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参考 報告書(最終版)(4)LIFEを活用した取組状況の把握および訪問系サービス・居宅介護支援事業所におけるLIFEの活用可能性の検証に関する調査研究事業(報告書) (73 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31947.html
出典情報 社会保障審議会介護給付費分科会(第215回 3/16)《厚生労働省》
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を聞き取り、チャットで共有している。


初回は1時間程度データ入力に時間を要するが、2 回目以降にかかる時間は少なくなる。4 月・
7月は、20 人分程度まとめて入力する場合もあるため、1~2 時間かかる場合もある。4 月以外
の月は、全てのアセスメント結果を入力する訳ではないため、新規利用者がいたとしても 1 時
間以内で入力できる。



フィードバック票を活用した取組みは特に行っていない。フィードバック票のダウンロードが、
去年の夏頃まではできていたが、それ以降出来なくなってしまった。フィードバックの共有の必
要性を感じないため、ヘルプデスクへの問合せ等は行っていない。介護ソフト等に保管された
データを共有して活用している。



入居者約 35 名分のデータ登録を、介護支援専門員が1人で行っている。介護支援専門員の指導
の下でグループワークを実施し、アセスメント情報等は職員間で共有しているが、介護支援専門
員以外の職員がアセスメント表を作成する機会は基本的にはない。



データ登録の方法を理解できておらず、また入力頻度が半年に一度のみであることもあり、手間
がかかっている。



継続分については、必要な部分のみ書き換えているため、所要時間は 30 分程度である。初回の
場合は、所要時間は1時間以内程度である。初回については、所定の期限までに入力を行ってい
る。会社の規定により、4月・10 月には、必ず利用者全員分を更新することとなっている。



将来的に LIFE のフィードバック票を活用するかは不明である。現在、人員配置が充実しており、
個別的なケアに近いサービスを提供している。ケアプランについても各利用者の状態に応じて
属人的に考えているため、他の利用者と比較することはあまり想定できない。



管理者、ケアマネジャー、生活相談員の 4 名が LIFE の入力を行っている。ケアマネジャーが一
括してアセスメントを行い、カバーしきれない部分は現場のリーダー・サブリーダーから話を聞
くこともある。新規については生活相談員が関わる場合もある。



科学的介護しか算定しておらず、全国平均値しか見ていない。要介護度別の利用者数、認知症、
生活機能レベルなどを見ている。毎回注目している項目がある訳ではなく、入力したついでにフ
ィードバック票も見る程度である。



個々の利用者について話す会議をフロアごとに実施している。会議では、データよりも日々の出
来事等のリアルタイムの情報に重きを置いているため、将来的にもフィードバック票の活用は
想定しづらい。ケアマネジャーがケアプランを更新する際に、フィードバック票を参照すること
は考えられる。



月1回、多職種で利用者のケアの内容やケアの統一方法などを話し合っている。現在は、本人の
様子をよく見ている現場職員が問題提起して、そこを起点に話し合っている。内容自体は LIFE
に載っていることなので、フィードバック票が充実したら活用できると思う。



LIFE に関する不明点は、各事業所から本社の運営部に相談し、運営部から LIFE の問合せ窓口に
問合せ、事業所に返す仕組みになっている。操作 ID などのシステム上の質問は事業所から LIFE
の問合せ窓口に直接問い合わせることもあるが、内容に関しては本社の運営部に問い合わせて
いる。



LIFE を活用する前後の変化

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