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資料2-1 医薬品等の使用上の注意の改訂について [289KB] (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36611.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会(令和5年度第2回 11/30)《厚生労働省》
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(新設)

慢性疼痛患者で、アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤によ
る喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者〔本剤を用いず、
個別のアセトアミノフェン製剤を用いた用量調節を考慮すること。ア
スピリン喘息又はその既往歴のある患者では、アセトアミノフェン
の 1 回あたりの最大用量は 300mg 以下とすることとされている
が、本剤は 1 錠中にアセトアミノフェンを 325mg 含有している。アス
ピリン喘息の発症にプロスタグランジン合成阻害作用が関与して
いると考えられ、症状が悪化又は再発を促すおそれがある。〕

【「医療用医薬品の電子化された添付文書の記載要領について」(令和 3 年 6 月 11 日付け薬生発 0611 第 1 号局長通知)に基づく改訂(新記載要領)】

現行
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
消化性潰瘍のある患者[症状が悪化するおそれがある。]

改訂案
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
〈効能共通〉
(削除)

重篤な血液の異常のある患者[重篤な転帰をとるおそれがある。]

(削除)

重篤な腎障害のある患者[重篤な転帰をとるおそれがある。]

(削除)

重篤な心機能不全のある患者[循環系のバランスが損なわれ、心
不全が増悪するおそれがある。]

(削除)

アスピリン喘息(非ステロイド製剤による喘息発作の誘発)又はそ
の既往歴のある患者[アスピリン喘息の発症にプロスタグランジン
合成阻害作用が関与していると考えられる。]

〈抜歯後の疼痛〉
アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤による喘息発作の誘
発)又はその既往歴のある患者[アスピリン喘息の発症にプロス
タグランジン合成阻害作用が関与していると考えられる。]

7. 用法及び用量に関連する注意
〈非がん性慢性疼痛〉
(新設)

7. 用法及び用量に関連する注意
〈非がん性慢性疼痛〉
アスピリン喘息又はその既往歴のある患者に対して本剤を投与
する場合は、1 回 1 錠とすること。

9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者

9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
〈効能共通〉
消化性潰瘍又はその既往歴のある患者
症状が悪化又は再発を促すおそれがある。

消化性潰瘍の既往歴のある患者
消化性潰瘍の再発を促進するおそれがある。
血液の異常又はその既往歴のある患者(重篤な血液の異常のある
患者を除く)
血液障害を起こすおそれがある。

血液の異常又はその既往歴のある患者
症状が悪化又は再発を促すおそれがある。

心機能異常のある患者(重篤な心機能不全のある患者を除く)
症状が悪化するおそれがある。

心機能異常のある患者
症状が悪化又は心不全が増悪するおそれがある。

(新設)

〈非がん性慢性疼痛〉
アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤による喘息発作の誘
発)又はその既往歴のある患者
本剤を用いず、個別のアセトアミノフェン製剤を用いた用量調節
を考慮すること。アスピリン喘息又はその既往歴のある患者で
は、アセトアミノフェンの 1 回あたりの最大用量は 300mg 以下と
することとされているが、本剤は 1 錠中にアセトアミノフェンを
325mg 含有している。アスピリン喘息の発症にプロスタグランジ
ン合成阻害作用が関与していると考えられ、症状が悪化又は再
発を促すおそれがある。

9.2 腎機能障害患者
重篤な腎障害のある患者
投与しないこと。重篤な転帰をとるおそれがある。

9.2 腎機能障害患者
(削除)

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