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資料2-1 医薬品等の使用上の注意の改訂について [289KB] (4 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36611.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会(令和5年度第2回 11/30)《厚生労働省》 |
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【「医療用医薬品の電子化された添付文書の記載要領について」(令和 3 年 6 月 11 日付け薬生発 0611 第 1 号局長通知)に基づく改訂(新記載要領)】
現行
改訂案
11. 副作用
11.1 重大な副作用
全身性紅斑性狼瘡(SLE)様症状の増悪
11. 副作用
11.1 重大な副作用
ループス様症候群
特に 6 ヵ月以上使用している長期投与例で多く報告されている。
【「医療用医薬品の電子化された添付文書の記載要領について」(令和 3 年 6 月 11 日付け薬生発 0611 第 1 号局長通知)に基づく改訂 (新記載要領)】
2315
エンシトレルビルフマ
ル酸
625 抗ウ
イルス剤
現行
改訂案
11. 副作用
(新設)
11. 副作用
11.1 重大な副作用
アナフィラキシー
も聴取した結果、本剤とループス
様症候群との因果関係の否定で
きない国内症例が集積したこと、
及び当該事象の発現は長期投
与例で多い傾向が認められたこ
とから、使用上の注意を改訂す
ることが適切と判断した。
*:医薬品医療機器総合機構
における副作用等報告デー
タベースに登録された症例
アナフィラキシー関連の国内症
例を評価した。症例の因果関係
評価及び使用上の注意の改訂
要否について、専門委員の意見
も聴取した結果、本剤とアナフィ
ラキシーとの因果関係の否定で
きない症例は 1 例であるもの
の、異物である本剤に対するア
ナフィラキシーの発現は潜在的
リスクとして自明であり、緊急承
認品目として遅滞ない安全対策
措置が重要であると考えたこと
から、さらなる症例集積を待たず
に、使用上の注意を改訂するこ
とが適切と判断した。
アナフィラキシー関連症例*の国
内症例の集積状況は以下のと
おり。
QT 延長及びトルサード ド ポア
ント関連の症例を評価した。症例
の因果関係評価及び使用上の
注意の改訂要否について、専門
委員の意見も聴取した結果、本
剤と QT 延長との因果関係の否
定できない国内及び海外症例が
集積したことから、使用上の注意
を改訂することが適切と判断し
た。
心電図 QT 延長及びトルサード
ド ポアント関連症例*の集積状
況は以下のとおり。
3 例(うち、医薬品と事象との因
果関係が否定できない症例 1
例)
【死亡 0 例】
*:医薬品医療機器総合機構
における副作用等報告デー
タベースに登録された症例
令和5年8月 29 日発出
【「医療用医薬品添付文書の記載要領について」(平成 9 年 4 月 25 日付け薬発第 606 号局長通知)に基づく改訂(旧記載要領)】
現行
2316
リバスチグミン
119 その
他の中枢
神経系用
薬
改訂案
重要な基本的注意
重要な基本的注意
本剤の投与により、徐脈、房室ブロック等があらわれることがある
本剤の投与により、徐脈、房室ブロック、QT 延長、Torsade de
ので、特に心疾患(心筋梗塞、弁膜症、心筋症等)を有する患者や
pointes 等があらわれることがあるので、特に心疾患(心筋梗塞、
電解質異常(低カリウム血症等)のある患者等では、重篤な不整
弁膜症、心筋症等)を有する患者、電解質異常(低カリウム血症
脈に移行しないよう観察を十分に行うこと。
等)のある患者や QT 延長又はその既往歴・家族歴のある患者等
では、重篤な不整脈に移行しないよう観察を十分に行うこと。
副作用
重大な副作用
狭心症、心筋梗塞、徐脈、房室ブロック、洞不全症候群:
狭心症、心筋梗塞、徐脈、房室ブロック、洞不全症候群があらわ
れることがあるので、このような場合には直ちに投与を中止し、適
切な処置を行うこと。
副作用
重大な副作用
狭心症、心筋梗塞、徐脈、房室ブロック、洞不全症候群、QT 延
長:
狭心症、心筋梗塞、徐脈、房室ブロック、洞不全症候群、QT 延長
があらわれることがあるので、このような場合には直ちに投与を中
止し、適切な処置を行うこと。
4
国内症例
11 例(うち、医薬品と事象との
因果関係が否定できない症例
5 例)
【死亡 0 例】
海外症例
15 例(うち、医薬品と事象との
因果関係が否定できない症例 3
例)
【死亡 0 例】
*:医薬品医療機器総合機構
における副作用等報告データベ
ースに登録された症例
現行
改訂案
11. 副作用
11.1 重大な副作用
全身性紅斑性狼瘡(SLE)様症状の増悪
11. 副作用
11.1 重大な副作用
ループス様症候群
特に 6 ヵ月以上使用している長期投与例で多く報告されている。
【「医療用医薬品の電子化された添付文書の記載要領について」(令和 3 年 6 月 11 日付け薬生発 0611 第 1 号局長通知)に基づく改訂 (新記載要領)】
2315
エンシトレルビルフマ
ル酸
625 抗ウ
イルス剤
現行
改訂案
11. 副作用
(新設)
11. 副作用
11.1 重大な副作用
アナフィラキシー
も聴取した結果、本剤とループス
様症候群との因果関係の否定で
きない国内症例が集積したこと、
及び当該事象の発現は長期投
与例で多い傾向が認められたこ
とから、使用上の注意を改訂す
ることが適切と判断した。
*:医薬品医療機器総合機構
における副作用等報告デー
タベースに登録された症例
アナフィラキシー関連の国内症
例を評価した。症例の因果関係
評価及び使用上の注意の改訂
要否について、専門委員の意見
も聴取した結果、本剤とアナフィ
ラキシーとの因果関係の否定で
きない症例は 1 例であるもの
の、異物である本剤に対するア
ナフィラキシーの発現は潜在的
リスクとして自明であり、緊急承
認品目として遅滞ない安全対策
措置が重要であると考えたこと
から、さらなる症例集積を待たず
に、使用上の注意を改訂するこ
とが適切と判断した。
アナフィラキシー関連症例*の国
内症例の集積状況は以下のと
おり。
QT 延長及びトルサード ド ポア
ント関連の症例を評価した。症例
の因果関係評価及び使用上の
注意の改訂要否について、専門
委員の意見も聴取した結果、本
剤と QT 延長との因果関係の否
定できない国内及び海外症例が
集積したことから、使用上の注意
を改訂することが適切と判断し
た。
心電図 QT 延長及びトルサード
ド ポアント関連症例*の集積状
況は以下のとおり。
3 例(うち、医薬品と事象との因
果関係が否定できない症例 1
例)
【死亡 0 例】
*:医薬品医療機器総合機構
における副作用等報告デー
タベースに登録された症例
令和5年8月 29 日発出
【「医療用医薬品添付文書の記載要領について」(平成 9 年 4 月 25 日付け薬発第 606 号局長通知)に基づく改訂(旧記載要領)】
現行
2316
リバスチグミン
119 その
他の中枢
神経系用
薬
改訂案
重要な基本的注意
重要な基本的注意
本剤の投与により、徐脈、房室ブロック等があらわれることがある
本剤の投与により、徐脈、房室ブロック、QT 延長、Torsade de
ので、特に心疾患(心筋梗塞、弁膜症、心筋症等)を有する患者や
pointes 等があらわれることがあるので、特に心疾患(心筋梗塞、
電解質異常(低カリウム血症等)のある患者等では、重篤な不整
弁膜症、心筋症等)を有する患者、電解質異常(低カリウム血症
脈に移行しないよう観察を十分に行うこと。
等)のある患者や QT 延長又はその既往歴・家族歴のある患者等
では、重篤な不整脈に移行しないよう観察を十分に行うこと。
副作用
重大な副作用
狭心症、心筋梗塞、徐脈、房室ブロック、洞不全症候群:
狭心症、心筋梗塞、徐脈、房室ブロック、洞不全症候群があらわ
れることがあるので、このような場合には直ちに投与を中止し、適
切な処置を行うこと。
副作用
重大な副作用
狭心症、心筋梗塞、徐脈、房室ブロック、洞不全症候群、QT 延
長:
狭心症、心筋梗塞、徐脈、房室ブロック、洞不全症候群、QT 延長
があらわれることがあるので、このような場合には直ちに投与を中
止し、適切な処置を行うこと。
4
国内症例
11 例(うち、医薬品と事象との
因果関係が否定できない症例
5 例)
【死亡 0 例】
海外症例
15 例(うち、医薬品と事象との
因果関係が否定できない症例 3
例)
【死亡 0 例】
*:医薬品医療機器総合機構
における副作用等報告データベ
ースに登録された症例