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【資料2】医薬品の安定供給確保の現状と課題 (24 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36723.html
出典情報 医療用医薬品の安定確保策に関する関係者会議(第9回 12/11)《厚生労働省》
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ご議論いただきたい論点(案)



第8回医療用医薬品の安定確保策に関する関係者会議
令和5年6月16日

資料


以下の論点(案)について、不足している視点などについてご指摘いただき、今後の方向性を整理する。
安定確保会議で議論すべき論点については、次回以降、別途進め方についてお示しする予定。

論点(案)
供給リスクに
応じた対応

供給リスク
監視の強化





海外に過度に依存している医薬品については、経済安全保障上
の課題である一方、製造技術の海外依存など、供給源の複数化な
どの短期的な施策の実施が困難である場合を考慮した取組が必要
なのではないか。
各企業において、供給リスクの分析を行い、継続的な対策を実
施していく必要があるが、サプライチェーンを取り巻く課題を管
理可能な人材や企業内の体制整備が不十分であることを踏まえた
取組が必要なのではないか。

具体例
・ 各企業による個別医薬品の安定供給への
責任のあり方の整理
・ 各企業での事業継続管理計画整備の要請
・ 安定確保医薬品等の医療上必要な医薬品
の今後のあり方の検討
・ 調達のあり方(共同購入等)の整理
・ 規制の違いによる課題の実態把握
・ グローバルサプライチェーン管理人材の
養成

供給情報の
共有と連携

安定確保のた
めのインセン
ティブ





供給情報が不透明であることにより、市場在庫の偏在や供給不
安が解消されていない現状を踏まえた取組が必要なのではないか。

すでに不採算となった医薬品の薬価の引き上げなど、短期的な
施策については、足下の不採算を解消できる一方、安定確保に向
けた追加投資にはつながらないため、根本的な問題解決を目指す
観点での取組があわせて必要なのではないか。

・ 適正在庫や供給調整の考え方の整理
・ 国民の生存に甚大な影響のある医薬品の
緊急時を含めた代替薬の考え方の整理
・ 製造能力の目標値や限定出荷の解除の考
え方の整理
・ 安定供給への投資の評価
・ 先進的な製造技術開発への支援 など

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