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第六次薬物乱用防止五か年戦略本文 (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubutsuranyou_taisaku/index.html
出典情報 第六次薬物乱用防止五か年戦略(令和5年8月8日決定)(8/8)《厚生労働省》
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務する医療従事者の対応力向上や潜在的な薬物依存症者の早期発見、
早期対応に資するための研修の充実を図る。(厚生労働省)
(2)刑事司法関係機関等が連携した社会復帰につなげる息の長い指導・支援
の推進
薬物の再乱用を防止するためには、薬物依存症の患者である場合もある
薬物事犯者に対し、薬物を使用しないよう指導することに加え、薬物依存症
は適切な治療・支援により回復することができる病気であるという認識を
持たせ、適切な治療・支援を受けさせる等、刑事施設等入所中から保護観察
を経て地域移行に至るまでの継続的かつ長期的な指導・支援を充実させる
ことが重要であることから、以下の取組を行う。
(矯正施設における効果的な指導・支援の推進)
・ 矯正施設における適切なアセスメントの実施を推進し、再犯リスク
を踏まえた効果的な指導を実施するとともに、薬物指導等体制を整備
する。(法務省)
(保護観察対象者に対する効果的な指導・支援の推進)
・ 薬物再乱用防止プログラムを特別遵守事項に義務付けて実施すると
ともに、同プログラムに基づく指導を義務付けられない者に対しては、
自発的意思に基づく簡易薬物検出検査を受けるよう働き掛ける。(法
務省)
・ 薬物依存のある保護観察対象者に対し、必要に応じて地域の医療機
関における医療や精神保健福祉センター等における支援を受けるよう
働き掛ける。(法務省)
・ 必要な知識・資格等がなく、又は自己の能力に応じた適切な職業選
択ができないなどにより、求職活動が円滑に進まない場合や一旦就職
しても離職してしまう場合などがあるという課題を踏まえ、薬物依存
のある者を含む保護観察対象者に対し、就労に向けたきめ細かな支援
の充実を図る。(法務省)
・ 薬物依存のある刑務所出所者等の再乱用防止対策等を充実強化し、
引き続き地域においても適切な支援を受けることができるよう、地方
更生保護委員会及び保護観察所における所要の体制整備を図る。(法
務省)
・ 薬物依存からの回復等に関する専門家を招へいし、薬物依存のある
保護観察対象者の処遇に当たる保護観察官を対象として薬物依存対策
研修やスーパーバイズを実施する。(法務省)
(保護司適任者の確保と活動基盤の強化)
・ 薬物依存のある保護観察対象者の社会復帰支援を担う保護司の安定
的確保を推進するため、保護司候補者検討協議会や保護司活動インタ
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