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参考 報告書(最終版)(4)LIFEを活用した取組状況の把握および訪問系サービス・居宅介護支援事業所におけるLIFEの活用可能性の検証に関する調査研究事業(報告書) (112 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31947.html
出典情報 社会保障審議会介護給付費分科会(第215回 3/16)《厚生労働省》
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利用者フィードバック票については、各利用者の全体像の情報があると利用者の経時変化を比較し
やすい。事業所フィードバック票は、モデル事業対象の 3 名では少なかったため活用するのは難し
かった。もう少し登録者数が増えると活用できる可能性がある。
(訪問看護)



特にケアプランの見直し時期・再アセスメント時期にフィードバック票を参照することで、状態の
変化を明確に捉えられるのではないかと感じた。
(定期巡回・随時対応型訪問介護看護)



担当者会議や事業所内のケースカンファレンス等の会議体で情報共有・議論するための材料として
も活用できると感じた。
(定期巡回・随時対応型訪問介護看護)



状態が安定されている利用者に対してはフィードバック票が活用しやすいが、変化が大きい利用者
に対しては活用が難しかった。特に定期巡回ではターミナル等の短期の利用が多いため、入力~フ
ィードバック票受領までに時間を要するとなると活用がより難しい。
(定期巡回・随時対応型訪問介
護看護)



利用者フィードバック票は担当者会議の場で共有することができると考えている。担当者会議を開
催するかどうかを判断する際の参考情報としても使えると思慮。事業所フィードバック票につい
て、
(似たような状態の利用者集団を定義して、コホートでアウトカムを追うことでケアの質の違
いを明らかにする、という手法は)居宅介護支援以外の事業所であれば活用できる情報だと思う
が、居宅介護支援での活用イメージは湧かない。
(居宅介護支援)



半年に 1 回の提供の場合、担当者会議(ケアプラン立案時)
、地域ケア会議(事業所間)
、ケアプラン
勉強会(事業所レベル別)等で可視化された共通の資料として活用できる可能性がある。
(居宅介護
支援)



事業計画書・報告書で利用者の状態像を報告する際に活用できる。
(居宅介護支援)



経営会議にて補足的な資料として活用できる。補足的な使用方法としては、介護度が低くても家族の
強い要望や利用者の性格などにより事業所の割く労力が大きくその影響で経営が赤字となる場合が
ある。事業所が赤字になっている原因について、経営層に対して示せるデータとなりうる。
(居宅介
護支援)



脳梗塞等で状態像の変化が大きい利用者の場合、フィードバック票の経時的な比較はサービスの見
直しに役に立つと考えられる。
(居宅介護支援)



利用者の支援の重点ポイントを抽出する際の補助的な資料として利用者フィードバック票を活用で
きると考えられる。
(居宅介護支援)



月 1 回の事業所内のミーティングや、
事業所内で活用している SNS でフィードバック票を共有した。
全国の施設との比較時に要介護度の分布をフィードバック票で確認できた。特に進行性疾患を有す
る利用者の場合はフィードバック票を定期的に共有できると、より良いケアの方法について検討で
きると感じた。利用者が何を目指してサービスを受けるのかを検討するための情報になり得る。
(訪
問看護)

④ フィードバック票の課題、意見等


現状の程度で十分であり、読みやすいと感じた。
(訪問介護)



介護・看護を効果的にするには利用者の想いをくみ取る必要があり興味関心チェックを活用するの
は一案かと思う。
(訪問看護)

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