協と介護給付費分科会が在宅医療で意見交換 厚労省1
- 中央社会保険医療協議会と社会保障審議会・介護給付費分科会は3月22日、2018年度の診療・介護報酬の同時改定に向けて、第1回目の「医療と介護の連携に関する意見交換」を開催した。今回のテーマは「看取り」と「訪問看護」。看取りの議論では、在宅患者が本人や家族の意思に反して病院に搬送され望まない救命措置が行われる事例があることや、終の住処であるはずの特別養護老人ホームの一部に看取りを行っていない施設がある点に・・・
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2017年03月22日(水)
[診療報酬] 訪問看護、職員確保と24時間対応が課題 厚労省2
- 医療と介護の連携に関する意見交換は3月22日、訪問看護について議論した。出席委員からは訪問看護師の確保に向けた対応や、エビデンスに基づく24時間対応のあり方の検討を求める声が上がった。◆訪問看護の確保、訪問看護師養成の評価や医療・介護従事者の役割のすみ分けを求める声 厚生労働省は会議の検討項目として、(1)訪問看護ステーションの事業規模と病院・診療所による訪問看護の拡大、訪問看護に従事する人材育成の方・・・
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2017年03月21日(火)
[医薬品] ラモトリギンなどの添付文書改訂を指示 厚労省
- 厚生労働省は3月21日、抗てんかん剤ラモトリギンなどについて、添付文書の改訂と関係者への情報提供を行うよう、日本製薬団体連合会に通知した(p1~p40参照)。このうち催眠鎮静薬、抗不安薬として使用されるエスゾピクロンなどのベンゾジアゼピン受容体作動薬については、(1)承認用量の範囲内でも連用することで薬物依存が生じることがある、(2)投与中の投与量の急激な減少または投与の中止は原疾患の悪化や離脱症状があ・・・
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2017年03月17日(金)
[インフル] 3月6日~3月12日の報告患者数は5万5,004人
- 厚生労働省は3月17日、2017年第10週(3月6日~3月12日)におけるインフルエンザの発生状況を発表した。定点当たり報告数は11.09人(患者数5万5,004人)で、前週の13.55人よりも減少した。2016年第36週以降、累積の受診者数は推計約1,450万人となった。6県で患者数が増加したが、41都道府県では減少した。都道府県別で報告数が多かったのは、沖縄県21.93人、福島県20.71人、石川県19.52人の順(p2参照)。 全国で警報レベル・・・
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2017年03月15日(水)
[医薬品] レパーサなどの最適使用GL、通知は4月1日に発出 中医協・総会3
- 厚生労働省は3月15日の中央社会保険医療協議会・総会に、家族性高コレステロール血症(FH)・高コレステロール血症用薬「レパーサ(一般名:エボロクマブ[遺伝子組換え])」と類似薬「プラルエント(同:アリロクマブ[遺伝子組換え])」の最適使用推進ガイドライン(GL)(p37~p51参照)(p52~p64参照)を提示した。4月1日に留意事項通知を発出・適用し、適用以前から投与を受けている患者や医療機関の体制整備のため・・・
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2017年03月10日(金)
[健康] 患者情報を共有した地域での疾患管理を提案 心血管疾患WG
- 厚生労働省は3月10日の「心血管疾患に係るワーキンググループ(WG)」で、心疾患の診療提供体制として、急性期から回復期、維持期のリハビリテーションを担う医療機関が患者情報を共有・連携して、地域全体で疾患管理をしていく仕組みを提案した。 循環器疾患は主要な死亡原因であり、要介護のきっかけとなることも多い。脳卒中と急性心筋梗塞は、医療計画に診療提供体制の記載が必要な5疾病に含まれている。このため厚労省は「・・・
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2017年03月10日(金)
[インフル] 2月27日~3月5日の報告患者数は6万7,273人
- 厚生労働省は3月10日、2017年第9週(2月27日~3月5日)におけるインフルエンザの発生状況を発表した。定点当たり報告数は13.55人(患者数6万7,273人)で、前週の16.87人よりも減少した。2016年第36週以降、累積の受診者数は推計約1,389万人となった。2道県で患者数が増加したが、45都府県では減少した。都道府県別で報告数が多かったのは、長崎県21.39人、石川県20.96人、沖縄県20.43人の順(p2参照)。 全国で警報レベルを・・・
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2017年03月08日(水)
[医療提供体制] 地域医療構想調整会議の進め方などを議論 医療計画検討会2
- 厚生労働省は3月8日の「医療計画の見直し等に関する検討会」に、地域医療構想調整会議での議論の進め方の参考例や、病床機能報告制度における病棟別データの分析方法などを提案した。 地域医療構想調整会議は、地域医療構想の構想区域ごとに設置される組織で、病院が自院の病床機能(病棟単位)を自主選択して報告する病床機能報告制度のデータなどをもとに、構想区域内における医療機能の分化・連携を進めるための調整役を担う・・・
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2017年03月07日(火)
[人口] 2016年10月の自然増減数は2万6,220人減 厚労省
- 厚生労働省は3月7日、2016年10月の人口動態統計月報(概数)を公表した。2016年10月の出生数は8万3,237人(前年同月比3.2%減・2,758人減)。死亡数は10万9,457人(1.4%増・1,537人増)だった(p5参照)。最も多い死因は、悪性新生物(がんや肉腫など悪性腫瘍)の3万2,086人(55人減)。次に多い心疾患が1万5,247人(33人増)(p12参照)。自然増減数(出生数-死亡数)は2万6,220人減で、前年にくらべて減少幅が4,295・・・
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2017年03月03日(金)
[インフル] 2月20日~2月26日の報告患者数は8万3,714人
- 厚生労働省は3月3日、2017年第8週(2月20日~2月26日)におけるインフルエンザの発生状況を発表した。定点当たり報告数は16.87人(患者数8万3,714人)で、前週の23.92人よりも減少した。2016年第36週以降、累積の受診者数は推計約1,315万人となった。全都道府県で前週よりも報告数が減少した。都道府県別で報告数が多かったのは、福井県26.34人、長野県26.11人、長崎県25.13人の順(p2参照)。 全国で警報レベルを超える保・・・
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2017年03月03日(金)
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 3月6日~3月11日
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- 来週注目の審議会スケジュール(3月6日~3月11日)(3/3)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: その他
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2017年02月24日(金)
[インフル] 2月13日~2月19日の報告患者数は11万8,696人
- 厚生労働省は2月24日、2017年第7週(2月13日~2月19日)におけるインフルエンザの発生状況を発表した。定点当たり報告数は23.92人(患者数11万8,696人)で、前週の28.57人よりも減少した。2016年第36週以降、累積の受診者数は推計約1,224万人となった。5県で患者数が増加したが、42都道府県では減少した。都道府県別で多かったのは、鹿児島県36.17人、石川県35.77人、長崎県35.23人の順(p2参照)。 全国で警報レベルを超え・・・
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2017年02月22日(水)
[診療報酬] 地域包括診療料の要件緩和求める意見も 中医協・総会1
- 中央社会保険医療協議会は2月22日総会を開き、「かかりつけ医機能」の診療報酬上の評価について議論した。主に初期診療を担うかかりつけ医に対しては、日常の健康管理や適切な専門医への紹介などの役割が期待されるが、その一方で24時間対応を求められる機会が増え、1人の医師だけで患者のニーズを満たすのは困難になっている。こうした実情を踏まえ、総会では在宅医療における医師同士の連携を評価する方向で委員の意見はおおむ・・・
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2017年02月17日(金)
[インフル] 2月6日~2月12日の報告患者数は14万1,666人
- 厚生労働省は2月17日、2017年第6週(2月6日~2月12日)におけるインフルエンザの発生状況を発表した。定点当たり報告数は28.57人(患者数14万1,666人)で、前週の38.14人よりも減少した。2016年第36週以降、累積の受診者数は推計約1,098万人となった。1県で患者数が増加したが、46都道府県では減少した。都道府県別で多かったのは、高知県41.63人、福岡県39.77人、大分県38.55人の順(p2参照)。 全国で警報レベルを超える・・・
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2017年02月10日(金)
[特定健診] 特定健診受診者の約6割が生活習慣病のリスクあり 健保連
- 健康保険組合連合会がこのほど公表した「被保険者(40―74歳)の健康状態と生活習慣病に関する調査分析」によると、特定健診受診者の約6割が血圧・脂質・血糖いずれかの検査値でリスクを保有している(保健指導基準値以上である)ことがわかった。 調査は2014年度の特定健診を受診した被保険者270万4,001人(男性202万3,161人、女性68万840人)を対象に、▽食生活や肥満の状況▽血圧・脂質・血糖の検査値―を調査した。このうち2015・・・
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2017年02月10日(金)
[インフル] 1月30日~2月5日の報告患者数は18万9,231人
- 厚生労働省は2月10日、2017年第5週(1月30日~2月5日)におけるインフルエンザの発生状況を発表した。定点当たり報告数は38.14人(患者数18万9,231人)で、前週の39.41人よりも減少した。2016年第36週以降、累積の受診者数は推計約947万人となった。19道府県で患者数が増加、28都府県で減少した。都道府県別で多かったのは、福岡県55.03人、宮崎県54.02人、愛知県51.44人の順。 全国で警報レベルを超える保健所地域は390カ所(4・・・
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2017年02月08日(水)
[精神医療] 多様な精神疾患に対応できる支援体制構築を 厚労省
- 厚生労働省の「これからの精神保健医療福祉のあり方に関する検討会」は2月8日、多様な精神疾患等に対応できる医療連携体制の構築などを盛り込んだ報告書をまとめた。これを受けて厚労省は、今通常国会に提出予定の関連法案に報告書の内容を反映させる方針。 報告書は、(1)新たな地域精神保健医療体制のあり方(p11~p16参照)、(2)医療保護入院制度の充実(p17~p29参照)、(3)措置入院制度(p30~p39参照)、(4)・・・
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2017年02月08日(水)
[医薬品] 新医薬品11成分17品目の薬価収載を承認 中医協・総会3
- 2月8日に開催された中央社会保険医療協議会の総会では、11成分17品目の医薬品の薬価収載が了承された。 原価計算方式で薬価算定されたのは、便秘型過敏性腸症候群用薬「リンゼス錠0.25mg」と造血幹細胞の末梢血中への動員促進用薬「モゾビル皮下注24mg」(p6~p7参照)(p20~p21参照)。「モゾビル皮下注24mg」は希少疾病用医薬品に指定されていることなどから、営業利益率が25%上乗され、「外国平均価格調整」による引き・・・
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2017年02月07日(火)
[人口] 2016年9月の自然増減数は1万5,580人減 厚労省
- 厚生労働省は2月7日、2016年9月の人口動態統計月報(概数)を公表した。2016年9月の出生数は8万4,899人(前年同月比1.9%減・1,671人減)。死亡数は10万479人(2.3%増・2,242人増)だった(p5参照)。最も多い死因は、悪性新生物(がんや肉腫など悪性腫瘍)の3万836人(329人増)。次に多い心疾患が1万3,412人(28人増)(p12参照)。自然増減数(出生数-死亡数)は1万5,580人減で、前年にくらべて減少幅が3,913人拡大・・・
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2017年02月06日(月)
[医療改革] 2例目の技術を了承 患者申出評価会議
- 「患者申出療養評価会議」は2月6日、2例目となる新規技術を「適」と判断した(p8参照)。一方、評価会議でのこれまでの議論や中央社会保険医療協議会からの指摘を受け、制度のあり方について検討することも確認した。 保険診療と保険外診療(自由診療)の併用を例外的に認める「評価療養」には、先進医療や医薬品の適応外使用などがある。従来の仕組みでは、自分が対象患者の基準から外れている場合や近隣の医療機関でその・・・
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2017年02月03日(金)
[健康] 急性期から維持期までの連携体制構築が課題 脳卒中WG
- 厚生労働省の「脳卒中に係るワーキンググループ(WG)」は2月3日開かれ、脳卒中の診療提供体制について意見交換した。容態安定後にリハビリテーションに入る時期が早い脳卒中患者ほど在宅復帰率が高いことから、WGでは急性期から回復期、維持期に至るまでの連携体制構築が論点となった(p6~p7参照)。 脳卒中や心臓病などの循環器病は、日本人の死因の上位を占める疾病であり、発症をきっかけに要介護状態になるケースも多い・・・
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2017年02月03日(金)
[インフル] 1月23日~1月29日の報告患者数は19万5,501人
- 厚生労働省は2月3日、2017年第4週(1月23日~1月29日)におけるインフルエンザの発生状況を発表した。定点当たり報告数は39.41人(患者数19万5,501人)で、前週の28.66人よりも増加した。2016年第36週以降、累積の受診者数は推計約748万人となった。全47都道府県で患者数の増加がみられた。都道府県別で多かったのは、宮崎県59.08人、福岡県55.10人、愛知県54.68人の順。 全国で警報レベルを超える保健所地域は355カ所(45都道・・・
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2017年01月27日(金)
[難病対策] 難病医療支援ネットワークの具体的な機能を議論 難病対策委
- 厚生労働省は1月27日、厚生科学審議会・疾病対策部会の「難病対策委員会」を開催し、難病医療支援ネットワーク(NW)のあり方などについて議論した。 難病医療支援NWでは、国立高度専門医療研究センター、難病研究班、各学会などが連携して、希少疾患の診断・治療支援・助言などを行うほか、対応困難な症例などを収集・分析する。2016年10月21日の同委員会のとりまとめで、▽特に希少な難病の診断までの期間短縮▽都道府県内で対・・・
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2017年01月27日(金)
[インフル] 1月16日~1月22日の報告患者数は14万2,144人
- 厚生労働省は1月27日、2017年第3週(1月16日~1月22日)におけるインフルエンザの発生状況を発表した。定点当たり報告数は28.66人(患者数14万2,144人)で、前週の15.25人からほぼ倍増。2016年第36週以降、累積の受診者数は推計約547万人となった。全47都道府県で患者数の増加がみられた。都道府県別で多かったのは、宮崎県42.53人、愛知県42.46人、埼玉県38.51人の順。 全国で警報レベルを超える保健所地域は214カ所(38都道府・・・
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2017年01月26日(木)
[医療従事者] 四病協・日看協などから意見聴取 働き方ビジョン検討会
- 厚生労働省の「新たな医療の在り方を踏まえた医師・看護師等の働き方ビジョン検討会」は1月26日、医師や看護師の関係団体などからのヒアリングを行った。医師の需給問題について意見表明した、神野正博・全日本病院協会(全日病)副会長は、「強力な偏在対策によってはじめて需給調整が可能になる」と述べ、偏在対策が急務であることを強調(p30参照)。坂本すが・日本看護協会会長は、看護基礎教育と夜勤・交代制勤務の改革・・・
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