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参考 報告書(最終版)(4)LIFEを活用した取組状況の把握および訪問系サービス・居宅介護支援事業所におけるLIFEの活用可能性の検証に関する調査研究事業(報告書) (111 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31947.html
出典情報 社会保障審議会介護給付費分科会(第215回 3/16)《厚生労働省》
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身長は利用開始時に情報を得ているが、体重はデイサービス等の他サービス併用者でないと評価が
難しい。他サービス併用者については、他事業所で評価された LIFE の情報がシステム上で共有さ
れるとよい。(定期巡回・随時対応型訪問介護看護)



LIFE システムに慣れるまでは、操作性について少し負担に感じた。(定期巡回・随時対応型訪問介
護看護)



決められた端末でしか操作できないのは作業効率が悪かった。起動から利用開始当初は難しく感じ
た。また、PC の入れ替え時の LIFE の引継ぎが煩雑であった。
(訪問看護)



医療に関連する項目は介護事業所単体でアセスメントするのは難しく、連携する他サービス・医療
従事者との連携が必要である。他の項目については居宅介護支援事業所での入力が可能である。
(定期巡回・随時対応型訪問介護看護)



身長・体重についてはデイサービスや担当ケアマネジャーからの情報提供で収集は可能である。身
長・体重を測定している他サービスを利用者が利用していれば何とかなるが、単体のサービス利用
の場合難しく、また他サービスであっても毎回情報を収集するのは難しい可能性がある。
(定期巡
回・随時対応型訪問介護看護)



今回、LIFE で入力することになっていた項目は、すべて普段他事業所から共有されている情報だっ
たため、居宅介護支援事業所で別途利用者の状態について評価する必要はなかった。そのため他事業
所から共有された情報をそのまま LIFE に入力した。なお、情報はあまり介護ソフトに入力しておら
ず、紙で受領・保管・閲覧している。そのため、仮に CSV 連携できるソフトだったとしても、転記の
手間が発生しただろう。
(居宅介護支援)



他事業所からデータ内で連携できるのが理想的であり、統一した書式でアセスメントまで落とし込
まれているとありがたい。
(居宅介護支援)



看護職はアセスメントの実施と記録に慣れているがリハビリ職では習慣化されていない(アセスメ
ントは行っているが記録していない場合が多い)
。訪問すれば思いだすような状況で、現場での判断
に応じている場合が多い。
(訪問看護)



通常の介護支援専門員によるアセスメントでは、アセスメント項目に沿って網羅的に確認すること
が少なく、利用者とのコミュニケーションを通して利用者の困っている部分を深堀するため、LIFE
のアセスメント項目を網羅するには多くの時間を要した。
(居宅介護支援)



体重や身長等の訪問看護サービスで測定しにくい項目については、通所先で測定していない場合は
自事業所で測定する必要があり、負担であった。
(訪問看護)



薬剤情報の用法・容量(特に点滴、塗り薬)やインスリン等の状況に応じて服薬方法が変化する場合
の入力方法がわからなかったため、簡便に入力できる方法があるとよい。
(訪問看護)

③ フィードバック票が活用できる場面、具体的な活用方法


お客様に公表することによって、ケアの状態を定量的に見せることができると感じたため、実際に
訪問介護でも LIFE が導入された際にはフィードバック情報を公表したい。事業所・お客様双方に
とって有益な情報と感じた。(訪問介護)

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