よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


第六次薬物乱用防止五か年戦略本文 (30 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubutsuranyou_taisaku/index.html
出典情報 第六次薬物乱用防止五か年戦略(令和5年8月8日決定)(8/8)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

情を的確に把握し、その事情に即した対策を講じることが不可欠であるこ
とから、各国・地域の対応状況を把握するため、以下の取組を行う。
(薬物乱用対策に係る情報集約体制の強化)
・ 各国・地域において開催される薬物乱用対策に関する国際会議へ積
極的に出席し、各国・地域の薬物乱用対策の把握に努める。(警察庁、
厚生労働省、財務省、海上保安庁)
・ 北太平洋地域の海上保安機関を対象とした「北太平洋海上保安フォ
ーラム」及びアジア地域の海上保安機関を対象とした「アジア海上保
安機関長官級会合」に参加し、薬物密輸対策をテーマとした情報交換
の場を活用して、薬物乱用対策、薬物密輸対策及び薬物取締方策に関
する意見交換等を行い、協力体制の強化を図る。(海上保安庁)
・ 各国・地域の薬物乱用対策に係る知見を積極的に収集、分析し、適
切に発信する。(厚生労働省)
・ インターネット対策等をはじめとする各国・地域の薬物事犯に対す
る捜査手法について情報を収集し、活用する。(警察庁、厚生労働省、
海上保安庁)
(国際機関等と連携した薬物乱用対策にかかる情報共有体制の強化)
・ 国際会議等への参加の機会を利用し、各国機関及び国連薬物・犯罪
事務所(UNODC)をはじめとする国際機関等と薬物乱用対策に係
る情報共有体制の強化を図る。(厚生労働省、警察庁、財務省、海上
保安庁)
(3)国際会議・国際枠組への積極的な参画
国連麻薬委員会(CND)における薬物政策を巡る議論に加え、国連薬
物・犯罪事務所(UNODC)や国際刑事警察機構(ICPO)等の国際
機関を通じた技術協力及び捜査協力の推進に積極的に参加することにより、
国際連携を強化するとともに、我が国の薬物対策等への理解を促すため、
以下の取組を行う。
(情報交換や連携強化による積極的な国際貢献)
・ 「アジア・太平洋地域薬物取締機関長会議(HONLEA)」等の
地域会議に積極的に出席し、効果的な薬物対策に必要な国際的・地域
的取組を推進し、アジア地域の薬物対策を強固にするための施策に関
する協議や知見の共有を図る。(警察庁、厚生労働省、財務省、海上
保安庁)
・ 「国連麻薬委員会(CND)」をはじめとする国際会議や各種の専
門家会合等に積極的に参加し、我が国の取組や考えについて理解を得
るとともに、諸外国関係機関との連携を一層強化していく。(外務省、
厚生労働省、警察庁、財務省、海上保安庁)
29