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2008年12月12日(金)
社会医療法人の不動産取得税、非課税へ 自民党税制改正大綱
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自由民主党が12月12日にまとめた平成21年度税制改正大綱。平成21年度税制改正においては、世界経済の混乱やそれに伴う国内経済の不振から国民生活を守り、今年度からの3年間のうちに景気回復を最優先で実現するとの断固たる決意に基づいて、わが国の内需を刺激するため、大胆かつ柔軟な減税措置を講じる、としている(p3参照)。
この中で、医療用機器等の特別償却制度について見直しを行い、その適用期限を2年延長すると・・・
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2008年12月12日(金)
長寿医療制度「廃止はしない」、より良い制度へ見直しを 医療保険部会
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厚生労働省が12月12日に開催した社会保障審議会医療保険部会で配布された資料。この日は、前回に引き続き、出産育児一時金制度や、高齢者医療制度に関する検討会での検討状況及び保険料の支払方法の見直しについて議論された。
資料では、出産育児一時金の見直し案について概要とこれまでの経緯が示されている(p4~p11参照)。
また、長寿医療制度の見直しについては、基本的な考え方として(1)単に長寿医療制度を廃止し・・・
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2008年12月12日(金)
新たな「機能評価係数」、基本方針と具体的評価例を示す DPC評価分科会
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厚生労働省が12月12日に開催した中医協の診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会で配布された資料。この日は、調整係数の廃止と新たな機能評価係数の設定について議論された。
調整係数の役割は、(1)前年度並の収入確保(2)重症患者への対応能力・高度医療の提供能力等、現在の機能評価係数のみでは対応できていない病院機能の評価―の2つを含んでいるとの考えを示した。その上で、新たな「機能評価係数」に関する基本方針等・・・
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2008年12月12日(金)
平成21年度介護報酬改定に関する審議報告、概ね決定、次回会合で諮問・答申
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厚生労働省が12月12日に開催した社会保障審議会の介護給付費分科会で配布された資料です。この日は、平成21年度介護報酬改定に関する審議報告(案)が示された(p10~p22参照)。
案では、前回示された「たたき台」に、委員の意見を踏まえて追加された文言が下線で示されている。今後の方向性が追加されており、(1)今回の介護報酬改定が介護従事者の処遇改善につながっているかという点の検証実施(2)介護サービスの質の・・・
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2008年12月11日(木)
医療機器の「デバイス・ラグ」解消へ、アクションプログラムを報告 厚労省
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厚生労働省は、12月11日に内閣府が開催した「第4回対日投資有識者会議」において、「医療機器の審査迅速化アクションプログラム」を報告した。これは、5月20日の対日投資有識者会議で示された、医療機器の「デバイス・ラグ」解消についての提言を受け、策定されたもの。
アクションプログラムでは、(1)審査員の増員と研修の充実による質の向上(2)新医療機器・改良医療機器・後発医療機器3トラック審査制の導入等(3)審査・・・
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2008年12月11日(木)
長寿医療制度の保険料、広域連合平均徴収率は91.56% 厚労省
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厚生労働省は12月11日に、「長寿医療制度の保険料の普通徴収の徴収率(第1期)」を公表した。これは、現時点で収納率を把握している18の広域連合について整理したもの。
18の広域連合の平均徴収率は、91.56%だった(p2参照)。最高は96.37%、最低は83.23%となっているが、広域連合名は明らかにされていない。なお、保険料は納期後においても収納されるため、今後、各期とも収納率は向上していく見込みである。また、当・・・
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2008年12月11日(木)
電算処理分の調剤医療費の動向を公表 厚労省
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厚生労働省は12月11日に最近の調剤医療費(電算処理分)の動向(平成20年4月号)を公表した。資料には、(1)調剤医療費、処方せん枚数、処方せん1枚当たり調剤医療費(p2参照)(2)処方せん1枚当たり調剤医療費の報酬別内訳」(p3参照)(3)年齢階級別処方せん1枚当たり調剤医療費(p4参照)―が掲載されている。
平成20年4月の処方せん1枚当たり調剤医療費(電算処理分)は7405円であり、対前年同期比は2.0%で・・・
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2008年12月10日(水)
鳥インフルエンザ、人での発症事例は389人に WHO報告
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厚生労働省は12月10日に、平成20年12月9日現在の鳥インフルエンザ(H5N1)発生国及び人での発症事例(2003年11月以降)を公表した。
資料によると、WHOの確認している発症者数は計389人(うち死亡246人)で、各国の発症者数を示している(p1参照)。
インドネシアでは139人が発症(うち死亡者113人)、ベトナムでは106人が発症(うち死亡者52人)と報告されている(p1参照)。
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2008年12月10日(水)
特定健康診査等の実施に係る予算補助についての質問・回答を追加 Q&A
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厚生労働省は12月10日に、特定健康診査・特定保健指導に関するQ&A集の更新を行った。これは、特定健診等の準備や実施を通じて明らかとなった関係者等からの指摘事項等や、新たに周知しておくべき事項等が生じた場合に、随時、追記・訂正されているもの。
今回更新されたのは、「4.特定健康診査などの実施に係る予算補助について」の「(2)負担(補助)金の交付基準(交付要綱)について」の項目(p6参照)。これまで掲載・・・
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2008年12月10日(水)
年1回以上人間ドックを受診で健康状態が良好に 中高年者調査
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厚生労働省は12月10日に、中高年者縦断調査の結果を公表した。この調査は、団塊の世代を含む全国の中高年者の50歳から59歳の男女の「健康・就職・社会生活」について、意識面・事実面の変化の経過を継続的に調べたもの。調査結果は、高齢者対策等厚生労働行政施策の企画、実施、評価のための基礎資料を得ることを目的としている(p3参照)。
調査では、(1)夫婦のみの世帯が増えている(p5参照)(2)健康維持のため・・・
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2008年12月10日(水)
無保険状態の子どもに、有効期間6ヶ月の被保険者証の交付へ
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- 国民健康保険法の一部を改正する法律案要綱(12/10)《衆議院厚生労働委員会》
- 発信元:衆議院厚生労働委員会 カテゴリ: 医療保険
起草では、国民健康保険制度において、親の保険料滞納により中学生以下の子ども、約3万3000人がいわゆる無保険状態になっており、必要かつ適切な医療が受けられていないと指摘している。その上で、無保険状態となっている義務教育終了前の子どもには、有効期間を6ヶ月とする被保険者証を交付すること、としている(p1参照)。
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2008年12月10日(水)
医師確保対策について病院団体からヒアリング 自民党医療委員会
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自由民主党が12月10日に開催した「社会保障制度調査会医療委員会」で配布された資料。この日は、医師確保対策について、四病院団体協議会と全国自治体病院協議会からヒアリングを行った。
四病協は「医療提供を行う団体として医師不足問題に対する取り組み」をまとめた資料を提示して(1)医師不足の背景・不足解消の基本(2)現状の具体的な取り組み―を示している(p2~p56参照)。この中で、日本病院会は「医療機関に於け・・・
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2008年12月10日(水)
税体系の抜本的改革、社会保障の安定財源確保を 自民党
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自由民主党が12月10日に開催した税制調査会小委員会で配布された資料。この日は「税体系の抜本的改革の論点メモ」が提示された。
論点メモには、各税目の基本的方向性が示されており、消費課税の視点としては、「社会保障の安定財源確保」が明記されている(p2参照)。
また、10月30日に政府・与党が決定した「生活対策」について、「持続可能な社会保障構築とその安定財源確保に向けた中期プログラムの策定」について抜・・・
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2008年12月10日(水)
12月10日から、医療貸付、福祉貸付ともに貸付利率を0.1%引き下げ
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- 独立行政法人福祉医療機構(医療貸付・福祉貸付)貸付利率表(12/10)《福祉医療機構》
- 発信元:独立行政法人福祉医療機構 カテゴリ: 医療提供体制
医療貸付利率表(固定金利)によると、病院、診療所とも新築・増改築資金(甲種)は年1.8%から1.7%へ、増改築資金(乙種)・長期運転資金は年2.3%から2.2%へ、それぞれ引き下げられた。また介護老人保健施設、指定訪問看護事業、助産所等についても0.1%ずつ引き下げられている(p1参照)。
一方、福祉貸付利率表(固定金利)に・・・
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2008年12月09日(火)
2008年診療報酬改定、診療所にとって予定以上の厳しい結果 日医調査
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- 2008年4月の診療報酬改定の影響について(12/9)《日本医師会》
- 発信元:日本医師会総合政策研究機構 カテゴリ: 調査・統計
資料には、2008年4月の診療報酬改定の概要(p4~p9参照)診療報酬改定の影響(p10~p21参照)が示されている。これは、日本医師会の「2008年度緊急レセプト調査(4~6月分)」の概要(p22~p23参照)と、TKC全国会「TKC医業経営指標(平成20年4月~6月)の概要」(p24~p25参照)、厚生労働省「最近の・・・
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2008年12月09日(火)
医師確保対策、病院従事医師数は約1万7千人増やさなければならない 日医
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日本医師会はこのほど、日医総研ワーキングペーパーとして「医師確保のための実態調査」を公表した。この調査は、(1)全国で活用可能な医師不足対策を把握するため(2)地域、病院種別、病床規模別等の視点から、医師不足・偏在が顕著な分野を洗い出し、医師確保対策の優先度・重要度を明らかにするため―に実施された(p5参照)。
調査結果から、都道府県単位で見ても、二次医療圏単位で見ても、多くの地域で病院医師は不・・・
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2008年12月09日(火)
平成20年7月~9月までに医療事故による死亡は23件 日本医療機能評価機構
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- 医療事故情報収集等事業 第15回報告書(12/9)《日本医療機能評価機構》
- 発信元:財団法人日本医療機能評価機構 カテゴリ: 調査・統計
平成20年7月~9月までに医療事故による死亡は23件(p27参照)、平成20年4月~6月に発生したヒヤリ・ハット事例は5万8600件(p52参照)だったことを明らかにに・・・
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2008年12月09日(火)
国立がんセンター、国立循環器病センターなど6つの医療施設が独立行政法人に
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- 高度専門医療に関する研究等を行う独立行政法人に関する法律案に対する附帯決議(案)(12/9)《参議院厚生労働委員会》
- 発信元:参議院厚生労働委員会 カテゴリ: 医療制度改革
附帯決議案によると、政府は、高度専門医療に関する研究等を行う独立行政法人に関する法律について、「独立行政法人国立高度専門医療研究センターと独立行政法人制度との整合性について検討を行い、その検討に当たっては、研究開発法人制度についての検討も併せて行うものとすること」など、9つ・・・
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2008年12月09日(火)
社会保障制度調査会、平成21年度介護報酬改定について議論 自民党
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自由民主党が12月9日に開催した、社会保障制度調査会の介護委員会で配布された資料。この日は、平成21年度介護報酬改定等について議論された。
改定率については、「介護従事者については人材確保・処遇改善を図る必要があることから、プラス3.0%の介護報酬改定を行うこととした」と記載されている(p2参照)。
また、介護報酬改定における定員50人規模の特別養護老人ホームの取扱いについて、夜勤職員や看護職員の基準・・・
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2008年12月09日(火)
消費税を軸とした安定財源の社会保障目的税化と会計方法を提案
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政府が12月9日に開催した経済財政諮問会議で配布された資料。この日は、4回目の中間プログラム集中審議が行われた。今回のテーマは、「社会保障、税制抜本改革、歳出改革の総合に向けて」となっている(p1参照)。
有識者議員などから、(1)規制改革の推進について(p2~p5参照)(2)規制改革推進のための第3次答申に向けた規制改革会議の重点取組課題(p6~p9参照)(3)改革規制について(p10~p11参照)(4)中・・・
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2008年12月08日(月)
「マイクロ波子宮内膜アブレーション」を承認 先進医療専門家会議
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厚生労働省が12月8日に開催した先進医療専門家会議で配布された資料。この日は、先進医療として届出のあった新規技術(10月受付分)に対する事前評価結果等が公表された(p4~p5参照)。
「マイクロ波子宮内膜アブレーション」について、総合判定で「適」とされている(p6~p7参照)。
また、高度医療の事前評価結果等が示されており、「根治的前立腺全摘除術における内視鏡下手術用ロボット支援(前立腺がんに係るもの・・・
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2008年12月08日(月)
救急救命士による医療処置、省令・告示上の手当てを必要 構造改革特区
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- 構造改革特区に関する検討要請に対する各府省庁からの回答について(12/8)《内閣官房》
- 発信元:内閣官房 地域活性化統合事務局 カテゴリ: 医療提供体制
資料には、再検討要請に対する各省庁からの回答が示されている。厚生労働省に対しては、(1)ナースプラクティショナー養成コ・・・
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2008年12月08日(月)
多様な勤務体制が看護職の確保定着に資する対策として、事例紹介
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厚生労働省が12月8日に開催した、看護の質の向上と確保に関する検討会で配布された資料。この日は、看護職員の確保や新人看護職員の質の向上について議論された。
事務局からは、看護職員の確保について、(1)看護職員の状況(2)看護職員の需給の状況(3)看護職員確保対策(4)社会保障国民会議資料(抜粋)―などをまとめた資料が提示された(p11~p45参照)。
また、新人看護職員の質の向上については、看護基礎教育で・・・
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2008年12月08日(月)
高等学校の看護教育に関する検討会、報告書案を提示 文科省
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文部科学省が12月8日に開催した「高等学校の看護教育に関する検討会」で配布された資料。この日は、同検討会の報告書(案)が示された(p18~p29参照)。
報告書案では、(1)現状と成果(2)看護教育の充実に向けた方策を検討する上での論点(課題・問題点等)(3)高等学校の看護教育の充実に向けた具体的方策(4)今後の展望・検討課題―について記載されている(p5参照)。
この中で、准看護師課程の高等学校は、准・・・
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2008年12月08日(月)
周産期医療と救急医療の確保と連携について、中長期的な対策を検討
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厚生労働省が12月8日に開催した、周産期医療と救急医療の確保と連携に関する懇談会で配布された資料。この日は、今後の対策のうち、中長期的対策について議論された。
資料には、(1)短期目標として実現可能な対策について(骨子案)(p8~p9参照)(2)母体搬送に係る事案において搬送を受け入れられなかった病院からの聞き取り調査結果について(p10~p17参照)(3)周産期医療ネットワークに関する実態調査結果・・・
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