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参考資料9 障害者自立支援法違憲訴訟団定期協議要請書 (18 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36435.html
出典情報 社会保障審議会 障害者部会(第138回 11/20)《厚生労働省》
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施設では入所者の高齢化・重度化が進んでいます。併せて家族の高齢化も進んで
います。我が家は単に高齢化だけではなく介護保険を利用する状態です。そのため
この一年以上息子は自宅に帰省できなくなっています。大地の入所者の半分以上が
土日は帰省できずに残っています。帰省させられない親としては職員さんの苦労が
とても気になります。入所者に対してはいつも頭が下がるほどに丁寧で、にこやか
にかかわってくれています。

埼玉

昨年も同じことを書いた覚えがありますが、報酬の問題はこの間全く改善されて
いません。
「日割りの問題」
「夜間の報酬の問題」
「土日の報酬の問題」少ない職員体
制でやりくりしている状況です。その上コロナ対策には神経をすり減らしていま
す。職員が安心して働き続けられる体制をぜひぜひ検討してください。宜しくお願
いします。
【原告A.Tさん・補佐人】
訴訟、基本合意の締結から長い年数が経ち、私自身も大きな病気を患い、老いは隠
せません。そんな中、かがやき共同作業所は入所施設を作るという大きな夢の再開を
始めましたが、国は施設整備予算を減らし地域での生活を奨励しています。現状は非
常に厳しい状況です。重度知的障がいの重い人にとってはハードルが高く、重い人は
どこへ行ったらいいのでしょうか。親子共倒れすれば良いのでしょうか。国に答えて
頂きたいです。
【原告Iさん・補佐人】

愛知

・「今困っていることはないかな。仕事でやりたいことは洗浄かな。二人でやってい
るから。がんばりたいです。これからの夢はコロナがおさまってほしいです。そした
らみんなで行きたいなって。盆踊りとかやりたいかなって。行きたい場所はまだ決ま
ってない。高森さん(弁護士)との会議は今度いつ?出たいと思う。」
(障害者自立支援違憲訴訟に関わる会議のこと。みんなで集まる会議も楽しみにし
ているようです)」
【原告Bさん】*事業所職員が聴き取り
本人は 55 才。月曜日から土曜日まではデイサービスに通っています。全盲と知的
障害、ダウン症があります。父親 82 才。母親 79 才、緑内障の手術をしました。1か
月前にも本人が発熱しましたが、コロナやインフルの検査もせず1週間自宅で待機し
ました。2~3 日で熱も下がり夏風邪だと思います。本人もコロナが怖いと言ってマス
クはしっかりつけています。
今年5月にも目の手術をしました。母親も3日間病院に付添い、泊まりました。彦
根から京都の病院まで、父親の運転で片道2時間半かけての通院に毎月、30 年連れて
行っています。

滋賀

将来のことの不安は、ずーとあります。市内の盲重複の入所施設に入ってほしいの
ですが、本人は「コロナがうつると、かなん」と拒否しています。計画相談員さんも
親のどちらかが倒れたら本人も覚悟するのではないかと言われています。
時々3人まとめて亡くなれたら…と思うことも。でも、生きている間は頑張って生
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